ママの私だから考える「ラテマネー」とは

今日は広く知られるようになった「ラテマネー」について、お金を扱う仕事をしていて、ママでもある私の視点から書いてみたいと思います。

まず「ラテマネー」とは何か？…英語では「latte factor（ラテ要因）」と言われ、毎日何気なく使ってしまっているお金のことで、それを節約することで長期間で見ると大きな金額を節約を出来るということを指します。例えば1個100円のお菓子を毎日買っていれば年間で3万6500円ですね…元々この言葉はアメリカの経済アドバイザーであるデイビット・バックが著書「自動的にお金持ちになる方法」の中で使ったものです。ラテとはカフェラテのことで、コーヒーやカフェラテなど一回のお金としてはあまり大きくないのですが、それがチリツモで年間を通すと意外に大きな金額になってしまうもの、と言うことを唱えています。

カフェラテが大大大好きな私にとってはとても心にズーンとくるお話で、目を背けてきました、ライフプランナーなのに（苦笑）。ただ言い訳をすると、お酒・タバコなどの嗜好品を好まない私にとっては、一日一杯のカフェラテが唯一の楽しみなのです（泣）カフェラテが生甲斐と言ってもいいくらいに（さすがに言い過ぎ）。

ラテマネーの種類を簡単に紹介すると、

毎朝 / 食後のカフェラテ（コーヒー）
ペットボトル飲料（お茶・ジュース）
お菓子（飴・ガム・チョコなど）
新聞・雑誌
毎日の朝食代・昼食代
交通費
カフェ・コンビニでついでに買ってしまう物

などが挙げられるそうです…もうね、私のこと言われてるのかな？って思うくらいドンピシャな要素が満載です。私、日々ラテマネーしか使ってないのかもしれない。

毎朝、子どもの準備から朝食、送り出しをして自分の準備は満足にできないまま出勤し、一日を乗り切るためにカフェラテを一杯（至福）♪ランチはお客さまと一緒のことが多いこともあり相場よりも多少高いものをいただきます（お客さまとのおしゃべりが私にとって至福の時間★）。お迎え時には子どものブームである買い物（お菓子を選んで店員さんに「お願いします」から「ありがとう」の流れが大好き）にコンビニに行き、ついでに自分のチョコも物色。

衝撃のラテマネー三昧！

その反面、私もお金を扱う仕事をしているため「どうしたらお金を貯めることができますか？」と言う問いには「無駄を省きましょう」ということを言っています、自分のことを棚に高ーく上げて（ごめんなさい）。でもその「無駄を省く」と言うことがどれ程大変か、我慢が必要か、生活から潤いを奪っていくのか。私は性格上、とても良く理解できるのです。そのため私の意味する「無駄を省く」とは一般的な議論とは少し意味合いが異なります。

そもそも「ラテマネー」とは、「意識がある消費」か「意識がない消費」かで区別されている部分が多く、ラテマネーの種類に挙げられる購買活動は「無意識」での消費であることが前提です。

それならば「ラテマネー」かな？と疑わしい自分の消費行動の意味を紐説いてみることをオススメします。

例えばラテマネー三昧の私の消費行動は、

● 一日一杯のカフェラテ⇨その日の心のコンディションを整えるためにOKその代わり一日一杯まで、必要のない日（心に余裕のある日）は控える。商談時は一番安価なティーにする。
● お客さまとのランチ⇨「せっかくなのでおいしいものでも！」と言ってくれるお客さまのお言葉に甘えまくる♡その代わり一人のときは控えめに、ただ一人のランチは私にとっては重要なお一人さまタイム♡♡
● 子どものブーム、買い物⇨子どもがしたいことには基本的に応じるという考えなのでOK、ただ自分のチョコは控える（ここ大切）！

このように消費行動に意味を持たせてみると、第三者目線からするとラテマネーなのに自分の中では重要な消費行動に変わるのです。ひとつひとつの消費行動の意味が明確にわかるだけで、お金を使う・貯める時のストレスは軽減されていきます。

そしてもうひとつ大切なことは「その時期に合わせてラテマネーを変化させていく」ということ。ひとりひとりの考え方・生活・消費水準が違えば、その時のライフステージによってもお金が持つ意味や、自分の意識は変わってくるはずです。

・消費に意味付けをしてみる
・その時々によって臨機応変に考えてみる

日頃のちょっとした意識の持ち方で、貯蓄に大きな変化が生まれるかもしれません！

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