みんず

自分の学びと文章の練習のため書いています。仕事が忙しくお返事等の反応ができません。

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最近の記事

実るほど…

本を読んでいたら出てきた。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 大学生だった頃、ゼミの幹事長がこの言葉が好きでよく言っていた。もちろん、私もそのとおりだと思っていた。そうなろう、と。彼(彼ら)は、「俺たちが日本経済を支えるぞ!」という言葉とともに大学を卒業し、実際その後日本を代表する企業で長く日本経済を支えているようである。彼らならきっと頭もたれているだろう。 ふり返って我が身を見ると、 …実ってない。 私は何も実らせることができなかったのである。今になってみてこの言葉がい

    • 本を読んでいた時代があった〜チョコレートを食べたことがないカカオ農園の子どもに君はチョコレートをあげるか②〜

      次の課題は 貧しい村を発展させるために、水道、電気、道路のうちどれを選ぶか? 選べるのは1つだけ。 3年間の技術とお金の協力が得られる。 村の地理的条件や経済的なこと、生活の様子が付け加えられている。 水道〜命が大事、メンテナンス必要 電気〜町と町の格差をなくす。勉強や仕事をして発展できるわメンテナンス必要。ソーラーでいい。 道路〜発展できる。移動手段を持っているか否かで不公平。むしろ、若者が出ていく。メンテナンス必要。 今の若者のインタビューなどで 究極の選択で

      • 本を読んでいた時代があった〜チョコレートを食べたことがないカカオ農園の子どもに君はチョコレートをあげるか?①

        ある時期、ある状況のもとでうまくいったことも時代が変わり、地域も違うと同じように。うまくいくとは限らない。過去に他の場所で上手くいったやり方をそのまままねるのではなく、その時、その地域の状況のなかでいちばん効果的なやり方を見つけることが必要。 うん、これだね。 チョコレートの問を筆頭に問がいくつかあり、様々な意見をいいあうのだが、そのうちの一つ。 ◎学校にいかずに働いている少女がつくった服を着るか? 本ではAからIまでの9つの行動に対して優先順位をつけるのだが。 学びに関

        • さくらんぼの双子果、定価でよくない??

          今年はさくらんぼが不作で双子果が多いそうだ。さくらんぼ農家さんが双子果をハサミで切り落としている映像が流れていた。双子果は通常の3割減で売られているらしい。 いや、それ、定価でよくね? 野菜と違って1年に一度しか採れない果樹農家にとって不作は大打撃。農家さん応援で双子果を買おう!とか思ったアナタ。応援なら定価で買おう! 台風で落ちてここ傷んてるけどそこを切れば食べられるよというのなら、可食部分の少なさと早く売らないと痛んでしまうので安くするのもあり。 でも、さくらんぼ

        実るほど…

        • 本を読んでいた時代があった〜チョコレートを食べたことがないカカオ農園の子どもに君はチョコレートをあげるか②〜

        • 本を読んでいた時代があった〜チョコレートを食べたことがないカカオ農園の子どもに君はチョコレートをあげるか?①

        • さくらんぼの双子果、定価でよくない??

          子どもが育つ魔法の言葉が嫌い

          けなされて育つと子どもは……… 愛されて育つと子どもは… というのが続く「子供が育つ魔法の言葉」が嫌い。 子どもの性格や行動はすべて養育者が決めると言っているようだから。 子どもはを支配下においているようだから。 養育者は世界を動かしているようだから。

          子どもが育つ魔法の言葉が嫌い

          川柳の結果きたよ

          多様性がテーマの川柳に応募した。 結果出た。かすりもしなかった。 応募自体多くなかったようで、1次審査に1句選出されていた。1人3句までのところ3句書いたので、しょうがない。選んでやるか。みたいな句が選出されていた…。 一次審査のあと投票で最優秀など決まるのだが…。 自分は多様性について啓蒙的なことをかいてしまったが、選ばれた句は多様性や生きづらさの気づきではなく、せいぜい今認められている現象を描くくらい。最も好まれるのは人を励ます句であった。 みんなそんなに励まされ

          川柳の結果きたよ

          ECを高める要因(p12〜p13)

          ECの上昇は土壌中の塩類の集積に関係している。ざっくり言えば、肥料多すぎってことかな? 施設(ビニールハウスね)土壌のECを高める原因は硝酸塩の集積とされていたが、近年硫酸塩の集積も多いことが明らかになってきた。水田のECが高い場合はほとんど塩化物によるもの。 ECを高める要因は ①過剰施肥 ②肥料の種類と形態 ③家畜ふん堆肥の塩類組成 である。 ①は肥料やり過ぎ ②について ア、化学肥料ら有機肥料よりECを高めやすい イ、チッソとカリは高めやすく、リンは低い ウ

          ECを高める要因(p12〜p13)

          現代運動会考

          中学校の運動会に行ってきた。 高齢出産のため、同年代が孫が…とか言ってるなか、自分は中学校の子供の運動会。多くの同年代より、一世代下の子育てや学校事情が見られます。 一世代下ると、男女の役割分担があやふやになり、8年通った保育園では父親の送迎当たり前。それでも保護者会では、入園時から半ばまで、夏祭りのカレーつくりで野菜を切るのはママばかりだったが、卒園間際には、ママ、パパ2人で参加もみられ、年々変わるんだねと実感。 さて、運動会。 中学生ともなれば、男女の体力の差は明確

          現代運動会考

          本を読んでいた時代があった〜親切で世界を救えるか②

          この本。ケアについて学ぶ以上に自分にとってモヤモヤした感情が言語化されてスッキリしたということがあった。 『女は家庭でケア。男は社会で競争すると世界が二分されていた時代、ケアの世界は生きにくい。それならと逃げ込んだ先は知識量や読んだ本の数、レコードの数なんかで競い合う世界だった、家事どころか身の回りの世話さえ母親まかせにして、趣味にかまけてきたような人間ほど優位にたちやすい社会』『他者を冷笑し、差別し、傷つけなければならないという文化』 これこれ。 自分はジャストこの世代

          本を読んでいた時代があった〜親切で世界を救えるか②

          本を読んでいた時代があった〜親切で世界を救えるか①

          最近よく聞くけど、ケアって何? ぼんやり者を自称する著書がケアって何?をガイドする。現代のポップカルチャーを通じてケアを学んでいく本。 第1章 ケアの復権 ケアとは思いやり、責任、没入、共感。 これまで「女」のする行為とされていた。 ケアは認めるが、「女なら本能でケア労働をこなすべき」「自分を犠牲にして他人をケアしなさい」には引き続き抗いたい。 ケアについて考えるときの注意は、 「無償で家事、育児、介護、地域奉仕を担う女性は素晴らしい。だから、女性は賃金や学問なんか求

          本を読んでいた時代があった〜親切で世界を救えるか①

          本を読んでいた時代があった〜はずれ者が進化をつくる②

          生物の話のようで、人はどうやって生きるに向き合うか?というお話。 生きるってただそれだけのこと。今を生きる。与えられている今を大切に生きる。それが生物とって「生きる」こと。 自然界には序列や優劣や正解はない。 私が最も衝撃的をうけたのが、この言葉。 自然界は人間の脳が理解するには複雑で多様すぎる。 自然と向き合う職業柄、自分の力だけではどうしようもないことがあるのは身をもって知っているし、自然界は人間の思惑とはまだ関係なく動くのも感じる。 この仕事につく前は、できた

          本を読んでいた時代があった〜はずれ者が進化をつくる②

          本を読んでいた時代があった〜はずれ者が進化をつくる

          今、人間社会のルールで生きているんだけれども、ふと、息苦しくなったときには、こんな視点でみるのもいいかもしれない。 個性とは、ふつうとは? 区別や順位付けって? 勝つとは強さとは? そして、大切なものはなにか?生きるとはなにか?を生物の世界から見てみると…。 個性は生物が生き残るために作り出した戦略。個性は誰もが持つもの。 個性はユニークなことではなく、奇抜な格好をすることでもなく、ルールや常識を破ることでもない。ありのままの価値を認めることだが、何をしてもいいわけではな

          本を読んでいた時代があった〜はずれ者が進化をつくる

          ECが高くなると作物はどうなるのか?(p10〜p12)

          土壌のECが高くなると、 発芽不良 生育不良→最終的には枯死 特に発芽や生育初期段階にECが高いと影響を受けやすい。 ECに対する耐性は作物によって異なり、 耐性が高いもの セルリー 耐性が比較的高いもの トマト 耐性が低いもの いちご いちごは比較的水分を多く必要とし、灌水が少なかったり、窒素施肥量が多かったりするとECが高くなる。 ハクサイ、キャベツ、レタスなどの葉菜類では窒素過剰でECが高いとカルシウム吸収が阻害され、心腐れ症が発生する。 発芽の良し悪しは土壌の

          ECが高くなると作物はどうなるのか?(p10〜p12)

          読書感想文〜成瀬は信じた道をいく

          読書は私たちに未知の友人をもたらす。フランスの小説家になろうバルザックの言葉だ。 主人公の成瀬あかりは二人組お笑いコンビ、ゼゼカラの1人。『膳所から世界へ』は彼女らのキャッチフレーズだ。成瀬さんは滋賀県でいちばん頭の良い高校、膳所高校に通っている。小6のときに作った交通安全標語は電柱にかけられていて、夏休みには絵画、作文、書道などの自由課題を全部やってきた。下校ついでにパトロール中と書かれた赤い腕章をつけて好きでパトロールしている。おやつ昆布が大好きで、一度聞いた人の名前と

          読書感想文〜成瀬は信じた道をいく

          進め!お菓子職人への道〜チョコテリーヌ

          テリーヌって、料理の名前かと思ったら、そもそもはフランス語で「容器」を意味する言葉。そこから、陶器やテラコッタなどの蓋付き容器に具材を詰めて焼いたり湯煎したりした料理のこと。あ、料理の名前やーん。 テラコッタは茶色い植木鉢みたいなイメージ。検索すると、蓋つき付き器が売られてました。ヨーロッパのおしゃれな食卓に出てくるやつやん。 もとは食料が不足がちになる保存食として作る冬の家庭料理なのだそうです。ジャムとか漬物とか保存食を作るのですが、今は何気なく作ってるこれら保存食。冷

          進め!お菓子職人への道〜チョコテリーヌ

          本を読んでいた時代があった〜振り返れば未来(山下惣一聞き書き)

          料理教室でご一緒している方に頂いた本。 職業と土地柄、以前からお名前は存じ上げていたのですが、本を読むのは初めてです。 自分は新規就農したのであるが、同年代や上の年代でうちが農業しているので継いだとか結婚相手が農業者で農業しているとかの方々に、何を好んで農業をしている?と言われたりする。農作業が好きで好きで、というと、不思議がられるのが不思議だったのだが、少し前の農業のやり方や高度成長時代の農業者への見方を読んで、この時代を知っていると、不思議がるのも当然だと納得した。注

          本を読んでいた時代があった〜振り返れば未来(山下惣一聞き書き)