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名硯とクラシック音楽

製硯師として硯の製作をされている青栁貴史さんが
良い硯(名硯)と良くない硯の違いについて
語っていらっしゃるのを、ラジオで聞きました。

青柳さんの語るその違いとは、意外なものでした。

「大きな違いは、愛されてきた年月です。
名硯は何百年にもわたって伝承されてきたもの。
作り手が硯を作った時間よりもはるかに長い間、
人々に大事にされてきたものの佇まいがあるのです」

  良い硯とは、長い時間をかけて
  大切にされてきたものの佇まいのあるもの

クラシック音楽と同じように感じました。

時代を超え、国を超え、言語も超えて
長い時間にわたりその音楽を愛した人たちから寄せられた
愛のエネルギーが、きっと染み込んでいるのです。

西洋人でもないのに
もの心ついた時からクラシック音楽が大好きで

わけもなくただただ心惹かれ続けているのは
何ゆえだろう…と、ずっと気になっていましたが

音楽をとおしてそんなエネルギーに触れられるから、
好きなのだ。。

音楽を聴くとき、大いなる存在に包まれているような
あたたかくて豊かな感覚になるから、
好きなのだ。。

   …と、納得したのでした。

   ❄️ ❄️ ❄️

3月20日の春分の日をまえに
今日の川崎町は雪景色に逆戻りしていますが

千葉から球根を持ってきて植えたシベリアアイリスは
雪をかぶりながらも凛とした表情で
ここでの3回目の春の訪れを告げてくれています☺️


おうちの中では、ペレットストーブが
ときおり コロン、コロン…と音を立てながら
部屋をやわらかく暖めてくれています🔥

明日は春分の日。
宮城県の春の訪れも、もうすぐ🌸

#川崎町だより #シベリアアイリス #春分 #春分の日 #硯 #整硯師 #青柳貴史 #クラシック音楽
#ペレットストーブ

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