23日目 地元の新聞からかいま見える一歩外の世界
私はいろんな宗教に興味がある。そのストーリー、美術、世界観を垣間見るのは楽しい。強く信ずる何かを胸に生きる心強さや、頑なさ、その揺らぎ想像する。そして「無宗教」と安易にくくりがちな、自分の中の隠れた信仰を眺める。助けてくれと漠然と祈ったり、最後はうまく行くと信じたりする根底には何があるんだろう?
タイの人たちの日常の祈りは美しい。
2016年4月23日(土)
久々にぐっすり一続きの眠りをする。しかし起きてからずっと、腰と背中が痛いという悲劇。あらゆる不具合が順に並んで私たちに向かってくるよう…
朝ごはんにパンと卵を食べられて嬉しい。アラレちゃんみたいなスタッフがかわいい。
チャリで旧市街の寺巡り。一個一個趣が違ってやはりとてもおもしろい。捕えられている小鳥を逃して徳を積むという功徳の誘い、やっぱりどうかと思って断る。休み休み進む。暑い。
ご飯屋でカオソーイを食べる時、辛くて完食に時間がかかっていたら、フレンドリーな店員さんに心配された。
店に置いてあったバンコク新聞(英語)の投書欄が面白かった。「警察、仕事しろ」というタイトルで、「警察がちゃんと交通違反の取り締まりをしないから、こんなに事故及び被害者が多い、ちょっとの罰金ですぐ解放なんて甘いんだよ!」いうもの。
それから、中国人観光客のマナーが悪いという記事への意見として、「同意はするけど、俺の国韓国ではタイ人のツアー客がうるさいぞ。音楽も大音量で流してるぞ。集団になると自分たちもどんだけうるさいか自覚してくれよ」って投書。ついでにタイ人の不法長期滞在も問題になっているとか。各国間いろんな問題あるよね。日本で暮らしてたら耳に入らないこと、色々。
くたくたになり、かんかん照りにイライラしながら帰宅。サイクリングの限界を感じる。
夜はサタデーマーケットへ、安くてかわいい布、服、荷物気にせずいられるなら買いたかった〜
結論、楽しい日だった。
◯わっちゃん心の俳句
タイの空 太陽サンサン 殺す気か!
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