引き寄せの法則を使い倒せ！！［前編］〜ほんとうに望んでいることをほんとうに望め〜

きょうは、
引き寄せの法則を使って
あなた自身の願望を叶える方法について
解説します。

そこらの、
ありきたりの『引き寄せ』論とは
一線を画す、
かなり具体的な方法論を
指南します。

そもそも、
引き寄せの法則というのは
もともと『だれにでもできる安直な願望実現法』として脚光を浴びてきた、キワモノ宇宙法則ですから、あまり正確に把握していない人のほうが多いでしょう。

よくあるパターンの説明では、

引き寄せの法則いわく、
あなたのアタマのなかで考えていることが現実になります！
例）お金がほしい！
→お金が手に入る

まぁご承知のとおり、
このやり方で上手くいった人はいない。
お金がほしい！
と望んでもお金は来ない。

で、すると今度は、
こんなふうに説明される。

引き寄せの法則というのは、
あなたの
『アタマのなかで思い描いていること』を
現実世界で再現するだけなのだ。
例）お金がほしい！
→お金がほしい！と思っている状態
(つまり金欠)を現実世界で再現。

じゃあどうすれば？
すでにそれが実現したかのように
思い描け！
例）１０億円手に入りました、ありがとうございます💖
→１０億円すでにある状態が現実化する。

笑笑笑

あのさ、
この方法で上手くいった人って、
いないと思うよ？？

これから詳しく解説するけど、
そのまえに。

どうしてこれ、
ダメなんだと思う？

この方法では、
叶わないのは、
どうして？？？

『完了形で願え！』
というルールを守り、
『それが実現したところをありありと思い描け！』
というルールを守り、
『感謝の気持ちを持て！』
というルールを守り、
何なら、
感謝のアファメーションを唱えてみても
けっきょくのところ、
１０億円なんて、
やってこない。

これは何故だと思う？？！？

あのね。
お金というフォーマットは
あなたのものではないからです。

あなたには
あなた自身の願望を叶える能力なら
すでにあるのだが、
それを行使するためのたったひとつの条件として、
それは
『あなた自身の願望』
でなくてはならない。

ここね。
これが
ほんとうに、
なによりも、
重要なのよ！？

ここを理解できれば、
『引き寄せの法則』は
かなり使えます！

でね、

お金、
というフォーマットは、
あなた自身とは何の関係もない
それこそロックフェラーとかロスチャイルドとかの『他人の願望』に過ぎないものなので、
それをあなたが願っても叶わない。

つまりね、
『引き寄せの法則』という願望実現法で願いを叶えようと思ったら、
そもそも
『自分の願いを願う』
ことが何よりも大切であり、
この部分を理解できないかぎりは、
なにひとつ叶わない。

指摘されないと、
というか、
指摘されてすらも
これは、
『分かりにくい話』
なのかもしれないが。

あなたにはあなたの願いがあって、
しかもそれを叶えることは
本来まったく難しくはない。

ほんとうです。
あなた自身の『願いを叶える』ことは
本来、まったくむずかしくはない。

ただし、
そのためには、
まずは、
『自分が何を願っているのか』を
自覚しなくてはならない。

自分で自分の願いを自覚する、
という、
一見なんの変哲もない部分で、
じつに多くの人間が挫折してしまい、
ほんとうに『願いを叶える』地点まで、行けない。
これって、ほんとうに馬鹿みたいな話なんだが。実態として、そのようになってしまっているのですね。

このことを
別の角度から説明しなおすと、
この世にいる多くの人間は、
そもそも
『自分は何を望んでいるのか』
を自分で理解できていない。
ということ。

何を望んで『いない』か、を
自分で把握できている人は
多くいても、
何を望んで『いる』のか、を
正確に把握できている人間は
じつはかなりの少数派だ。

なのでね。
アホみたいな話なんですけど。

『願望が叶わない』
最大の理由は、
『自分がそれを望んでいることに気づかない』から。
なのです。

そんな馬鹿げた現実が、
この世には、
ほんとうにあります。

なので、
ほんとうのほんとうは、
『わたしは何を望んでいるのか』を
自分で自分に問うことが最優先であり。
じつに、
その質問への回答が為された時点で
ほとんどゴール前(だいたい９９％地点)まで
到達です。

というか、
そもそもね。
『如何にして叶えるか』
という部分は、
一般的に想定されているほど
重要ではなく、
難しくもない。

そんなことよりも、
『わたしは何を望んでいるか』を
正確に突き止めることのほうが、
ほんとうに、はるかに大切です。

ほんとうに望んでいることを
ほんとうに望めば、
『その情熱の強さによって』
願いが叶うのは、
あっという間の出来事。

というか、
ここでいう『あっという間』が
何日だろうと、
何年だろうと。
『ほんとうに望んでいることを』
『ほんとうに叶える』
プロセスというのは、
文字どおり
『人生そのもの』
であって、
それを長すぎると感じる人間は、
基本的にいません。
結婚したい相手がいて、
その人と両想いだったら、
結婚そのものはだいぶ先でも
デートが楽しいでしょ？
という話です。

なのでね。
願望実現において
何より重要なのは
『ほんとうは自分が何を望んでいるのか』を
突き止めること。

じつは、
願望実現までの道のりの
９９％は
『ほんとうの願いを突き止める』
プロセスなのです。
知ってしまえば、
じつに、
カンタンな話です。

では、
その『ほんとうの願い』は
どうやったら突き止められるのか？？

お金→他人のフォーマット
仕事→他人のフォーマット
地位→他人のフォーマット
恋愛→他人のフォーマット
結婚→他人のフォーマット

あのね、
一般的な単語に置き換えられるものは
ほとんどぜんぶ、
『あなたはきっとこれを望んでいる！』
という感じで、
他人から押し付けられたものです。

あなたが
『結婚したい！』
と望むと、
ゼクシィが儲かるんですよ！笑

わたし自身の例を挙げると、
わたしには愛する女性がいて、
彼女と生涯を共にしたいと強く願っていますが、
だからといって、
これを『結婚』という単語に集約されるのは、かなり違和感があります。

また、
女の子同士の恋愛は、
どうしたって一般的な異性愛よりも、
社会的な難易度が上がってしまいますが、
だからといって、
レズビアン(またはLGBT)の社会的な立場の向上を目指すのは、周辺的なものであって、わたし自身の本当の目的にはなり得ません。

でもさ、
社会的には、
『好きな人は同性です』
とかカミングアウトして、
『レズビアンの権利向上運動』
でもやっていたほうが、
人として立派に見えるでしょ？

この『差』です。

この『差』について、
考えてみてください！

あのね、

第三者にも理解可能な形に、
自分の願望を
『上手くまとめることができた』
ら、そっちのほうが、
カッコよく見えるでしょう？？

でも、

その願望は、
まちがいなくニセモノです。
よそゆきのイミテーションだと思ったほうがいい。

さきほどの例に戻れば、
わたしは
『愛する彼女と生きてゆきたい』
のであって、
それについて社会運動をしたいわけではありません！
もっとはっきり言えば、
彼女本人の合意は絶対に必要だけれども、
ほかの見ず知らずの他人たちが、
わたしたちの関係性に
『合意する』かどうかなんて、
本来、どうでもいい話でしょ？？

そのへんを
『いつの間にか』
混同させられてしまうような
社会文化が出来上がってしまっていますので、
『ほんとうは何を望んでいるのか』
を突き止めるにあたって、
そうした話に巻き込まれていないかどうかも、重々注意して見てみる必要があります。

別の例でいうと、
わたしは西洋占星術が
ものすごく得意で、
まぁ自分でいうのも何ですが
神レベル笑

でもね、
だからといって
『西洋占星術の日本における第一人者になる』
などと宣言したら、
それはウソの願いなんですよ！

まわりのウケはいいだろうけど、
わたし自身は
社会的地位や身分について思考することが一切できない性質だから。
そこを偽ってはいけない。

なんの話をしているか、
分かりますかね？？？

『引き寄せの法則によって』
自分の願いを叶えようとしたら、
いわば『引き寄せの磁力』が
どのくらい働くかが、
何よりも重要なわけです。

で、
『引き寄せの磁力』の強さは
あたりまえですが
『願いの強さ』に比例するし、
ここでいう願いの強さとは、
『ほんとうにそれを願っている』
かどうか、ということです。
そのことが、
そっくりそのまま問われます。
願いの純度、
と言ってもいい。

じゃあどうすれば？？？

『ほんとうにそれを望んでいるのか』
をしつこく精査すること。
そして、
かけがえのない
『自分自身の望み』
を、
そこらの一般単語に
置き換えないこと。

わたしは西洋占星術が得意、
という例で言えば、
『社会的な地位は誰もが望んでいるはずだ』
などという一般論を
勝手に自分に押し付けない。

持っている能力を活かしたい、
とは誰もが思うし、
そこはわたしだってそのとおりなのですが。
だからといって、
『社会的な評価に結びつけたい』
かどうかは、
ほんとうに人それぞれなのです。

わたしの場合は、
社会的な評価、社会的な地位は
『要らない』と
はっきり答えが出ていますが、
あなたの場合はどうですか？？？

ここで社会的な評価がほしいのなら
はっきりと『ほしい！』と
認めること。
お金、という形で評価されたいのなら
『お金で評価されたい！』と
はっきり認めること。

すこし余談ですが、
わたしはわたしの西洋占星術のスキルに関して、たとえば鑑定文を書く時の異様な速さは自分で見て知っているわけですよ。執筆スピードが追いつかない速さで情報を読み出し、読まされる側のことを考慮して、ある程度の分量で切り上げて文章をまとめるけれども、その気になれば、一枚の図からもっと際限なく情報を読み出せます。
そのシーンを毎回体験していると、
自分で自分の能力を疑う余地が無くなるので、西洋占星術に関しては他者評価はとくに必要ない。

でも、
そういった体験をしていない場合は、
自分の能力を他者から評価される機会は、ふつうは必要でしょう。
なので、痩せ我慢は抜きに、
『自分の能力を他人から評価されたい』
とお望みなら、
『自分の能力を評価されたい』と
素直に望むこと。

いずれにせよ、
望みの方向性が何であれ、
とにかく
『ほんとうに望んでいることを』
『ほんとうに望む』
ことが、
引き寄せの法則を自分自身のために使いこなすときの要点です。

こんな話、
聞いたこともなかったでしょ？
いまの世の中、
何を望むのにも、
『他人にも理解可能な望み』に
いつの間にか調整されてしまうのが常です。そうすることが美徳だと思われているような雰囲気もある。

あなたは生身の人間なのだから、
『ナマの』願いを
生きた胸に抱くことが
ほんとうに大切で、
ほんとうに必要なのです。

『引き寄せの法則を使いこなす』
ための最大の要点は、
ほんとうに願っていることを
ほんとうに願うこと。
とくに、
第三者に理解可能になるように
『分かりやすく加工』をするのは
絶対にやめること！

『願いの純度』に
とにかく
気をつけて！

自分で自分の願いを
加工食品にしないでください！！

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