#25.ゆるっと自律神経を整えよう!(2024年1月号)
新年を迎え、ヨガ通信も25号に突入しました。
皆さん、この年末年始はどんなふうに過ごされましたか?年明け早々、心が痛むニュースもありました。改めて、大切な人といつもどおりの生活を送れること、皆さんとヨガの時間をご一緒できる日常に感謝しています。
連日のニュースで不安や緊張が続いている方は、情報から距離を置くことも大切です。ヨガの時間をはじめ、ご自身のための心休まる選択を取ってみてくださいね😌
ゆるっと自律神経を整えよう!
新年を機に、改めて生活習慣を見直してみませんか?
ヨガ通信でも度々触れている「自律神経を整える」ことが、日々の健康の土台になります。
一方で、情報にあふれ便利になった現代社会は自律神経を乱しやすい環境であることも事実。ご自身のライフスタイルに合わせ、健康のための習慣を、無理のない範囲でちょこっとずつ取り入れられるかが鍵になってきます。
自律神経を整える鍵は「栄養・運動・休養」
「栄養・運動・休養」は健康の三大要素と呼ばれています。文字通り「①栄養をしっかり摂り、②運動に取り組み、③しっかり休養すること」が健康の土台になるという考え方です。
(1)栄養
バランスの摂れた食事は「まごはやさしい」を目安にしてみましょう。
「ま」…豆類
「ご」…ごま
「わ」…わかめなどの海藻類
「や」…野菜
「さ」…魚や肉などのタンパク質
「し」…しいたけなどのきのこ類
「い」…いも類
1回の食事ですべて摂る必要はありません。だいたい1週間くらいでバランスよく♪
(2)運動
「ほぐす運動」と「鍛える運動」どちらにも取り組みましょう!
まずはヨガやストレッチで全身の筋肉をバランス良くほぐし、筋肉をしなやかに保つこと。そして、年齢を重ねるごとに使わければ衰えていく筋肉は、毎日意識的に使って筋肉貯金しましょう。
お腹に力を入れて、階段を昇るのが手軽でおすすめ😉
(3)休養
まずは睡眠。質と量が肝心です。特に良質な睡眠のために、寝る前のスマホは控えること、食事は就寝の2時間前までに済ませておくことなどが有効です。
また、心を休ませることも休養にあたります。ご自身の気持ちが安らぐちょっとした習慣が副交感神経を優位にし、心地よい睡眠にも導いてくれます。
自律神経を整える、自宅でできるヨガポーズ
(1)伸び猫のポーズ(朝目覚めたときに!)
🌟効果🌟肩こり・背中の疲れ解消、呼吸の質アップ
四つん這いになる。
両手を前に歩かせながら、胸を床に近づける。
おでこ又はあごを床に下ろす。
背骨の伸び・胸の開きを感じながら、3〜5回深呼吸。
ポーズの後はチャイルドポーズで呼吸を整える。
(2)椅子のポーズ(お昼のスキマ時間に!)
🌟効果🌟代謝アップ、体を温める
足を腰幅に開いて立つ。
膝を曲げて、後ろの椅子に座るように腰を落とす。
両手を上げて、背骨を伸ばす。
腹筋に力を入れながら、 3〜5回深呼吸。
少しきつい・汗ばむくらいの回数を繰り返してもOK!
(3)鳩のポーズ(夜寝る前に)
🌟効果🌟下半身の血流アップ、足先の冷え・むくみ
四つん這いになる。
片膝を手と手の間に向かって大きく曲げる。
もう片方の脚は後ろへ伸ばす。
お尻まわり・脚全体の伸びを感じながら、3〜5回深呼吸。
(4)太鼓橋のポーズ(夜寝る前に!)
🌟効果🌟腰痛軽減、内臓機能アップ
仰向けで両膝を立てる。足は腰幅程度に開く。
両手は体の横に伸ばす。
お尻と背骨をゆっくり床から浮かせる。
お尻を浮かせたところで3〜5回深呼吸。
ここまでを何度か繰り返し、ポーズの後は、両膝を抱えて腰を緩める。
いかがでしたか?
今月は自律神経を整えるための生活習慣ー「栄養」「運動」「休養」について紹介しました。一気にすべてやろうとすると難しく感じるかもしれませんが、ご自身のライフスタイルに合わせて、できるものから1つずつ取り組めればOKです😊
料理が好きな方なら「栄養」から、運動を頑張りたい方は「運動」から、などなど新年を機に、ご自身が楽しく継続できそうなものを見つけてみてくださいね。
今月も最後まで読んでくださりありがとうございます!
次回のヨガ通信もお楽しみに!
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