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1つ持っておきたい万能白プレート

何色でも包み込んでくれる、それが白。
まず白いプレートは持っていると便利、ともよく言われている。
ナチュラルに、すっきり大人な雰囲気に、どんなシーンにも合わせやすい。

と言っても白なら何でもいい、とも言い切れないので、今回は白のプレートを選ぶにあたってのポイントを少し挙げてみようと思う。

白のプレートを選ぶポイント
・白の色の違い
・プレートの質感
・プレートの形状

白の色の違い

ただ白といっても色んな白がある。
純白ないわゆる真っ白、少し青みがかったスノーホワイト、少し黄みがかったオフホワイト、グレーがかったアイボリー、光沢感のあるパールホワイト等。

この中で真っ白なもの、オフホワイト、アイボリーあたりの色合いは何でも合わせやすい万能ホワイトではないかと思う。

真っ白なものは料理が際立つし、黒っぽい料理をのせてもコントラストがついてすっきり見える。
オフホワイトは黄みがかった白なので、料理と色合いの馴染みが良い。
食材は青みがかったものより黄みがかった色味のものが多いから、すっとオフホワイトはなじんでくれる。
そしてアイボリー。グレーがかってる白と先程伝えたが、グレーは食材を引き立ててくれる色。割合が少なくてもひっそりと自分が影となりいい仕事をしてくれているのだ。

プレートの質感

そして質感も気にかけておきたいポイント。
大きく陶器と磁器に分けられ(陶磁器についてもいつか詳しくまとめたい)、
陶器は陶土(粘土)が原料なので、やや厚みがあったり、手の温もりが感じられるような雰囲気。
磁器は陶石(石の粉)が原料となり、薄手のものが多くつるっと光沢がありなめらか。

どちらもそれぞれの良さや特徴があるので、自分の好みの質感はどちらか、色々手に取って見比べてほしいのだけど、
手に持って厚かったり重すぎたりせず、逆に薄すぎて扱いが慎重にならないものの方が日常使いには向いていると思う。

プレートの形状

白プレートを選ぶポイントで1番重要なのは形状。
まず1枚で色んな料理に万能に使える形は少し深さのある形状のもの。
深さがある、といっても深すぎると「プレート」という括りから外れてしまうので、いい塩梅のものを見つけたいところ。

これは有名だけど、フィンランドにあるiittala社のティーマプレート。
縁が斜めに立ち上がっている形。
(俯瞰から撮った写真でわかりにくくてごめんなさい。)

こちらは日本の作家さんの器。
影でリムの内側が少し下がっている感じが伝わると良いのだけど、2cmくらい低くなっているもの。

それと、トップ写真の一番右のプレート。
これは大江憲一さんという作家さんのプレートで、私が持っている中でまさに万能と言える白プレート。
こちらもリムがついてて、内側が下がっているタイプ。底面はフラット。
ハンバーグ、カレー、パスタ、焼きそば、チャーハン、少し汁気のある炒めもの、パンケーキ…など何でもいける。
カレーとかチャーハンを食べる時にごはんをまとめてすくい上げるのも、立ち上がりがあることでうまく取っ掛かりができてすくいやすい。

全体がフラットなものより、縁に立ち上がりがあるものを選ぶのがポイント。
1人分に最適なサイズは22〜24cmくらい。

1人分のプレートとしてのサイズは22〜24cm位が使いやすい。
ワンプレートとして色んなおかずをのせたい時には少し小さく感じてしまうかもしれないのだけど、盛りだくさんに見えるのでたくさん食べた感覚にはなれると思う…笑

白いプレートを選ぶポイント、いかがでしたか?
少しでもポイントを頭に入れて見てみると、今までとは違った角度からプレートを選べるかも。

#白いプレート #器
#器の話 #器の選び方
#iittala #大江憲一

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