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緊急事態宣言中の妊娠、出産がいかにしんどかったかについて。

既に第二子を出産して数ヶ月経過しており、だいぶ生活は落ち着いてきましたが、緊急事態宣言下の異様な空気の中で過ごすマタニティライフは本当に辛かったです。今となっては良い思い出…とは言えないほどに。

①子供の保育園が休園

産休に入るほぼ同時のタイミングで、保育園が休園になりました。

臨月でお腹は大きく、体重は+14キロ。思うように体を動かせない中、在宅勤務をする夫の邪魔にならないように、家で遊んであげるのは本当に大変でした。子供もストレスがたまっていた様子で、本当に申し訳なかった。

適度にDisney+やYoutubeを見せたり、お昼は夫に公園で遊んでもらったりして、なんとか過ごしました。

②ネットスーパーが利用できない

我が家愛用のイトーヨーカドーのネットスーパー。注文が殺到して、ログインすらできませんでした。やっとログインできたかと思えば、枠はすでに埋まっている。

元々週一回は利用していることに加え、とにかく体が重いので飲み物や食料などをまとめ買いしたかったのですが、それが全くできず…。

家族で一番免疫力の高い夫に仕事後に毎日スーパーに行ってもらい、食材を調達していました。

③マスクが売り切れ

緊急事態宣言中、近所のドラッグストアはなんと開店2時間前から人が並んでいました…。妊婦なのでそんなに長時間立って並べないし、そもそもそこで感染したら薬は飲めないし、シャレにならない。半ば諦めで、マスク無しで過ごすこともありました。

その後、会社から支給されたり、実家からもらえたりしたので、なんとかしのぐことができました。

④手伝いに来るはずだった義母が直前でキャンセル

東京(23区外)に暮らす義母に出産後、手伝いをお願いしていましたが、直前でキャンセルになりました。都内で感染者が増えていた時期だったので、都内に行くのが不安になってしまったとのこと。そりゃそうですよね…。

ただそれに向けて、すでに引継ぎ事項を用意したり、色々調べた上で物を手配していたりしたので、このタイミングでかよ…と気持ちが下がってしまいました。

ですが、夫が引き続き在宅勤務だったこと、事情がある為会社の人にも我が家の状況を理解していただけたこともあり、夫婦二人で乗り切ることができました。

⑤立会い出産、面会が禁止

出産する病院での立会い出産、入院中の面会が全面禁止となりました。入院前にはPCR検査をやり、陽性だった場合の手順(帝王切開、子供の預け先等)についても説明を受けるなど、もうとにかく異常な雰囲気。また院内感染のリスクを減らすため、入院日数も1日短くなりました。

不安はありましたが、意外に立会いに夫がいないのは腹をくくれて良かったようで、本陣痛が来て数時間でスポーンと生まれました。面会がないのは、寂しかったけど…(美味しいものを持ってきてほしかったから)。

これに加えて、自分のお店のコロナ対応(休業した場合の採算をはじいたり、各種補助金の申請準備をしたり、分からないことがあれば都議の方や窓口に問い合わせたり)で、体力もメンタルも完全にやられました。産休なのに、ほぼ休みなし。

生まれてきてくれた瞬間、すーっと肩の力が抜けて、気持ちが晴れたのを感じて、「あぁ…私、本当に辛かったんだな。」と思いました。

そんな妊娠~出産までの振り返りでした。

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