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#5.体が柔らかくならない!柔軟性を上げるには?(2022年5月号)

苦手なポーズはありますか?

皆さんは、ヨガ教室で出てくるポーズの中で、「苦手だな」と思うポーズはありますか? 私は、ももの裏側を伸ばす“前屈系”のポーズが苦手です。

もちろん、苦手なポーズを無理に練習する必要はありません。嫌々練習するのは、むしろ体に毒です。(笑) ただ、色んなポーズに取り組むことで全身の筋肉をまんべんなく使うことができるのも事実です。では、どうしたら苦手なポーズも気持ちよくできるようになるのでしょうか?

痛いストレッチは逆効果?

ヨガのポーズもストレッチも、「できるかできないか」より「気持ち良いかどうか」がポイントです。
※私のヨガ教室ではこれを一番にお伝えしています。

それには筋肉に備わった“ある仕組み”が関係しているんです。

それは、筋肉が急激に伸ばされるとはたらく「伸張反射」という仕組み。

これは怪我の予防反応のようなもので、筋肉が無理やり伸ばされると「こんなに伸ばしたら怪我をしてしまう!」と筋肉が反射的に収縮するものです。

ストレッチの時、一生懸命伸ばそうとブンブンと勢いをつけるのは、実は逆効果なんです。


ズバリ、ストレッチの“コツ”って?

柔軟性をアップしてより気持ちよくヨガのポーズを楽しむためのポイントは2つ!

(1)痛みがでないところで30秒キープ

じっくり時間をかけることで「ここまでなら伸ばして大丈夫そう!」と筋肉も安心してくれます。

(2)呼吸を上手につかいましょう

楽な呼吸を意識することで副交感神経が優位になり、筋肉がリラックスしてより伸びやすくなります。

5月の不調に“耳のマッサージ”

5月も後半にさしかかり、体がだるい・疲れやすい・なんだかやる気が出ない…などの不調が続いていませんか?

環境やライフスタイルが変わるこの時期は、自分でも気がつかないうちに、ストレスや緊張感が続いているかもしれません。

また、寒暖差や気圧の影響で自律神経が乱れやすいのもこの時季の特徴。そんな時におすすめなのが、【耳のマッサージ】です。

耳マッサージのやり方

(1)左右の耳を親指と人差し指でつまみます。

(2)耳の上部・真ん中・耳たぶの3箇所に分けて、10回ずつ後ろ回しと前回し。

たったこれだけ!

耳マッサージの効果 

耳には神経が密集しているので、顔まわりや内耳、脳内の血流をぐっと促進。

こんな時におすすめ!

・ 朝の洗顔後にマッサージ。寝起きの顔もむくみスッキリ!

・ 気圧や満月の影響で偏頭痛や不調を感じる時に。

・ 寝る前のリラックス習慣に。自律神経のバランスを整え、睡眠の質アップ。


今月のちょこっとコラム

なんだかバタバタ、あたふたとしていた5月の私…。

そんな中、吉本ばななさんのエッセイ『小さな幸せ46こ』は、本を読むのにまとまった時間が取れない時も、適当なページをめくればほんの数行で、肩の力がふわっと抜け、頰もゆるんでしまう、小さな魔法のような本でした。

私も幼いころ綺麗なビー玉を1個2個…と数えたように日常の小さな幸せを数えてみます。


今月も読んでいただきありがとうございます!
次回のヨガ通信もお楽しみに!


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