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2024年2月 soundiary

日記を書きたい気持ちはあるのだけれど、どうも長続きしないことがほとんどで、(自分の飽きっぽさに)参っていたのですが。

大阪のバンド、ナードマグネットのボーカル/須田さんがWebメディアの連載で一日一曲、その日聴いた音楽に沿って日記を書いていらっしゃるのを目にして、「これだ!!!」と思い、誠に勝手ながらオマージュ的なことをさせていただこうと思います。とっても素敵なアイデアをお借りします……

私は音楽のみには限定せず、毎日欠かさず聴いているラジオなども含め、その日聴いた「音」を元に言葉を綴っていこうと思います。「音(sound)」をベースとした日記(diary)なので、soundiaryと名付けてみました。

音楽やラジオを聴くことは毎日無意識に絶対行っていることなので(※日記は続かないですが)、それに便乗して文章を書くことも毎日継続させられたらなと思っております。毎月ちゃんと更新するぞ!

それでは、以下2024年2月度分です!

2/1 FM802「802 RADIO MASTERS」
guest:古舘佑太郎(THE 2)
翌日の日本国憲法のテストがヤバすぎて、バイトを早めに上がらせてもらい地元のマックにこもって勉強。なんと古舘くんがヒロトさんの番組に生出演すると聞いてリアタイした。勉強の手はしっかり止まった。この日オンエアされた新曲が信じられないほど良くて、もはや悔しくなった。今からでも解散やめますって、言ったりしない?なんて思うことはどうか許して欲しい。

2/2 Anthem Song / THE 2
だいすきなバンド THE 2の解散ライブ in 大阪。2時間くらいのライブが本当に一瞬にして終わってしまった。ライブ中ずっと涙がツーっと伝っていた。次に観る東京公演が本当の本当の最後。私は立っていられないかもしれない。「行かないで」って呼び止めたいのに、もう彼らは足を止めることなく解散へと向かっていく。幕が降りるその瞬間まで、全部全部見逃したくないな。

2/3 ニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」guest:DJ松永(Creepy Nuts)
久しぶりに松永さんがラジオに降臨。ANN時代、自律神経がぶっ壊れ、真夏に分厚い布団を被って寝ていると話していた松永さんが今は本当に健康的な毎日を送れているようで良かった…。新曲が世界で大バズりして、いよいよ世界へ行ってしまうのだと少しばかり寂しさもあるし、やっぱり2人のラジオが恋しくて仕方ないけど、2人らしく居てくれたらそれでいいし、どんなときもCreepy Nutsが私はだいすき。

2/4 Late Night Talking / Harry Styles
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「POWER OF POP : TRENDING」というショーが最終日の日だった。外国のキャストさんたちが生歌を聴かせてくれるショー。USJは1年ごとにショーが変わるので必ず終わりがやってくる。何かが終わるというのは、どうしても切ないし寂しい。別れの瞬間はすごく苦手だな、感情をどこにぶつけたらいいのか分からなくて、上手く排出できない。

2/5 Goodbye feat.asmi / Rin音
これは去年もApple Music Replayの再生回数ランキングでもかなり上位にあった曲。バイト帰りに夜道を歩きながら聴くと疲れてヘトヘトの身体も心も踊っちゃう。歌詞が好きすぎるしメロディが心地よすぎるので、飽きることなく延々と聞いている。「放つ言葉の先に宿るそれは永遠に隠しておこうね」がお気に入り。多分今年もかなり上位にランクインすると思われる。

2/6 もっと / aiko
お昼すぎに802で流れていて、その後から半日ずっと頭がこの曲に占領されていた。驚くべきことになんと8年前の曲らしい。いい意味で全然懐かしい感じがしないのがaikoのすごいところ。中学生のとき、TSUTAYAでCDを借りてきてウォークマンで聴いていた記憶がある。今思うと、aiko聴いてる中学生なんてなかなかイケてる。

2/7 仏教ソング / The SALOVERS
今月はどうしても古舘色強めになってしまう。この曲は、のちに古舘くんが2を結成して書いた「ルシファー」と近しいような気がする。「最近の女がよく読んでいる本を 本屋で偶然見つけて読んだけどくそつまんない本だな」が狂おしいほど好き。古舘くんが書くから受け入れられる歌詞。SALOVERSを知った時にはもう無期限活動休止だったから、ライブを観れたことがある人が羨ましいです。

2/8 平行線 / Eve × suis from ヨルシカ
昨年末のレディクレの会場で流れていたのを聴いてから耳に残っていた曲。聴き心地が良すぎてずっっっと聴いていられる。一緒にレディクレに行った友達がEveの大ファンで、曲が流れた瞬間気づいていて流石だった。イントロドン単独優勝してた。お2人とも声を聴くだけで誰か分かるくらい個性がある。すごい。曲の世界観も歌詞も、ぜんぶが透き通っている感じがする。

2/9 Anytime Anywhere / milet
「恋」に限定することなく「大切な誰か」に向けられている曲は聴き手に余白を与えてくれるので凄く好き。これは完全に私が抱いている勝手なイメージなのですが、miletちゃんは洋楽と邦楽のちょうど真ん中にいるような人で。英語みたいな日本語を歌うし、日本語みたいな英語を歌う人だなと思う。大切な人たちとは何回生まれ変わったとしてもまた巡り会いたい。

2/10 Look What You Made Me Do / Taylor Swift
テイラー来日でSNSが彼女の話題で溢れかえっているので、セットリストやライブの演出などちゃっかり情報を仕入れている次第です。観にいけなかったけど、観に行った人たちが口を揃えて「一生涯忘れない公演だった」と話すので、結構本気でチケット取ればよかったと後悔。

2/11 Feel / 04 Limited Sazabys
近頃フォーリミが対バン相手をライブが始まるその瞬間に発表する「ミステリーツアー」というものを行なっていて、それがなかなかに面白くてSNSで情報を追っている。そもそもとして対バン相手が伏せられた状態でZeppのチケットをソールドさせてしまうフォーリミの人気たるや。いつまでも最前線。フォーリミの好きな曲は山ほどあるけれど、Feelは中でも頭一つ抜けているくらい好き。

2/12 かわE / ヤバイTシャツ屋さん
最近、ひとつ気づいたことがある。それは、大人になればなるほどヤバTやキュウソのようなバンドが刺さって仕方がないということ。コミカルに描かれているようにみえて核心があるし、反骨心もある。間違いなく彼らにしか作れない曲ばかりで、若い子たちが好んでいるイメージだったけど、大人にもグサグサ刺さる。もはや痛い。なんにも考えずにも聴けるし、じっくり聴くと沁みる。ずるい。

2/13 HANNAH / You Are My Sunshine / ナードマグネット
だいすきなこの曲のことをもっと知りたいな〜と思い、色々読み漁っていると「13の理由」というNetfilxの作品が題材になっていることを知った。この曲のバックグラウンドを深く理解できるように作品を観たい!と思ったものの、須田さんがインタビューで「相当メンタルにきた」という旨をお話されていたので、念の為にレビューを探索。かなりヤバそう(モロに日常生活へ支障が出るっぽい)な感じで怯んでしまい、その日会った友人に相談してみた。彼女は「割といけそう」とのことで、一緒に観る?と言ってくれたので来月「13の理由」合宿が行われる予定。

2/14 梅田ナイトフィーバー’19 / 梅田サイファー
久しぶりの梅田サイファーのライブに向けて予習復習タイム。この曲は本当に全バースがパンチラインでだいだいだいすき!私の記憶が正しければ、梅田サイファーを観るのは2021年11月に味園ユニバースで観たワンマン以来かも。最近のリリース曲をライブで観れるのが初めてなので嬉しい。楽しみ!

2/15 ファントムバイブレーション / キュウソネコカミ
キュウソのツアーでGORILLA HALLデビュー!四つ橋線はよく使うけど、住之江公園まで乗ったのははじめて。めちゃくちゃいい箱でだいすきになったし、ライブ終わりにドリチケで交換したクリームソーダで友達と乾杯したのが最高やった。だいすきな梅田サイファーとキュウソの対バン、至福すぎた。ヨコタさんの言ってた「ジャンル関係なく楽しめるやつが最強」!本当にそう!

2/16 悲劇のヒロイン / My Hair is Bad
「わざと電話したんだよ きっと君は気まずいと思ってね」「君は私のものじゃないよ けど私は君のものだよ」マイヘアの新譜、パンチラインだらけ。最高。イントロだけでもうマイヘアだって分かる。椎木知仁の使う日本語が堪らなく好きなのですが、彼のTwitterは本当に最高です。本気で全部いいね押してる。

2/17 スパイラル / ストレイテナー
大人になるにつれてどんどん良さがわかるシリーズ、ストレイテナー。テナーの楽曲は本当に宝石みたい。難しいことなんて何一つ書いてないのに、その全部がストレートに刺さって、キラキラ眩しくて、聴いたあと、少しだけ人に優しくなれるような気がするのです。

2/18 よふかしのうた / Creepy Nuts
「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」を観た。正直食らいすぎて本当に言語化ができない。自分の言葉で感想を綴りたいのだけれど、適切な言葉が見つからない。ただただ、わたしラジオが好きすぎてどうにかなりそうだな、と思った。

2/19 くたばれマイダーリン / a flood of circle
タイトルがグサッと刺さって、思わず再生してしまってからハマった曲。a flood of circle、声も音もぜんぶめちゃくちゃロックでかっこいいのに、ちょっと茶目っ気みたいなものを感じる。その塩梅が絶妙すぎて最高。

2/20 ニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」
代打で急遽2人がカムバック。告知のツイートみたとき涙が出そうになったし、頬つねったりもしたけど、ちゃんと現実だった。環境は1年前と大きく変化しているだろうけど、2人のトークが変わらなくて、それが嬉しかった。リアタイしてちゃんと次の日ずっと眠いのも久しぶりだったな。

2/21 才悩人応援歌 / BUMP OF CHICKEN
何者かになろうとしながら、結局何者にもなれないままの毎日。生活は平凡で、平凡でも困難で、でも誰も気にも留めてくれなくて。そんな形にならない感情を理解してくれて、歌にしてくれるバンドがこの世にいることの心強さったらない。

2/22 土砂降りの雨が降った街 / THE 2
渋谷・道玄坂のO-EASTで解散。今までありがとう。すっっっごくすきだったし、これからもずっとすきだ。朝から東京は大雨だったけど、ライブが始まる頃にはかなり収まっていて、まさに土砂降りの雨が降った街だった。本当にだいすきな曲だから最後に聴けてよかったなあ。THE 2のいない未来を乗り越えなくちゃいけないの、しんどいな。これからもヘッドホンの中でそばにいてください。

2/23 東京エレキテル / FINLANDS
夜行バスまで時間が有り余っていたので新宿を散策。歌舞伎町がすぐ近くにあって少し立ち寄って見たい気持ちがあったけど、1人で行くのはちょっと怖いかもと思ってやめてしまった。東京に住む人にとって歌舞伎町はどんな場所なんだろうか。疲れていたので夜ご飯を簡単に済ませつつも、せっかくなので東京の方にしかないジョナサンを食べようと思ったら大行列で、心が折れて大戸屋を食べた。

2/24 Hello,World / BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENを観に名古屋へ。「ホームシック衛星」という言葉自体、そもそも尋常じゃなく良い。空間の作り上げ方、お客さんとのコミュニケーションの取り方、何もかもがプロだし、あの場にいるだけでどうしようもない優しさに包まれて泣きたくなるのはなんでなのだろうな。

2/25 Sesame / Kroi
才能の暴力。これ以上殴らないで欲しいけど、もっと殴られたい(?)。実はまだKroiのライブ観たことなくて……さすがに観ておかないとダメな気がする。今年こそ絶対観るぞ……

2/26 YOUNG TOWN / PEOPLE1
朝、駅まで歩くときにこの曲を聴くのが好き。PEOPLE 1、メロディがキャッチーなのは勿論そうなのだけど、歌詞が良すぎるんだなあ。「こんなもののためにまた君を困らせて ごめんねさえ言えずにごめんね」こんな日本語のセンスがほしかった。

2/27 自由とヒステリー / My Hair is Bad
先日リリースの「悲劇のヒロイン」と繋がっていて胸熱。前作は彼女目線で今作は彼氏目線。二人のそれぞれ視点からみると全く感じ方や解釈が違う。彼女の考えがすべて彼氏にお見通しなのが面白いし、彼女は結局どうしようもなく彼のことが好きで、悔しくて仕方なかったんだなと思う。

2/28 二度寝 / Creepy Nuts
実体験の元にリリックを書くことが多いヒップホップだけど、最近のCreepy Nutsはフィクションを使った曲もあって、振り幅が凄まじい。めちゃくちゃ面白い。膨大な引き出しから組み合わされる言葉とトラックが交わる曲、怪物すぎる。

2/29 レゾンデートル / AOI MOMENT
うるう日。メンバーさんにお世話になっている方がいて、ご縁がありレコ発を観にいかせていただいた。音楽だいすきだけど、専門的な知識は何も無い自分がただ直感で、肌で感じたのはとにかく音の作りが緻密。ツインボーカルでステージ上の立ち位置も面白いし、アニメのタイアップとか凄く似合いそうと勝手ながら。大きな会場で音を鳴らして欲しいバンドだと思った。

2月終了!
1ヶ月続けられてちょっとホッとした自分がいます。
3月も毎日コツコツ書くぞ〜。


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