「子なし夫婦」を選択してた私が、なぜ34歳で不妊治療を始めたのか?
私たちは付き合って15年、結婚歴7年の同級生夫婦。
34歳で「選択的子なし夫婦」から「子供が欲しい。」に変わったきっかけを書きたいと思う。
自由な暮らしを楽しんでいた
主人とは学生の頃から付き合っている。
もともと同級生だったので、とにかく私たちは仲が良いと思う。お互いが一番の親友で、性格は全く違えど、いろんな事を二人で経験し楽しんできた。
入籍したのは20代ギリギリの頃。私自身に結婚願望がなかった(苗字が変わることにとても抵抗があった)ので、やっと入籍までに至った。
ただ、結婚してからも、子供が欲しいという願望は芽生えなかった。
私自身がまだまだ子供で「もっといろんな場所に行きたい」「二人で世界中を旅行したい」「起業してみたい」など、やりたいことがたくさんあった。
まだ20代だったし、子供は「別世界のもの・関係のないもの」という認識だったと思う。
「友達の延長」のような、気ままな暮らしが居心地が良くて、幸せだった。
「子供はいらない」と思ったきっかけ
結婚してからも起業したりと、仕事が第一優先の生活が続いた。仕事をなんとか軌道に乗せることに精一杯。
あっという間に30歳を過ぎた。
けれど、それで充実していたし「子供が欲しい」という気持ちも相変わらずなかった。
そして、その頃「子供は作らない」と思ったきっかけが起こった。
ここから先は
1,685字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?