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「共有地をつくる」を読んでいます。

平川克美さん著
共有地をつくる | 書籍 | ミシマ社 (mishimasha.com)

帯が付いていて

「私有財産なしで、機嫌よくいきてゆく」
銭湯、食堂、喫茶店、縁側…
誰のものでもあり、
誰のものでもなく。

と書かれていました。

まだ、読み始めたところですが、「私有」するということについて、考察されている。私も断捨離をしながら、今後オットとやって行きたいことを色々考えながら、薄々感じている「何か大事なこと」「価値観をひっくり返したいと長年願っていること」が少しでも明らかになるのではないかと期待している。

以前、私が書いた記事に、こんな文章があります。

足りないものは貸してもらえばいい。多いものは分け合えればいい。自分だけじゃなくて、みんなが幸せでないと自分も幸せになれないとみんなが知っている。~中略~
多分、物質主義的に教育され、バブル時代を謳歌した私なんかは、「分けると減る!」という恐怖心があるのかもしれない。自分の奥深くに。
今の若い人たちにはそれがないかも。「あるものはある」って知ってる。「ないものはない」けど、皆が持っているものを持ち寄れば「全部あるし」って知ってる。そんな感覚ではないか。

https://note.com/mimoza1020/n/n935fa06fa539

と、私は思っています。
とはいえ、この平川さんも同じように経験されていますが、消費に関しては、やめることがとても難しい。
消費が悪いわけではないけれど、そんなにいらんやろ?と、自分ツッコミが入りながら買ってたりもします。

洋服大好きな私と娘。最近一致した意見は、
「身体は1個。足は2本しかない」(笑)です。

服が好きな人なら分かっていただけるかと😝
でも、大好きなもので、それでワクワクするなら、買っていい。
ただ、なんでそんなにたくさん持つことになるのか。消費する自分の心理。
それをちゃんと知って、「人生=消費生活」にならないようにしたい。


上の記事を書いたときに思ったんです。
全部あるやん!と。
私の、あなたの、と言わなければ、全部ある。
別に、それを分かち合えれば誰も困らなくなる。
お金だって必要なくなる。
そういう境地もあるのではないか。。。

そうなったら、何が困るのか、どうであれば困らずにそれが可能なのか、
私も読み進めながら、考えを深めていきたい。

同じミシマ社の「思いがけず利他」「うしろめたさの人類学」
「小商いのすすめ」も読んでみたいので、明日一日でこの本は読んでしまうつもり。


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