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映画・ある男

悲しくはないけれど、寂しい・・・

映画・ある男より

これは2022年に公開された映画「ある男」での、セリフです。
主人公が発していた言葉でも、重要な場面の言葉というわけでもないのですが、感情の表現として、引っ掛かりました。

悲しいという感覚・・・
寂しいという感覚・・・

どう違うのだろう?

  • 「悲しい」は、何か悪いことが起こった時や失望した時に感じる感情。例えば、大切な人を失ったり、期待していたことがうまくいかなかったりした時に感じる。この感情は、失われたものや起こった出来事に対する直接的な反応。

  • 「寂しい」は、孤独や孤立を感じる時に経験する感情。友達や家族と離れている時、誰ともコミュニケーションを取っていない時、あるいは周囲との繋がりを欠いていると感じる時に寂しさを感じる。この感情は、人との繋がりやコミュニケーションの欠如から生じることが多い。

このセリフは、安藤サクラ演じる母親の長男が、父親(窪田さん)を亡くして語っていた言葉です。父親を失ったつらさはないけれど、父親とコミュニケーションとれない感情を語っているものでした。

今の感情は、悲しさでしょうか?寂しさでしょうか?

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