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転職の軸(本音)をそのまま企業に伝えるのはNG。建前の“転職の軸”が必要

みなみです。

転職の軸の重要性は、過去に何度も述べている通りです。
「転職を通じて何を実現したいのか」
これが転職の軸です。

しかしながら、
実際の転職活動で、応募先の企業に対して、
転職の軸をそのまま本音として伝えるのはまずい
ことになります。

そこで今回は、
「転職の軸(本音)をそのまま企業に伝えるのはNG。建前の“転職の軸”が必要」
ということをテーマに考えていきます。

1.転職の軸(本音)をそのまま企業に伝えるのはNGな理由

転職の軸は、ある種、自分の本音です。
“これさえ転職で実現できればOK”
というものが転職の軸ですから。

例えば、、、
==
優先順位①年収:800万以上
優先順位②残業:月10時間以内
優先順位③労働環境:フルリモート
==
という感じだったとしましょう。

この内容をストレートに企業に伝えるのは、
絶対NGです。

というのも、
例えば面接時に、
「私は今回、年収:800万以上、残業:月10時間以内、労働環境:フルリモートである企業を志望しています。
これらを満たすのは御社になるため、御社を志望しました。」
と言われて面接官はどう感じると思いますか?

“とても正直だし、言いたいことは分かるけど、別にうちじゃなくてもいいんじゃない??
あと、長く働いてくれる人が欲しいのに、ちょっと不満があったら、この人は辞めてしまうかもなあ、”
と思うのではないでしょうか。

そうなんです。
「転職の軸をそのまま伝えても、
企業側に全く刺さらない」んです。

転職の軸というのは、
あくまでも“自分目線での希望”です。
一方で、企業側は“企業目線での希望”を持っています。
即戦力とか、社風に合ってるとか、長く働いてほしいとか、、etc

転職とは、
“転職者が企業を選び、企業も転職者を選ぶ”
というものです。

であれば、
「企業側が転職者を選ぶ」ような伝え方をする必要があるのです。
人から好意を持ってもらうのに、自分の希望だけ好き勝手に伝えるのはダメですね。

よって、転職の軸をそのまま企業に伝えるのはNGとなります。

2.建前の“転職の軸”って?

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