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🪆ロシアの友人🪆【人生は人喜ばせ合戦】

チェーンナーさんのバトンリレー「人生は人喜ばせ合戦」のバトン。
趣旨としては「人に喜んでもらったこと」「人にしてもらって嬉しかったこと」これらの体験を集めてみんなの力にすべく、巨大な「人喜ばせ合戦」のアルバムを作ること、らしいです。

昨日(7月27日)にikue.mさんから受け取って投稿してバトンをハミングバードさんに渡し、ハミングバードさんが森尾歩さんに渡し、それをまた今日、私が受け取ってきました。
素晴らしい速さ!ここに「チーム駆け込み乗車」(ハミングさん命名)が誕生しました。爆誕と言っても良いでしょう。
みなさん素晴らしい記事でした。(ちゃっかり自分のも)

しかしこのままではこの恐ろしい速さでチーム内を永遠にグルグルする恐れが出てきたので、この記事をもってバトンを収めようと思います。そうしないとみんないつもの記事が書けませんからね。
以下が私の二度目の「人生は人喜ばせ合戦」記事です。

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あれは忘れもしない2018年5月18日、家業の繁忙期に疲れ果てた私は、気晴らしに夜更かしして「発言小町」を読んでいました。
ふと目にとまったのは「50代の趣味」というタイトルでした。
50代になったばかりの私は関心を持ち読んでみました。
そしてそこで勧められていたpostcrossingというものをやってみよう!と決心し、その場で登録しました。
そこに登録し、割り当てられた知らない人に絵葉書を送ると、次は自分に知らない誰かから絵葉書が届くというものです。
送り先も送ってくるのも海外!つまりエアメールを送ったり受け取ったりするのです!英語で書くのが基本ルールですが、ハガキに短く書くだけなので英語が苦手でもOKです。
サイトは英語ですがやり方の解説の日本のサイトがいろいろあります。
その頃より今の方が詳しくいろいろありそうです。


始めてみると分かることですがドイツを引き当てることが多いです。私の初めての送り先はドイツの同年代女性でした。
彼女とはそれをきっかけにかなり親しくなりました。(残念なことに最近疎遠になっています)
最初の一か月位は中々相手に届かず自分にも届かないのですが、ペースに乗ると一度に数枚のエアメールが届くようになり、またいろいろな郵便の仕組みや用語を知ることになり、とても楽しくなります。
基本的には相手とのやり取りはその時限りなのですが、何かのきっかけで継続してやり取りするようになったりします。

私は何故かロシアに何人も友人が出来ました。
まず80代の女性、次に30代の女性、次にまた30代の女性とその同僚の日本好きな40代男性、もう一人30代女性です。
今は難しい状況になってしまってみなさんいろいろなイメージを持たれていると思うロシアですが、ロシアの方達は親切で、親しくなるといろいろなものを送ってくれました。
トップに貼った写真は刺繍の好きな女性が作って送ってくれたクロスステッチのマトリョーシカです。note内にステッチ好きな方達が多いようなので掲載してみました。ロシアでは非常に刺繡が盛んで、モスクワでは刺繍キットの展示会もあるようでした。
他にもアリョンカチョコレート、マトリョーシカ、チェブラーシカ、鉱石の見本帳、キッチンクロス、練り香水、クリスマス飾り、お菓子、ティーバッグ、未使用の絵葉書、切手…思い出しきれません。
キリル文字の書かれた包みが届くことがどんなにわくわくしたことでしょう。
私もいろいろ送りましたがもらったものの方が多いように思います。なぜならコロナ禍でロシアへ手紙も小包も、何一つ送れなくなってしまったのです。なのに向こうからは送られてくるのです。こちらから送れないことがとても悲しかったです。

最後に送ったのはぎりぎり運行していた船便でした。
船便で送ると二か月以上かかりました(もうそれも使えません)。
私は日本好きの男性に、彼の好きな(というかロシアで人気な)セーラームーンチョコを送りました。送るとき、ちょうどバレンタインシーズンだったのです。他にも彼の小さな息子さんのために幼児用かっぱえびせんなども入れました。他にも小さな箱に詰められるだけ、彼と彼の家族が喜びそうなものを詰めました。
二か月以上経ってその小包が届いたと彼からメッセージがきました。
「ハロー、ミモザ(仮)!あなたが送ってくれた箱には驚くべきものが入っていました!」
え!どれのことだろう?大丈夫だったかな?
私はドキドキしました。
「箱には『春の日差し』が入っていたんだよ。荷物が届いた次の日から晴れた春の日になりました!(意訳)」
ロシアの人達は普段から詩的な言い回しが多いのです。ナチュラルに。それはいつも素敵です。
彼の可愛い天使のような息子さんがかっぱえびせんを食べている写真も送られてきました。
私の胸にもロシアの春の光が届きました✨
でもその後は何も送れません。
彼から「悲しくなるとあの箱を開けてみるんだ」というメッセージが来ました。
またコロナ禍の間に、80代女性が体調を崩しやり取りが途絶えてしまったことがとても悲しいです。
ちょっと悲しく終わりましたがこれまでの交流は喜びを交換しあえるものでした。時々マトリョーシカを並べて眺めています。
そんな中から私のマトリョーシカのお話が生まれました。
宣伝で終わります。笑

(終)

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上記の説明のようにここでアンカーを宣言してゴールを切り、このバトンを収めたいと思います。
アンカー宣言」
チェーンナー様、よろしくお願いします。


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