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【起業のはなし#3】なぜネイルサロン?

今日は本当によく聞かれるので、なんでネイルサロンを始めたか?について書きたいと思います(ちなみに、サロンはゼロから立ち上げたわけではなく既存のお店を買ったので、その前提で読んで下さい)。


①ちょうどいいサイズのお店が売りに出ていたから

もともと最初からネイルサロンをやりたい!と思っていたわけではなく、塾、保育園、エステなど、M&A仲介サイトを通して色々と探していました。その中で、手が届く金額で立地の良い場所にあるネイルサロン1店舗が売りに出ていたことが最初のきっかけです。


②初期投資が比較的少額で済むから

ネイルサロンは開業時の投資する金額が少ないと言われています。造作の工事をするにしても、おしゃれな照明を取り付けたり、洗濯機を使えるようにする位で、あとは机やらUVライトやらジェルなどの備品を搬入するだけでできます。お店の規模にもよりますが、工事込みで一部屋ざっと100万円位あればできるのではないでしょうか。

例えば、コインランドリーは人を雇わない分儲かるとよく言われていますが、最初の設備投資にかなりのお金がかかるので、その後投資金額を回収するのが大変です。同じ美容業界のエステも、機材をたくさん使うのでお金がかかります。

それと比較すると、ネイルサロンは机、ライト、ジェル、筆などあれば開業できるので安くコンパクトに始められます。さらに私は居抜き物件を買ったので、設備はそのままであまり買い足さずに開業することができました。


③在庫管理が楽だから

飲食店のように食べ物が腐るわけでもない、アパレルのように季節ごとに商品を入れ替える必要もない、というのは総じて楽です。もちろん流行りはありますが、ジェルもパーツも腐らないので、これは良い点でした(話は少し逸れますが、コロナでお店を休業した際にも、このメリットを実感しました)。


④規模は小さくても、ある程度利益を得られる業界だから

営業許可不要・ネイリストの資格不要のため、参入障壁が低い分お店はたくさんありますが、一定の商圏で回る(家や職場の近くのサロンに行く)ことや人に紐づく(お気に入りネイリストにいつも施術してもらいたい)ビジネスなので、ある程度利益への道筋を立てやすかったということも理由です。


⑤ネイルが好きだから

私自身ネイルが好きなので興味を持ってやれると思ったし、お客さんとして長いこと通っていた分消費者目線もあるので、それを経営に役立てられると思ったからです。


ここまではメリットなどを中心に書きましたが、次回はデメリット含めネイルサロン経営の特徴についてまとめたいと思います。

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