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グローバル育児、価値観の崩壊

こんにちは、7歳と4歳の子供を育てるママです。発達心理学に基づく育児カウンセラーの資格を普段の育児に活かしながら、バイリンガル育児をしています。

今回は、グローバル育児をしていたら自分の価値観が崩壊したので、そのお話を書こうと思います。

グローバル育児とは、勝手に名付けましたが、外国の文化や価値観や考え方を育児に取り入れるといった感じです。

ところ変われば価値観も180度変わる。
本当にその通りで、今まで学校であんなに厳しく教わってきたルールは何だったの??と疑心暗鬼になってしまいました。

現在、子供たちは上の子はイギリス系の学校、下の子はカナダ系の学校に通っています。
どちらの学校も、私が日本の小学校で教わっていた価値観とは全く異なるので、いつも子供たちに「え?!本当に先生がそんなこと言ったの?!」と何度も聞いてしまうことがよくあります。

例えば、
日本の教育→学校にお菓子は持ち込まない、給食は残しちゃダメ
他国の教育→スナック(ヘルシーなものを推奨)は午前と午後に1回ずつ(食べてもいいし食べなくてもいい)、ランチタイムは短い

お〜、スナックタイム楽しそう!
日本の学校ではお菓子絶対怒られたのに。。。
他国の教育では、食事は一度にたくさん摂るよりも、こまめに食べた方が栄養の摂取効率がいい。特に小さい子供ほど、食事回数を分けた方がいいので、午前と午後に、スナックタイムを挟み、フルーツやグラノーラ、ヨーグルト、スムージーなど、軽食を推奨しています。

他にも、
日本の教育→床に座るときは体育座り
他国の教育→体育座りは骨盤が歪むからしないで。基本はあぐらをかく、座っていればなんでもいい。

え、まじか、、、私ずっと骨盤歪めてたの⁈
でも確かに、体育座りって、猫背にもなりやすいです。。。
そして、座り方を全員で揃える意味あるのかい?
日本の学校って何でも同じ、揃えたがるのはなぜでしょう⁇

更に、
日本の教育→スイカは野菜
他国の教育→スイカはフルーツ

え!?
娘よ、これは流石に聞き間違えたのでは?
と思って調べたら、スイカは野菜としているのは日本の農林水産省であって、Botanically(植物学的に)スイカはフルーツとのこと。他にも、かぼちゃ、ピーマン、トマト、ナスなどもフルーツだとさ。。。

なんと!?
「知ってる?スイカは野菜なんだよー」
と自慢げに知識を披露してきた自分に今すぐ教えてあげたい…教科書を信じてはいけない、と。。。

こんな感じで、今まで日本の教科書と日本の学校のルールが確実に私の価値観や常識の一部となっていたことが、日々崩壊しております。

教育って政府の意向が詰まった場所。そこで私たちの価値観や常識が創り上げられてきたのは間違いない。
でも、ところ変われば教育も変わる。価値観も常識も変わる。
今まで教わってきた事が全て正しいわけではない。知らないうちに日本独自の価値観と常識に当てはまっていたのだ。
と今回痛感したので、子供たちにはグローバルで柔軟な価値観と多様な常識を知って欲しいと感じました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。もし興味がありましたら他の記事も是非読んでみてください!

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