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今日のごはんと本 赤ちゃんと一緒 7/27(土)〜8/2(金)

夫と4歳児と0歳児との暮らしのなかで、食べたもの、読んだものの記録です。
* * *
産後3ヶ月。
平日、忙しいあまり、心がぼーっとする。
休みは思いきり休む。

7/27 土曜日 晴れ

朝ごはん
シュガーバタートースト、アイスコーヒー。
最近朝食メニューの定番入りをしたシュガーバタートースト。
てんさい糖で作ると、よりおいしい気がする。
そしてシュガーバターかバターシュガーか、どっちで書いてたかをいつも忘れる。
そのときの気分でいいか。

みんなで神社へ行く。
夏の大祓で茅の輪くぐり。
人生ではじめてかもしれない。
コロナ禍で止まっていた手水舎が復活していて、流れ出る細い水の連なりが清々しかった。

その後、子どものリクエストでマックへ。

昼ごはん
マック!

帰路、猛烈な暑さでふらふらに。
犬のように荒い息とめまい。
わたしは今ベビーカーを押している、その使命感でなんとか歩き切って帰宅。
座りこんで麦茶を飲み、すぐに赤ちゃんにも乳をやる。
元気になってきて忘れていたけど、まだ産後3ヶ月だった。
日々乳を吸われていて、無自覚に血と水が薄くなっている。
よくよく気をつけたい。

おやつ
とんこつラーメン。
ここは福岡だからおやつにラーメンを食べてもいいんだ。

昼寝から起きてきた子ども、いつもなら寝起きが抜群にいいのに、まだ寝たい、一緒に寝よ、と言われ、はっとしておでこに手、もろに熱い。
熱をはかって、水分をとらせ、着替えさせてベッドに寝かせてブランケットでくるむ。
お腹もゆるめ。
様子を見守る。

夜ごはん
かき玉うどん。
風邪の子どもが食べやすいかと思いうどんに。
しかし当の子どもは食べずに納豆ごはんを所望。
しかし嘔吐してしまい、もう寝かせることに。

読んだ本
『生きることのはじまり』
いつ読もう、と機をうかがっていた本。
緊張しながら本を開く。


7/28 日曜日 晴れ

子ども、体温をはかると微熱。
回復傾向でほっとする。

朝ごはん
しょうゆラーメン。
子どものリクエストにより朝ラーメン。
ちょこっと食べてくれた。

その後、散歩を兼ねてみんなで買い物。
太陽が本気を出す前にささっと帰宅。

昼ごはん
パンあれこれ。
夫が原付でしゃっと買ってきてくれる。

午後は自宅で遊んで過ごす。
今日は久しぶりにキッチンに立ってカレー作り。

夜ごはん
カレーライス。
はちみつ入りでない子ども用のカレールーを買ってきて試す。
子どもに好評だったので、今後はこれでいこう。
大人は、焼いたなすとピーマンをたっぷりのせて。

晩酌
ビール、白ワイン、カマンベールチーズ、ポテトチップス。
なんとか寝落ち回避!
ほかのみんな9時半にはぐっすり。
ふー、と息を吐いて、ひとり読書飲み。

読んだ本
『生きることのはじまり』
「態変」の主宰である金満里さんの自伝。ちくまプリマーブックスから出ていたものが、28年を経て復刊された。
息を呑むほど美しい本。
ミロコマチコさんの装画、命の勢いがほとばしっている。
装丁も、文章と響き合い、その力強さを増幅させている。
とことん作品に向き合い、作り込まれた本だと感じる。まったく価格と見合っていない(お買い得すぎる)。胸を打つ誠実さ。
そして、書かれている内容の凄まじさ。
冷静で平易な筆致、かといって自分を俯瞰しているわけじゃない、冷静だけどもクールでなくホット、深く深くもぐった挙げ句に突き抜けた、そんな凄み。
読み終えたら、今までの自分ではいられない、そんな本があるけど、この本もそのひとつ。
この本は後世に伝えるべき、という、本を作ったかたの覚悟を感じる。
この本が本棚にあることがうれしい。
何度も読み返そう。

本ってなんだろう、本を作るってつまりどういうことだろうと、本を読み漁る日々のなかでよく考える。
現代の出版業界のありようと行く末、街の本屋の危機、一方で静かに生まれている個人出版や小さな書店のムーブメント。

前に自分で、多大な助力を得て一度作ったことがあるけど、今度また作るときはさらに踏み込んで、この本とはなにか、を作る本にこめたい。
そんなふうに本の素人を揺さぶるほど、『生きることのはじまり』は、物質としての本がオーラを発している本。
魂が宿っている。
すごいものに触れた。
本当に本当におすすめの本。


『億り人のひきこもりFIRE生活』
投資の本をあれこれ読むたび、楽しく読んでいても、どうしても途中で、体がだるーくなるというか、わたしにとってはこれは違うな、と感じる地点がやってくる。
そのひとつがインデックス投資の解説部分。
仕組み、ざっくりとはわかっても、全容をきちんと理解できない。
そして、ドルコスト平均法が安定したよい方法なのもわかるんだけど、やりたい、たのしそう、という感覚が、わたしの場合は湧いてこない。
たぶん、投資先を把握しきれず、自分の考えに反する投資先にも無自覚に資金提供することになる可能性があって、それが身体的な違和感になって、だるーくなるんだと思う。

そんなだったので、このかたの資産形成の考えかたは、ものすごく共感できるというか、こんなふうなスタイルは素敵なだなあ、と思えるものだった。

そして絵が味わい深い!
こういうかたの本が、ダイレクトに世に出て、社会のすみっこにすっと流れ着くみたいに届くのが、Kindle出版のいいところだと思う。


7/29 月曜日 晴れ

子ども、熱が下がりすっかり元気に。
念のため保育園は休みにしたので、ぽっかりと休日が増えた。
子ども、家でじっとしていたいタイプではないので、いっそみんなでドライブに出かけることに。

朝ごはん
みそ焼きおにぎり。
子ども、わたしのひざに乗り、食べさせてー、と言うので、手づかみして食べさせる。
朝は、赤ちゃんはのんびりと静か。
甘えたいのかなと思う。

午前中は夫が通院の予定を入れていたので、子どもと工作をして過ごす。
友だちがプレゼントしてくれた子ども向け雑誌の付録のDVDを一緒に見る。
そのなかに、わくわくさんの工作コーナーがあり、子どもは大ウケ。
わくわくさんという男性が、ゴロリというくま? の助手と一緒に、いろんな工作を教えてくれるテレビ番組が、小さな頃大好きだった。
現役で活動してくださっていてうれしくなる。
映像を再生しながら、わくわくさんの指導のもと、子どもと工作して遊ぶ。
一番好きな教科が図工とか美術とかだったので、これはわたしも楽しい。

夫が帰ってきて、みんなで出かけることに。
工作で足りない材料があったから、ドライブの最初にまず買いにいく。

おやつ?
セブンティーンアイス。
買い物に寄ったお店にて、セブンティーンアイスの自販機で、子どもがアイスを購入。
車に乗り出発したあと後部座席で食べる。
ヘルプミー、と言われて助手席から振り向くと、アイスがだらだらに溶けて大変なことに。
慌ててタオルやウェットティッシュを渡す。
もういらない、と言われたので、とりあえず溶けかけのアイスを引き取り自分の口に突っ込んだ。

昼ごはん
ざるうどん、野菜のかきあげ。
産直市場にて。
やすくてたっぷりでおいしい。

海沿いをドライブ。
広がる海が翡翠色で、静かに興奮する。
夫と車に乗って、子どもたちを連れてドライブって、なんかまるで家族みたいだなあと思う。
まあ家族なんだけど。
自分がこういう家族を形成すると予想してなかったから、ずっと不思議な気分でいる。

海沿いのじゃり道

おやつ
塩キャラメルプリン。
海辺にある製塩所へいく。
観光スポットでもあって、前から訪れたかった場所。
途中はほとんど車がいなかったけど、到着してみると大にぎわい。
海を眺めながらみんなでプリン。
あまりに気持ちよくて、ぼーっとする。
しかし地面がもはや熱した鉄板!
さっと食べて、炊き塩をお土産に買って、車に戻る。

夜ごはん
さつまいもバター炒め、副菜なにか、もち麦入り白米、なにかのスープ。
メモし忘れて記憶が曖昧。
産直市場で買ったさつまいもがとびきり甘くておいしかったことはしっかり覚えている。

読んだ本
『内向型の人が豊かになる方法』
『億り人のひきこもりFIRE生活』の作家さんのことをもっと知りたくて、ほかの本も読んでいく。
面白くてぐいぐいと読む。
伝えようという気持ち、姿勢が、本の背骨になっている。
いい本に出会えてうれしい。


7/30 火曜日 晴れ

毎日晴れ。

朝ごはん
トースト?

おやつ
マンゴープリン。
昨日のドライブの途中、お手洗いを借りるべく立ち寄ったコンビニで買ったもの。
うまい。

昼ごはん
パンいろいろ。

パン買って帰るから一緒に食べようーと、出かけていた夫からLINEが来る。
お腹を空かせて待つ。

夜ごはん
メモし忘れ。

読んだ本
メモし忘れ。

忙しいと生活がおざなりになり、頭は高速で働いているのに心が暇な状態になって、他に足がついていないようになる。
ととのえたい。


7/31 水曜日 晴れ

朝ごはん
トースト?

昼ごはん
鶏肉と玉ねぎをケッパーやローズマリーと炒めたもの、もち麦入り白米。

夜ごはん
メインなにか、副菜なにか、もち麦入り白米、白ねぎとかき玉と豆腐のスープ。
メモし忘れ。
スープがすごくおいしかったのはしっかり覚えている。
でも全部おいしかったと思う。

読んだ本
『九条の大罪』12巻
出てくる人たちがみんなもう濃くて濃くて、九条先生登場シーンが癒しになるという、不思議な現象が起きている。
めちゃくちゃ面白い。
マンガを描いてくださってありがとうございます、と感謝が尽きない。

『スーパースターを唄って』3巻
目が離せない。

『ハーモニー』2巻
終わっちゃった、というほろ苦い寂しさと、先があるかは当人たち次第、案外どうにでもなるんじゃ、ここからなんじゃ、とも思えるラストの予感と。

『NUDGE 実践 行動経済学 完全版』
積読してある本からなんとなく選ぶ。
夕方、子どもたちをあやしつつ、ふんふんと読んでいく。


8/1 木曜日 晴れ

朝ごはん
みそ焼きおにぎり?

昼ごはん
アラビアータ、サラダ。

夜ごはん
肉じゃが、ひじきの煮物、もち麦入り白米、白ねぎとかき玉と豆腐のスープ。
肉じゃが、ほっとする。
子どももぱくぱくと食べていた。

読んだ本
『神クズアイドル』8巻
やさしい世界ってこれかーと感じるマンガ。
みんないい人ばかり。

『NUDGE 実践 行動経済学 完全版』
続きを楽しく読む。
アメリカで出版された本は、どんな社会的階層に向けて書かれているのかが、けっこうあからさまな気がするのだけど、この本は、ものすごく幅広い人に届けようとしているなと感じる。
ノーベル賞を取るような人には、階層や国境を超えて、みずから際限をもうけることなく、どこまでも遠くによきものを届けようと本気で決めている、そういう要素があるんだろうな、と思う。


8/2 金曜日 晴れ

朝ごはん
トースト、目玉焼き。

昼ごはん
キーマカレー、サラダ。
近所のカフェでテイクアウト。

おやつ
塩あんぱん。
カレーと一緒に買ったパン。
無心にかじる。

夜ごはん
ヒラマサのお刺身、ひじきの煮物、納豆、もち麦入り白米、おみそ汁。
お刺身を子どもがもりもり食べる。
わたしと同じく刺身好きに育ちそう。
納豆は、月曜日に買ったおいしい炊き塩とごま油とわさびで。

晩酌
ナッツとドライフルーツ、カマンベールチーズ、ポテトチップス、ビール、日本酒、ワイン。
子どもを寝かしつけたあと、ものすごく久しぶりに、夫とふたりでのんびり過ごす。
たくさん飲んでたくさん話す。
明日にはなに話したか忘れてても全然よくて、ただこんなふうな時間がふっと訪れるのが、生きることの喜びだなあと、大げさでなく本気で思う。
しかし飲み過ぎた。

ナッツとドライフルーツ、ビール、日本酒

読んだ本
『後ハッピーマニア』
もうすぐ続刊が出るので、既刊を読み返す。
最高。

『正しい家計管理』
夕方、子どもたちの相手をしながら、のんびりと読み直す。

もうしばらく、忙しい時期が続く。
10月くらいにはふっと暇になるはずだけど、そこまでの期間、ひたすら耐えしのぶんじゃなく、ちょこちょこ息を抜き、頭を休ませてのんびりする時間をつくることを忘れずにやりたい。
末長く書き続けるために、一気に駆け抜ける以外のやりかたを、そろそろ身につけていこうと思う。


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