見出し画像

丹生高野両大明神 その1 ~金剛寺の真向かいにある小さな神社~

 立派な八重桜を見た天野山金剛寺。連日紹介中です。しかしそれとは別に秘かなスポットがありました。境内に地図があります。これを見ると、下のほうに気になるものを見つけました。

画像10

 それを拡大すると次のように書いていました。

鎮守の森

 丹生明神、高野明神、水分明神と書いてあって気になったので行って見ると、道路を挟んだ反対側にありました。

 なお、金剛寺についてはこちらをご覧ください。

画像3

 ここが入り口、少し階段を上がったところにあります。

 ここに祀られている高野明神は、白黒の二匹の犬を連れた狩人の姿で現れて、空海を高野山に導いた神。丹生明神(にゅうみょうじん)は、高野明神の母神で、イザナミノミコトの娘で、天照大神の妹神とのことです。あと水分明神は水分神(みくまりのかみ)という水を分配する神。

画像1

 さらに調べるとここは平安末期に金剛寺を再興した僧・阿観によって1172年に勧請され金剛寺の鎮守として建立しました。
 バス停の目の前にあるのですが、見落としがちなスポットですね。

画像2

 登ってみることにしました。(高野・丹生 両大明神と書いています)

画像4

 拝殿の途中には狛犬もあって小さな祠とかではなく、しっかりとした神社。

画像5

 そして小さな社ががありました。

画像6

 この周辺は本当に大木が多く圧倒されます。

画像7

 ここまで書いていて後日わかったことですが、どうやらこちらのほうが本当の入口らしいです。この階段からはうっすらと見える小さな祠しかなかったので、あえて行きませんでした。
 ところが実はそこからさらに山の上まで続いていて、そこに立派な本殿があるそうです。これは失敗しましたね。
 でもここは住んでいる所から近いので、次の機会に訪問しましたら「その2」として改めて紹介します。

丹生高野両大明神

#丹生高野両大明神
#天野山
#河内長野
#南河内
#奥河内

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?