マガジンのカバー画像

毛遊び

33
川柳、狂歌、ときどき琉歌集。 「もうあしび」と読みます。 若者がビーチで歌い踊り語らいまぐわいます。 やなすけべーぐわが詠みました。
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

球春

球春

・スパン!スパン!キャッチボールが告げる春
・カキン!カキン!芝生を走る白き球
・指笛と、ハイサイおじさん、弾むチア

・紅梅の下で受け取る合格の報

・歩道橋美脚行列女子高前

・すれ違う春の香りに振り返る

・春の香を残し過ぎ去る人の妻
(すれ違う…は直後に即思い浮かんだ句。春の香…は時間をおいて書き直した句)

・乙女らの秘部も蠢く啓蟄や
(タニグマー小説集「啓蟄」より)

・横に寝る美貌

もっとみる