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読んだ本の感想とかまとめとか、好きなだけ

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読書記録をまとめるために作ったマガジンです。感想重視のもの、読んで思考した内容重視のものなど様々です。
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#推薦図書

#読書の秋2020で2つの賞をいただきました!

こんにちは。先程発表があった通り、#読書の秋2020で2つの賞をいただきました....!大変嬉しい…

ミモザ
3年前
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『四月になれば彼女は』を読んで

こんばんは。 だいぶお久しぶりになってしまいました。 過去に読んだ本の映画化が決まってか…

ミモザ
3か月前
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『神様の暇つぶし』 千早茜 作 #読書 #感想

初めて聞いた名前の作家さんの本を手に取ってみた.お正月期間の読書もこれで最後. この本は…

ミモザ
1年前
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『嘘つきジェンガ』 辻村深月 作 #読書 #感想

3つの詐欺の物語. 辻村さんの小説の素敵なところはどんなに暗い話でも後味が決して悪くない…

ミモザ
1年前
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『はじめての』 (短編集) #読書 #感想

実はこの小説を元に,私の大好きなYOASOBIが楽曲を出している. 4人の著名な作家の作品集で,…

ミモザ
1年前
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『憐憫』 島本理生 作 #読書 #感想

新年早々,島本理生さんの恋愛小説を手に取ってしまった. 島本さんの恋愛小説は私にとって"し…

ミモザ
1年前
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『死神の精度』 伊坂幸太郎 作 #感想 #読書

音楽を愛する死神、千葉。食べても美味しいとは感じないし、夜寝なくても眠いという感情が湧いてくることはない。彼が仕事をするときはいつも雨。見た目は調査対象に合わせて毎回変えることができる……。 ユーモアな死神と対象者との出会いが面白い。 千葉は「対象者」となった人を1週間調査し、死の判断を下す。「可」とすれば8日目に対象者は死に、「見送り」とすれば対象者は死なない。 ミステリー要素も含まれているかつ、多くの死神が適当な調査をしていて ほとんどの対象者が「可」となる中で 、千葉

『屋上のウインドノーツ』 額賀澪 作 #読書 #感想

「ウインドノーツ」は「風の音」という意味だそうで。 吹奏楽部の青春小説。綺麗事だけが書か…

ミモザ
1年前
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『腹を割ったら血が出るだけさ』 住野よる 作 #読書 #感想 ③

続き。3記事め。 ちなみに1記事めを公式マガジンに追加していただけたようです、、、! この…

ミモザ
1年前
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『腹を割ったら血が出るだけさ』 住野よる 作 #読書 #感想 ②

つづき。 昨日の感想を思い出せるような茜寧の姿。 鏡越しに自分を見て、"グロテスク"だと感…

ミモザ
1年前
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『腹を割ったら血が出るだけさ』 住野よる 作 #読書 #感想 ①

私の大好きな住野よるさんの作品。 私が圧倒的に住野よるさんを好きな理由はたくさんあるのだ…

ミモザ
1年前
49

『母性』 湊かなえ 作 #読書 #感想

今日は映画化も決まっているこの作品の感想を。 自分の母親を愛しすぎていて、親離れができな…

ミモザ
1年前
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『同志少女よ、敵を撃て』 逢坂冬馬 作 #読書 #感想

第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。 ソ連…

ミモザ
1年前
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『硝子の塔の殺人』 知念実希人 作 #読書 #感想

具合が悪い時に寝っ転がりながら読んだ本格ミステリーの感想を少しだけ書き残しておく。 あらすじ(Amazonより) だいぶあらすじが長いし、正直本の帯などに書かれているあらすじは、今回は「話盛りすぎ」感が否めなかったような.....。 ミステリーとしては十分面白かったし、正直想像以上のどんでん返しもあったし、長編とはいえあっという間に読み終えることができたとは思う。 ただこの作品は、「本当にミステリーが好き、かつそれがコミカルに書かれていても許すことができる」人にしか向