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仕事の良いチームは「信頼」「自立」「リスペクト」

毎日毎日、一緒に仕事をして来たメンバーが
産休に入った。
私は6月末退職予定なので、もう一緒に働くことはない。

いいチームだった。

3月に転職していった若いパートさんも
産休に入った彼女も
本当に私の自慢のチームメンバーだった。

もう一人の私と同じくらいの年齢のパートさんと
4人でチームとして5年間、
本当にいろんなチャレンジをして来た。

他教室ではやっていないようなイベントを数々連発し
それがほとんどすべて満席になり
そのイベントの後、
皆さんこぞって来月の同じイベントを予約して帰られるので、
募集前にまた満席になり、
その日に参加できなかった受講生の希望で
またイベントの日数を増やす、という好循環を生み出し続けた。

これらのイベントは、私がアイデアをぽん!とLINEで投げる。
するとすぐにそのアイデアに対し
具体的な案がいくつかLINEで戻って来る。
私のアイデアはいつも「叩き台」だと伝えているので
メンバー全員、気持ちよく私のアイデアを叩いて練って
おもしろいものが提案されてくる。

それをミーティングの場で、全員で
「Aさん、こういうの知りたいって言ってたから、Aさんの来れる日に」
「Bさんなら、こういうのも入れると喜ぶかも」

と、常に教室に通ってくださっている受講生の顔を浮かべながら
みんなでアイデアを練って実行して来た。

そして実行に移すにも、それぞれが得意分野を活かして
自然に役割分担をして、ポスター制作、LINEやブログでの告知、
レジュメ作成、参加者の募集のための声掛けなどをこなす。

私はただ、思いついたアイデアをぽん!と投げるのが役割だった。

メンバー皆がそれを面白がって
「またmimozaさんから投げられた!!😆」と言いながら
張り切ってさらに面白い案を提案してくれて、
みんな喜んでくれるだろうなあ~とワクワクしながら準備をし、
実際に参加した人たちが予想通りに喜んでくださって
ありがとう!!と言ってくださり、またうれしくて次も頑張りたくなる。

インストラクターが楽し気に仕事をしているので、受講生から、「教室が明るくて居心地がいい」とよく言っていただく。。。

という本当に素晴らしい循環だった。

社内での教室としての成績も、どんどん上がって面白かった。


そんな華やかな一時代が終わった、という寂しさを
今はひしひしと感じている。

振り返ると、このチームの強さは、「信頼」「自立」「リスペクト」だった、と思う。

本当に、どんな仕事でも気持ちよく自ら「自立」してこなす人たちだった。
そんなお互いを「信頼」していたし、「リスペクト」していることをお互いに知っていた。

でも、5年前はまだ、そんな風ではなかった。
私より先輩のパートさんばかりのところに、私は、新人なのに年だけ取った社員で、チームのリーダーとして着任したものの、本当にやりづらい感じではあった。
皆も、私をどう扱えばよいか大変だったと思う。

でも、「仕事は面白くないとやる意味がない」と言うことだけは思っていて、「どうせやるなら面白い仕事にしよう。一日の長い時間を過ごすのだから、どうすれば面白くなるか、真剣に取り組もう。」という話を何度も重ねた。

それに、みんなが少しずつ少しずつ乗ってきてくれて、本当に面白くなった。みんなの良い部分がどんどん引き出されて行った。

私は本当に恵まれたリーダーだったと思う。

これからは新人3人を迎え入れて、また新しいチームを作っていくのだけど、そこでも私はまた恵まれたリーダーになろうと思っている😉

恵まれたリーダーになるには、自分たちで仕事を面白くしていくようにきっかけを作り、とにかく一度やってみて、面白かった!と思ってもらうように巻き込んでいくことかな。

楽しくなければ続かないから。

新しいメンバーと、また良い面白い仕事の循環ができるところまで、6月までに持って行けるか?が私のこれからのミッションだな。


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