見出し画像

一日一食ヴィーガン 「恐怖」と「寂しさ」とは

一日一食生活4ヶ月目、そして一日の摂取カロリーを抑えるようになり、1週間程になりました。
それまで食べていた量の1/2〜2/3程度になっています。
カロリーで言うと一食で400kcalあるかないか、くらいでしょうか。

一日に一度の食事となると、空腹時間が長くなります。
そのためか食べた時の血糖値の急上昇を感じ、それがずっと不快に感じていました。

それでも「これくらい食べないと生きていけない」と思って食べていたのを、思い切って減らしました。

減らして正解。さらに元気が増しました。

今日は「恐怖」と「寂しさ」について思ったことを書こうと思います。

『愛さなくてはいけないふたつのこと』松浦 弥太郎 著

「暮しの手帖」編集長を9年間お努めになられたCOW BOOKS代表の松浦 弥太郎さんのが書かれています。

松浦弥太郎さんが好きで、最近になって著書をよく読むようになりました。

私たちが怯えているもの


本の中ではじめに、私たちは「恐怖」と「寂しさ」におびえていると書かれています。

摂食障害だったこともあるのか、以前のわたしは強い「恐怖」と「寂しさ」を抱えていました。

生きていること自体が怖い。それもその恐怖は漠然としたものでした。
また、言いようのない「寂しい」気持ちも抱えていました。

自分だけがこのような思いを抱えていて、それは太っているせいだとずっと思っていました。

(私の経緯については別記事で紹介しています。)

感じていた「恐怖」とは

過去の私は何に「恐怖」を感じていたのか、と改めて考えてみました。

  • 太ること

  • 将来

  • お金

幼少期から高校生くらいまでずっと太っていて、高校1年生のときは100kgになるほどでした。

「これ以上太ったらどうしよう」
「このままで生きていけるのか」

こういった思いにいつも囚われていました。

それが将来に対する恐怖につながっていまいした。

また、その後摂食障害で過食嘔吐をかかえるようなったので、お金の不安も更にのしかかってきました。

常に大量の食べ物を買う生活。
いくらお金があっても足りない。

それくらいの量を毎日、消費していました。

感じていた「寂しさ」とは

次に、過去の私は何に「寂しさ」を感じていたのかを考えてみました。

  • 自信がもてない

  • 認められない

  • 孤独

ずっと肥満であることで自信が持てずにいました。

中学生くらいになると、一歩外を出ると笑いの対象となっていました。
学校でも、それ以外でも人がいるところでは、そんな自分を情けなく思っていまいました。

  • 太っているから認められれない

  • 太っているから孤独

全てが太っていることが原因だと思い、痩せさえすれば全て解決すると思っていました。

満たされない心

100kg超えていた体重も社会人になる頃には40kg前半になり、標準体重になりました。

痩せたら、全て手に入ると思っていた。
しかし、実際痩せても心が満たされることはない。

その現実に幻滅しました。

「結局どこまで行っても私は私、不幸であることは変わらない。」

恋人ができても、結婚しても、子どもが生まれても、
心は満たされませんでした。

「愛」が消し去さる

二人目の子どもが生まれたあと、「不食」を知りました。
食べ物にとらわれない生活。

私にとっては、「不食」が唯一の救いのように思えました。

それから紆余曲折あり、「不食」を知ってから2年で今の食生活になりました。

今の食生活になってわかったこと。

「愛」がすべて

食べる悩みから解放されたことで、私はこの事実を知ることができました。

気づけば今の私は「恐怖」も「寂しさ」も感じません。

自分を愛すること、そして自分以外を愛すること。
その大切さを気づいてから、怖いものが一切なくなりました。

食べることは生きること

一般的に私たちの体は「食べもの」で作られています。

それが、「不食」や「少食」になることで物質的なものがそれほどなくても過ごせるようになります。

すると、周りが鮮明に見えてきます。
食べることにエネルギーを使わなくなるので、他にエネルギーが回せるようになります。

心が安定し、ネガティブな感情がわかなくなります。
全てに感謝の気持ちを感じるようになり、いつも幸せに過ごせるようになります。

本から学びを得ることで、常に自分をアップデートできています。

本があること、その本を読めることに今日も感謝です。
そしてすべてにありがとう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?