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わたしの日常

ここには自分のプライベート?な部分について書いたことが無かったので、今回は最近のわたしの日常を紹介しようと思う。

昨日、大学の友達とご飯を食べに行った。卒業近い時期なので、卒論発表が近く、卒業発表嫌だねーというような話をしていた。その子は明日が卒論発表なのだそうだが、私は来週なので、頑張ってねー、なんて、呑気に言っていた。

そして今日。
今日は夕方から英語の授業があるだけだったので、その授業の課題をやった後、韓国ドラマを悠長に観ていた。すると、

ピコン

スマホのスケジュールアプリの通知があり、
今日 卒論試問 15時〜

え!?
今日!?!?
来週じゃないの!?!?

てっきり来週だと思い切っていたので、目を疑った。けど、何度確認しても、今日だ。

ああああああーー
やってしまったーーー
卒論の口頭試問って受けなかったらどうなるんだろう、遅刻ってどうなるんだろう、まさか留年?留年じゃないよね、留年したら死ぬ

卒論ちゃんと書いたのに?
3万字以上も書いたのに??
めっちゃ真面目に書いたのに!!
こんなんで留年とか笑えない笑えない!!
え留年したらどうしよう、就職どうする、、???
てか昨日友達があした卒論発表って言ってたじゃん!!その時になんでスケジュール確認しないんだよ!!!馬鹿すぎる、、、
と頭をぐるぐるぐるぐる

急いで家を出たけど、バスがいつも以上にゆっくりに感じられて、あれ、こんなにバスって進み遅かったっけ、、、こんなに大学まで電車乗ってる時間長かったっけ、、、
電車でただただ唖然としていた。
いや、でも、ここまで来たんだし、卒業くらいさせてくれるんじゃないか??と思って、そのためにも、先生に死ぬほど謝るしかないなぁ、と思い、謝るシュミレーションをひたすらしていた。

先生の部屋まで上がるエレベーターで、英語のクラスが同じ韓国人の子に遭遇して、でもそれどころではないので、
今日英語のクラスいけないわ!大事な試験遅刻した!って言ってそのまま別れた。
ああああ、いつもだったらこのまま一緒に授業行けるのに、、!!

教室に着くと、先生が、前の生徒と話していて、ちょっと待っててねーーと、軽く言われたので、

あれ、大丈夫じゃない???もしかして!!
となった。

その後教室に入って、シュミレーション通り謝ったのだが、先生はあんまり気にしてないみたいで、全然怒られなかった、、。

あれ、なんで?笑笑

なんか罪悪感が拭えなくて、遠慮がちに質問に答えてたから、うまく話せなかった。
だけど、先生の雰囲気が本当に優しくて、気づいたら雑談みたいになっていた。

私は「高慢と偏見における意思決定」についての論文を書いたのだが、先生もそれがきっかけで大学発行の文学雑誌に「高慢と偏見」についての文章を書いたそうだ。他にも、文学好きが高じて一般企業から大学教員になった話をしてくれて、とても参考になった。先生が自分の興味関心を追いかけた話を長々していたら、授業中もこんなふうに気づいたら雑談になっている先生の雰囲気が自分に合っていて、この先生のコースを選んだことを思い出した。

私はこの大学、学部、先生を選んで本当に良かったと思った。正直これまで、他の大学や他の学部を両親や周りから勧められたこともあったし、他の人に言われて、違う先生のコースを選びかけたこともあったのだが、なんとなくこの先生の雰囲気が好き、きっと自分の興味関心はここが合っている!という自分の直感に従って、本当に良かったなと心から思う。
人に勧められるまま先生を選んでいたら、めちゃめちゃ怒られるか、最後まで気まずい雰囲気のまま先生とさよならすることになっていたかもしれない。

これは、他の人にも当てはまるかはわからないのだが、私の場合、自分の直感や感覚は意外とアテになる。自分の心の底の何かが言っていることは、間違いないのだ。
私の趣味嗜好や経歴、人間関係諸々を見て、哀れに思ったり、はたまた羨ましく思ったりする人はいるかもしれない。私が興味がある分野は実学ではないので、それをくだらない、役に立たない、と言ったり、一方で学歴で、人生約束されている、とか言ってくる人もいた。でもそれは私の直感がこれまで下してきた強い判断の積み重ねであって、自分にとって正解で、大満足であるので、他人の指標で判断されるなど余計なお世話なのだ。

とはいえ一旦は人の影響を受けてしまうタイプなので、自分の感覚を無視しないよう、心の声を無視しないよう気をつけなければならない。

と、こんな日のことを書いていたら、気づいたら家に着いていた。行きの長ったらしいあの時間はなんだったのだろうと思うほどである。







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