142.人生の選択~理想を現実に追いつけるのか、現実を理想に追いつけるのか~
こんにちは。
年明けとともに不動産賃貸仲介業の案件が飛躍的に増えてきました。
引越しシーズンの到来ですね。
さまざまなお客様とやりとりをさせていただいている中で、人の欲望と理想と現実のあいだで起こる葛藤から分かることをまとめていきます。
理想を現実に追いつけるのか、現実を理想に追いつけるのか
私たちはどちらの選択をしていきたいのか考えるきっかになれば幸いです。
1. あふれんばかりの希望たち
まず、いい部屋ないかな~と物件を検索しているタイミング。
ご連絡いただいたタイミングの第一歩は希望条件をお伺いするのですが、ありとあらゆる希望が出てくる出てくる。
これでもか!
というほど、ご希望をいいただきます。
駅近、オートロック、宅配ボックス、風呂トイレ別、独立洗面台、浴室乾燥、南向き、ガスコンロ2口以上・・・などなど
ご希望を一気に受けます。
そしてこの後にお伺いをするのが「希望家賃」です。
2. 妥協点を探す作業
多くの場合、部屋決めのメインとなりつつある項目は、
希望家賃に合わせて、希望条件を減らしていくことです。
ご希望の家賃の価格帯に合わせて、削れる条件は削り、残すものは残し
できる限りの「妥協点」を探していく作業です。
私にとってこの時間は一番気が重く、モヤモヤとしたものが胸に広がる時間です。
本当はこの希望があるのに、
本当はもっとこうしたいのに、
「経済的な理由」のためにそれをあきらめる作業。
一般的に考えるとこれは、当たり前のことなのかもしれません。
だけど本当は、理想を全部つめこんだ家に住む、そんな選択を当たり前にしてもいいはずです。
3.最後に
お部屋をご紹介しているとたくさんのお客様のご要望と現実に向きあうチャンスをいただきます。
理想はこうだけれど現実はこうだから、と選択をするのか
現実はこうだけど理想はこうだからどうしようかと選択をするのか
この考え方、とらえ方によって人生には差が生まれてくるのではないでしょうか。
理想を現実に追いつけるのも人生
現実を理想に追いつけるののも人生
だとしたら何を選択するのか、そのために何をするのか・・・
理想に近づくための仕事を今日もします。
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