見出し画像

本を読んでいた時代があった〜チョコレートを食べたことがないカカオ農園の子どもに君はチョコレートをあげるか②〜

次の課題は
貧しい村を発展させるために、水道、電気、道路のうちどれを選ぶか?

選べるのは1つだけ。
3年間の技術とお金の協力が得られる。

村の地理的条件や経済的なこと、生活の様子が付け加えられている。

水道〜命が大事、メンテナンス必要

電気〜町と町の格差をなくす。勉強や仕事をして発展できるわメンテナンス必要。ソーラーでいい。

道路〜発展できる。移動手段を持っているか否かで不公平。むしろ、若者が出ていく。メンテナンス必要。

今の若者のインタビューなどで
究極の選択です。AとB、どちらを選びますか?と問われ、
どちらも選べません。極端なの嫌なので。
と答える場面をみるが、これはスゴい!

どちらにしますか?と問われると、どちらにしようかと真面目にとらえて、どちらかを答えるしがないと勝手に思ってしまいがちなのに。行動経済学にも逆らってるな。

発展するとは何か?
豊かになるとは何か?
発展することで得たいものは何か?

もしかしたら、必要なのは電気でも水道でも道路でもないのかもしれない。
先進国が勝手に提示しているこれらだけが、いいものとは限らない。他の選択肢が実はたくさんあるのかもしれない。

私なら水道かな。まずは命を守りたい。と選んだ。
水道があれば、片路1時間かけての水汲みをしなくて良くなり、便利になる。

ちょっと待って。よく考えて。

水汲みをしなくて良くなった時間。自由に使える?学校に行ったり、他の仕事したりするんだよ。私は水汲みをしないけれど、水道代の為に他の労働をしている。便利だけど、そのために時間を使うのは同じ。

きれいな水は生きていくために必要。
でも、水道設備なくてもいいかもしれない。
ろ過装置でもいいのかもしれない。そこまで歩いていってもいいのかもしれない。

便利って何しなくてよくなることではないんだよね。便利を守るために必死で働いている。水汲みをしているのと変わりがあるのかな?

支援って、何?





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?