地球ラクショー!!!って平然と叫べる、まきさんのホロスコープ
ええと、わたくしいまいち体調が優れないのですが。そのための休暇も用意したので、きょうはこのホロスコープを読んでみます。
これは強い図です。
東西南北から読めと説いたのはあたし自身なので、そこから説明を始めるとすると、
アセンダントは乙女座で、
東西南北ぜんぶが柔軟サイン。
東西南北柔軟サインの人は、
適応力があり、
人生ぜんぶが成り行きで良い。
生きる意味とか、いちいち考えなくても生きてゆける。
なかでもアセンダント乙女座はですね、
すこし引いた目線で人生を眺めることができるので、この“冷静さ”はとても有利です。
12星座は対等でも公平でもない、
というのがわたしの持論なのですが。
その意味では、
乙女座はそうとう弱い星座です。
最弱は双子座で、
その次が乙女座天秤座ですから!
しかし、
こういうのは、いわゆる“適材適所”なので。アセンダントにある場合には、強さというか長所として機能するのです。
人間界という場所は、
決してニュートラルでもオーソドックスでもなくてですね、かなり歪んだ、偏った世界です。
こんな世界にどれだけ適応できるか?
という“ゲーム”を強いられるのが
人生、というものなのですが。
それについて考えてみると、
自分自身をあらわすアセンダントが
乙女座にある人は、
たいへん、たいへん、有利です。
よほど特殊な境遇にいるか、
よほど特殊な能力がないかぎり、
自給自足で生きてゆくのは不可能ですから。
人間界に生まれてしまうと、
人間関係というものを
“強制的に”持たされます。
人間の悩み事の大部分は、
人間関係の悩みだといいますね?
しかるに、
12星座には
個人星座と集団星座というのがあって。
牡羊座から乙女座まで
(1番目から6番目まで)が
個人星座で、
天秤座から魚座まで
(7番目から12番目まで)が
集団星座です。
人間というのは、
とどのつまり、人間集団に適応しないかぎり生きてゆけないのですから、
アセンダントの星座は、
個人星座よりかは、
集団星座のほうが、
有利です。
じっさい、
(アセンダントが)
牡羊座や双子座や獅子座の人は
(※個人星座の奇数番号)
どぅにも、
人間関係のトラブルに見舞われやすい感じです。
でね?
分類上は
『天秤座からが集団星座』
(※乙女座は個人星座)
なのですが、
どぅも実感としては
乙女座は『集団星座の0番目』
のような立ち位置に存在しており、
『この世に生まれてきた以上は、』
『人間集団のなかに所属せざるを得ず』
『人間関係に直面せざるを得ない』
だから、
アセンダントの星座は
『個人星座よりも』
『集団星座のほうが』
はるかに有利、
というときの、
『集団星座』とは
実質的には
乙女座から水瓶座までであり、
つまり、
乙女座はむしろ集団星座のほうに
分類されます。
(※逆に魚座は個人星座の0番目になる)
乙女座は、
個人星座の最後の星座であり、
ゆえに
『集団に適応できる自分になる』
『社会に通用する自分になる』
のような意味合いを持ちますからね。
それがアセンダントにあるとですね、
個人星座としてのニュアンスを残しつつ、
つまり集団の論理に染まることなく、
しかし集団に適応する能力はある、
ということになります。
この世に生まれた以上は、
いずれにせよ、
人間集団に所属せざるを得ないのですから、
これは、
きわめて有利なのではないかと。
アセンダント乙女座は窮屈というか、
つまらないというか。
子どもの頃から現在まで、
どこか不自由な感じ、
人生ってつまらないなって感覚を
ずっと感じて来られたかもしれませんが、、、、
ふつうに生きているだけなのに、
なぜか次々とトラブルに見舞われる
獅子座や天秤座、
自分にとって当たり前のことが
相手にはまったく理解不能だったりする
牡牛座や蠍座に比べれば、
はるかに、はるかに、生きやすい。
そういう見方をするとですね、
───出生時刻が1分単位で正確かどうかは分からないので、いつもはこの手法は使わないのですが、今回は使わせていただく!───
アセンダント乙女座のなかでも
乙女座の第13度なんて、
ほとんど最強の度数ですから!
一般市民のデモ行進を警察が来てぜんぶ鎮圧しちゃう、みたいな度数です。
自己主張が強い、というよりかは、
自分の要望を通すのが上手い、
んじゃないかな??
アセンダント獅子座の主張は、
自己主張のための自己主張になってしまって、まわりには理解されない───それゆえにしばしばそれは怒りに満ちたものとなる、
とか、
アセンダント天秤座の主張は、
まわりの雰囲気に綺麗に染まった、忖度のための忖度になってしまって、拍手はされるが、事実上なにも主張していないに等しい。
それに比べたら、
アセンダント乙女座の、
しかも最強度数だったりすると
『みんなのためを思っての発言を装いながら』
しかし
『自分の要望はしっかり通してる』
みたいな。
そういう手練手管は
自然と身につけてるんじゃないかな?
ドラマチックさは薄くなるし、
ロマンティックな感じは無いですが、
この世を生き抜いてゆく能力は高い。
そんな感じ。
でね?
アセンダントはその人自身を表わしますが、1ハウスもだいたい同じ意味を持っています。
なので1ハウスを見てみると、
そこには冥王星があって。
あ!これは!!!
この時点で勝負あった💥💥💥
ご本人が自覚されているかどぅかは別にして。
1ハウスに冥王星があると、
とても『押しの強い』人物になります。
5月に読んだ図では、
1ハウスに月があり、
すると『自分以外全員すごい人に見える』
というのとは対照的ですね。
内心で『自分はすごい人だ』と
自覚しているかまでは分かりませんが、
他人から見ると、あなたはすごい人、強い人に見えるはずです。
人間関係のちょっとした鍔迫り合いで、競り負けることは、まぁ、無いでしょうね。
しかも、
ほんの僅差で、
天秤座じゃなく
『乙女座の冥王星』なんですよね。
これは強い。
(※出生時刻が仮にまちがっていても、確定で冥王星は乙女座です)
日本の近現代史はなかなか複雑でしたからね。日本という社会を生きている日本人同士でも、世代による有利不利というのはあきらかにあって。
昭和の昔に遡ると、
戦争を体験させられた世代と、
戦後生まれ。
時代が下ると、
高度経済成長の恩恵を受けられた世代と
バブル崩壊以降の平成不況世代。
トクした世代と割を食った世代の差は
あまりにも明白で。
これを占星術に置き換えると、
冥王星獅子座世代と
冥王星乙女座世代は勝ち組で、
冥王星天秤座世代は負け組です。
乙女座と天秤座のあいだに
大きな大きな境界線があって、
乙女座は勝ち組、
天秤座は負け組なのですね。
いわゆるひとつの、
“就職氷河期世代”というやつは
占星術でいうと
冥王星天秤座世代ですから💥💥💥
ああ!
まるで“絵に描いたような”あざとさで、
ギリギリ
乙女座世代のほうに入っているなんて!!!
強運の持ち主は、
だいたいどこを見ても強運なんですよね💕
まさに“絵に描いたような”強運、
すごいっ!!!💥💥💥
♡♡
♡♡
アセンダントから始まる東西南北を読んだら、次は月と太陽の関係を見てみましょう、と説明していたのはあたし自身なので、それにならって太陽と月を見てみるとですね。
というか土星も重要なので、
ここは土星、太陽、月について
見てみることにすると。
冥王星─土星:135度
冥王星─太陽:135度
冥王星─月:150度
とまぁ、もののみごとに
土星も太陽も月も
1ハウスの冥王星に“絡まれてる”(笑)
あんまし使われていない手法ですが、
基本10天体を
『重要なもの』と
『それほど重要でないもの』に
分類すると、こうなります。
重要:冥王星─土星─太陽─月
非重要:それ以外
これじゃぁ雑すぎるから、
もぅちょっとそれらしい分類にすると
中心軸:冥王星─土星─太陽─月
左(緩い):海王星─木星─金星
右(鋭い):天王星─火星─水星
(※この文章だと分かりにくいですが、
元々の図では、まんなかに柱があって、上から順に冥王星、土星、太陽、月の順。左右の柱も同様で、冥王星海王星天王星は上にあり、月水星金星は下にあります)
これね、カバラ神秘主義の『生命の樹』に占星術の基本10天体を当てはめると、、、っていうやつから取ってきたんですが。
左の柱に属する
海王星─木星─金星は
受動的であり、受け取るもの。
むこうから勝手にやってくる。
右の柱に属する
天王星─火星─水星は、
能動的であり、自分の意思で扱うもの。修練するとレベルアップできる。
こうして対比してみると、
これはちょっと余談になりますが、
『男性』を意味する火星は
『能動性』の右の柱に属していて
『女性』を意味する金星は
『受容性』の左の柱。
つまり男女で別々の柱に配置されていることが分かります。
それだけでなく、
火星は右の柱の二段目なのに対して
金星は左の柱の三段目なのだから、
ある意味では男尊女卑は必然であり、
これは、
男のほうが攻撃的で
女はたいてい被害者になる、
といった意味にもなる。
端的に言って、
左=受容性の最下段にある金星が
右=能動性の二段目にある火星に
勝てるわけがないですから!!!
その意味では、
闘争、紛争を前提とするなら、
攻撃するのはいつも男で、
やられるのはいつも女。
そういう構図になりますね??
しかし同じこの構図を見てですね、
『男(=火星)が創造したものを』
『女(=金星)は無条件に受け取って良い』
という意味にも取れます。
能動性の中段(=火星)で創造されたものは、そのまま下に流れますから、それは、受容性の最下段(=金星)が受け取るのが妥当である、ということにもなります。
そんなわけで、
男女関係においては、
男とは決して争わず、
『男が創造したものを』
『女は遠慮なく受け取って』
ありがとう💖ごちそうさま✨✨✨
そんな人生攻略も成り立つわけですよ??!?
フェミニスト女性はたいていみんな不幸そうに見えるのは、
占星術的にいえば、
男=火星と争っても、
女=金星は絶対に勝てないうえに、
闘争状態にあるかぎりは、
『男が創造したものを』
『女は無償で受け取っていい』
という“金星の特典”が使えなくなるからなのですね。
そんなわけで、
スピリチュアルや自己啓発のなかには
女性向けの教えとして、
『受け取ることの大切さ』を説いたものが多数ありまして。
火星と金星の位置関係から考えてみると、その考え方はじつに適切です。
女性は男性に対して、
『闘争には負けておいて』
『しかし“戦利品”はぜんぶ無償で提供していただく』
という接し方が適切であろうかと。
わたし個人の実感としても、
そんなふうに思います。
♡♡
♡♡
ずいぶん話がそれてしまった。
そろそろ
冥王星─土星─太陽─月の話に
戻りたいのですが。
さしあたって、
男性を意味する火星と
女性を意味する金星は
『重要な4天体』のなかには入っておらず、
火星は右の柱=能動性の二段目、
金星は左の柱=受容性の最下段。
そもそも能動と受容の差があるうえに
位置関係も火星が上で金星が下なので
火星と金星が争っても
金星に勝ち目は絶対にない。
しかし、
火星が創造したものを
金星は無条件に受け取れる。
これは、スピリチュアルな知識のなかでも、理解しやすく、なおかつとっっても使いやすいものなので。
『男性と女性は』
このような関係性にある、
ということを、お気に召したら憶えておいてくださいな💕💕💕
♡♡
火星と金星が
男性と女性であるなら、
同じように、
太陽と月も、
男性と女性の関係です。
ただし、こちらは、
同じその人のなかにある
『男性性と女性性』と言ったほうが適切で、
(※もちろん男性性=太陽、女性性=月)
これは同時に、
顕在意識と潜在意識の関係でもあります。
(※太陽=顕在意識、月=潜在意識)
これを
いま火星金星の説明に使ってきた
右の柱とか左の柱とかに当てはめるとですね、
どちらも『中央の柱』に属していて
(冥王星─土星─太陽─月)
最下段にある月と、
そのひとつ上にある太陽。
6月分の鑑定で、
太陽意識についてお話ししましたが、
太陽意識というのは、
無意識で幼稚なままの『月意識』を、
調教して飼い慣らさなければならず、
それができなければ、
そもそも社会生活を営むことさえ、
ままならない。
目先の喜怒哀楽(あるいは空腹とか性欲とか嫉妬心)に振り回されてばかりいる幼稚な『月意識』を、存分に飼い慣らして。
それとは別の、自分らしく前に進むことができる“理知的な”自己を確立できたなら、それが『太陽意識』です。
たとえばの話、
引き寄せの法則は見た目とてもカンタンそうに思えますが、引き寄せの法則を使いこなすのには『太陽意識』が必要です。
西洋占星術は、
広大かつ複雑な知識体系なので、一朝一夕では習得できないことはお分かりかと思いますが。西洋占星術をマスターするのにも、やはり『太陽意識』が必要です。
また、わたしはスポーツには興味はなく、やってみたいとも思わないですが。プロのアスリートになるのにも、やはり『太陽意識』は必要でしょうね。
練習めんどい、やりたくない、とかって毎日駄々をこねる月意識とのせめぎあい。月意識が何を言おうと、練習は練習としてきちんとこなせなければ、プロにはなれませんから!
『太陽意識が必要』
という言い方をしてきましたが。
じっさいのところは、
プロになろうと努力するプロセスが、
そのまま太陽意識を確立する道にもなっている、というふうに見るのが適切でしょうね。
いずれにせよ、
何者にもなろうとせず、
何の努力もしたことが無い人というのは、
それが『剥き出しの月意識をそのままにしている』ということであるのならば、ただの幼稚な未熟者です。
どのような境遇に生まれ落ちて、
どのような人生を生きるにしても、
月意識=未熟で幼稚な無意識の自己を
うまく調教して、
ある程度、理性的に振る舞うことができるようにならなかったら、そもそもまともな人間として認知してもらえませんから!!!
♡♡
さて。
ここまでが、
太陽意識と月意識の関係についての
(再度の)説明だったのですが。
今回は“中央の柱”という話になっていて
冥王星─土星─太陽─月。
とすると、
太陽意識のうえに、
さらに土星と冥王星があることになりますね??
これを分かりやすくいえば、
太陽意識が確立されたあとでも、
土星=社会からの抑圧や
冥王星=人智を超えた何か、が
その人の人生に困難をもたらす可能性がある、という意味ですね。
つまり、
『太陽意識』は、
片方では下方にある月意識の面倒を見ながら、
もう片方では、自分の一存ではどぅにもならない土星的現実、冥王星的現実にも対応しなくてはならない、ということになるわけですが。
生まれながらの、無意識で無自覚な自己としての『月意識』に対して、
この社会にうまく適応しながら、
自分の人生を全うするために
『後天的に確立する』のが
『太陽意識』。
この両者の関係がとても大切だ、
ということは何度も説明してきましたが、
理屈としては、
月意識、太陽意識の
さらにうえには
土星意識、
冥王星意識、
が存在していることになりますよね?
自分らしく生き、自分の人生をきちんと全うするには『太陽意識の確立』がとても大切だ、ということを力説してきましたが、
理屈としては、
個人としての自己を超えた、
『社会全体としての自己』としての
『土星意識』、
超常現象なども含んだ
『森羅万象すべてとしての自己』である
『冥王星意識』というのも、
存在しているはずなのです。
引き寄せの法則をマスターすれば、
なにもかもすべてが思いどおりになる、という話ですからね(笑)
冥王星意識が確立されている人、というのも、きっとどこかに存在しているはずです。
月意識にとっての、
自由だとか、あるがまま、というものは、その場かぎりの無軌道なものです。
たとえばの話、
アイス食べたいアイス食べたいアイス食べたいアイス食べたい、を繰り返したあげく、肥満体になったり虫歯になったり。長い目でみればただの自滅にしかなっていないのに、月意識はそのことに気づかない。
江戸時代の話ですが、徳川家の将軍様で、大の美食家だったがひどい虫歯で苦しんだ、という人が実際にいたらしいです。(何代目だったか忘れた)
それに対して、
食事と健康というテーマに関して
太陽意識が浸透していれば、
アイス食べたい、と思ったとしても
適量で満足できるし、
そもそもの
『適切な量の食事をして』
『健康が維持されている』
ということそのものに満足できます。
健康、とはどのようなものであるかをほんとうに知っていれば、
(※病気療養中は不自由ですからね!)
『健康であること』そのものを
『自由』として享受できるわけです。
ね?
食事と健康を例にすれば、
月意識にとっての自由とは暴飲暴食を繰り返して健康を損ねる自由。
太陽意識にとっての自由とは健康それじたいのこと。
こんなふうに考えてみると、
月意識と太陽意識とでは
そもそもの『視野の広さがちがう』
というふうに説明できます。
そこから類推すると、
土星意識は太陽意識よりも視野が広く
客観的に物を見られる、
というふうに想定できます。
社会に対して従順でありながら、
そのことに不自由を感じなくなったら
(抑圧されているとは感じないなら)
おそらくそれが
『土星意識の確立』なのでしょう。
分かりやすい例としては、
『買い物をする自由』を無制限に享受していると、あっという間に貧困に直面させられるのが、いまの世の中の現実なわけですね。
でも、そのことに関して
『ほしいけど買えない』ものが
あまりにも多くある状態で生きていると、やはり、自分は貧乏だと感じることになるだろうし、ある種の抑圧感を感じることになります。
抑圧感。
この重苦しい感覚を、
どぅするのか??
抑圧感を背負わされながら生きている状態では、土星意識は確立されていない。
社会的に成功していて、
つまり仕事面では『太陽意識が確立されている』人でも、わけのわからない詐欺に遭ったり借金を背負わされたりしてることって、よくあるでしょう?
それって、
自分自身の身を立てられるくらいには
『太陽意識が確立』されていて、
だからこそ職業上は成功できたのだけれど、
同時に、社会そのものに対して抑圧感とか無力感を感じていて。
だからたとえば、
『いまの稼ぎがずっと続くとは限らないから』へんな儲け話に手を出して、全財産失ったうえに借金まで背負わされる、とかになったりするわけです。
あるいは、
正体不明の無力感にいつも苛まれているから、まったく無意味な散財、無意味な浪費をやめられない、とかね。
こうして考えてみると、
職業的に成功してひと財産築くのは
『太陽意識』の仕事で、
それを後代にまで継承可能な形で残せるのは『土星意識』のなせるわざなのかもしれませんね。
『太陽意識の確立』はその人の人生を左右する死活問題なのに対して、
『土星意識の確立』は、そこまでできている人のほうが少なくて、モデルケースもあまり提示できないけれど。
こんな馬鹿げたクソ社会に生きていても、社会に抑圧されている、とは少しも感じていない──そうして実際にすこしも抑圧されていない──人というのは、たしかに存在しているはずなのです。
その状態を確立できた人がもしいたら
その人は『土星意識が確立されている』と言えるでしょう。
♡♡
さて。
わたしたち現代人にとっては、
『自己実現』というのは
この社会のなかで行われるものなので。
太陽意識を確立させ、
自己実現に向けて歩んでゆくとき、
どうしても社会=土星との関係性を無視することはできないし、社会=土星からの影響下での自己実現を目指すしかない。
ね?
金銭的に成功してしまえば、
クソみたいな税務署が襲ってきて
馬鹿みたいな大金を徴収される宿命なのですよ??
成功した場所が、
この社会だったばっかりに!!!
つまり、
人生という営為そのものが(=月意識と太陽意識)
じつは、
『社会という箱の中で行われている』わけですね(=土星意識)。
そうして、
人間社会そのものが
じつは『より大きな全体像』の一部分にすぎず、社会という箱の中はだいぶ閉鎖的ですから、そんなものが存在していることじたい忘れていることが多いですが、たとえば大震災やら天変地異などがやってくると、突然社会の外に直面させられることになります。
つまり冥王星意識とは、
社会の外にある、社会的にはコントロールしようもないもの(を自分自身の一部として受け入れること)と関連します。
冥王星意識について考えるとき、
もっとも身近な例は『死の恐怖』でしょうね。
死、というのは人生の最重要イベントであるにもかかわらず、
たとえば、社会的キャリアについて考えるとき『死』の適切な置き位置がない。
○歳までに○○を達成!
みたいな“未来年表”を想定するとき、
死を完全に度外視していて、
まるで自分は永遠に死なないかのようなつもりで、将来のキャリアを考える。そのようにするしか、方法がない。
じっさい、いまの社会は死を完全に無視することによって成り立っていますからね!
人口が減少する、という形で統計処理をするほかは、まるで死など存在しないかのような社会を構築してきてしまいましたから。そんな現実を生きているわたしたち現代人は、社会の枠内=土星意識によってでは死を扱うことができなくなってしまい、、、、
そのせいで死は冥王星意識の管轄です。
月意識のままでは生きられないから
太陽意識を確立する、
太陽意識だけでは足りないから
土星意識を確立する。
そこまでは
『人間社会という集団にうまく適応する』ためのものだったのに対して、
死を前にして、
冥王星意識においては
ついに“個人へと帰還”します。
死を前にしたとき、
死ぬのは自分自身であって、
ほかの誰でもないからです。
そんなわけで、
冥王星意識が確立されている人には、
死の恐怖は存在しないでしょう。
1ハウスに冥王星があることと、
冥王星意識が確立されることとは、
直接の関係は無いのですが。
1ハウスに冥王星があるのなら
どのみち冥王星とは無縁にはなれない
冥王星を手懐けてしまえば、
死の恐怖は無くなります。
♡♡
♡♡
まきさんのホロスコープには、
1ハウスに冥王星があって。
そこから土星太陽月のぜんぶに対してアスペクトが延びているばかりか、
冥王星─土星─太陽の三角形ができていて。
この図形は、
トールハンマー、ないしは
“神の手”と呼ばれています。
本人の顕在意識のなかでは
まだ冥王星意識が確立されていないにしても、
1ハウスに冥王星があるなら、
物の見方がどこか“冥王星的”になるのだろうし、
しかもそこから
土星にも太陽にも月にも
アスペクトが延びているわけですからね。
すると、
どうしても
太陽意識を確立して自己実現するとか
土星意識を確立して社会からの抑圧感に負けない自分になる、とかのテーマぜんぶが『しゃらくせぇ』感じになりますよね??
え?なんかそーゆーのって
ぜんぶどーでもよくない??
ってなる。
無力なままでいるより、
力をつけたほうが良いし、
無職でいるよりかは
定職に就いたほうがいいだろうけど。
あるいは、
早死にするより
それなりに長生きなほうがいいとは思うけれど。
そうした話ぜんぶが、
ぶっちゃけどぅでもぃぃっていうか
まぁ、よきにはからえ!!
どっちでもいいよ✨✨✨
って、そんな感じになる。
♡♡
♡♡
ここまで長々と書いてきましたが。
まぁ読み物として愉しんでいただけたのならさいわいなのですが。
ぶっちゃけ、まきさんというひとは、
そーゆーの気にしない人です。
胡蝶の夢、一炊の夢。
この世なんて夢にすぎないから、
まぁ脱力しすぎないていどにテキトーに、がんばりすぎないていどにがんばって。
ビール片手にスポーツ観戦でもしてる気分で、ご自分の人生も眺めていらっしゃるのではないでしょうか。
わたしには、
この人はそんな人に見えます。
【おしまい】
※まきさんへ※追加の質問などおありでしたらお寄せください。今回扱えなかったトピックは山ほどあります。下世話な話とかでもいいですよ笑
🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤
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#月意識
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お金あげるの大好きー✨✨✨ お金もらうのも大好き💕💕💕💕