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今日のごはんと本 赤ちゃんと一緒 7/20(土)〜26(金)

夫と4歳児と0歳児との暮らしのなかで、食べたもの、読んだものの記録です。
* * *
産後3ヶ月。
赤ちゃんとはまだたった3ヶ月しか一緒にいないけど、すっかり存在になじんだ。

7/20 土曜日 晴れ

今日はおおいそがし。

朝ごはん
バターシュガートースト。

ベビーカーを押して、朝イチで赤ちゃんを病院に連れていく。
乳児湿疹の薬をもらう。
小児科のクリニックは、新しくてぴかぴかながら、木のぬくもりもあって、医師もスタッフのみなさんも赤ちゃんに優しい。
完全予約制なのでまったく混んでいない。
さっと受診してさっと帰路につく。
Web予約の仕組み、とても便利でありがたい。
同時に、すっかりスマホが必須の世の中になったことで、不便を強いられる人もいるだろうな、とも思う。

昼ごはん
スシロー!
子どものリクエストにより、みんなで出かける。
赤ちゃん、初スシロー、初飲食店。
わたしも久しぶりのスシロー。
うれしくてあれもこれもと食べまくった。

おやつ
チョコバナナ、焼きそば。
保育園の夏祭りにみんなで参加。
子ども、大はしゃぎ。
きみがうれしそうだとわたしもうれしい。
赤ちゃんはきょとん。

夏祭りのあとは、子どもの希望でわたしの実家へ。

おやつ
チョコレート、ナッツ。
おかあさんおやつちょうだい、と言って、実家にあるものをちょこちょこつまむ。
自分の親とこんな凪の関係になれるとは思っていなかった。
うまく書けないことがありすぎるほどあるけど、小さな頃の自分に対しては、よかったね、と素直に言ってあげられる。
ただ、すべての子どもが親を許すべきだとは一切思わないし、親を許してこそ大人だとも決して思わない。
幼い頃覚えた感情は、きついものほど新鮮に思い出せる。
風化することはないだろうし、させようとも思っていない。
自分の子どもたちに同じ思いを味わわせないためにも、それがいい、それでいいと思う。

夜ごはん
麻婆色々、手羽中の照り焼き、かぼちゃのコロッケ、まぐろとほたてのお刺身、いなり寿司山盛り。
母親がふるまってくれる。
麻婆は、ナスが足りなかったらしく、パプリカとにんじん、ねぎも入っていた。
おいしくてたくさん食べた。
ただやっぱり作る量か尋常じゃない。
大家族で過ごしていた頃のくせが抜けないらしい。
人生における限られた一時期のはずだけど、しっかりとしみつき、暮らしの下地になって、その後も変わらない。
子どもの存在の大きさを間接的に知る。

お風呂に入らせてもらったあと帰宅。
玄関を出たところで子どもに、おばあちゃんにハグしたら、と勧めてみる。
子どもが母親にぎゅっとするのを、少し離れて眺める。

晩酌
チョコレート、ビール。
実家でもらったチョコレートをあてに、夫と晩酌。
保育園でネット販売してくれる子どもの写真を選びながら。
笑顔の写真がいっぱいあって、ほっとする。

読んだ本
読まずにすこんと寝た。


7/21 日曜日 晴れ

朝ごはん
いなり寿司、目玉焼き。
実家からもらってきたいなり寿司を朝ごはんにする。
ぺろっとたくさん食べた。

子どもは夫と海へ。
わたしは赤ちゃんと自宅でのんびり。

昼ごはん
パン色々、とんこつラーメン。
子どもと夫が買ってきてくれたパンで昼ごはん。
足りなくてわたしは袋麺も食べる。
授乳により食欲が爆増している。

午後は全員で昼寝。
昨日、猛暑のなかあちこち出かけたので、みんな疲れていたのか、夕方までぐっすりと寝た。

夜ごはん
麻婆色々、かぼちゃコロッケ、ピーマンとツナのあえもの、パプリカの甘酢漬け、もち麦入り白米、なすとオクラとみょうがのおみそ汁。
実家からもらったものと夫の作り置きでもりだくさんの夕食。

読んだ本
『下町サイキック』
待ちわびた吉本ばななさんの新作小説。楽しみで一気読みしてしまうかと思いきや、作品の持つゆったりした息遣いにこちらの呼吸が自然にあっていき、一定のリズムで落ち着いて読んだ。
一貫したスタイル、なににも似ていない場所を目指し、しかも踏破している作品群。
吉本ばななさんのすべての小説が実用書だと感じているのだけど、この作品は実用的であることに加えて、これからの時代をどうサバイブしていくか、まだ起きていないけど近々起きるであろう物事の対処法を、明確なビジョンとして描き示していて、ものすごい。
一生ものの本がまた増えた。


7/22 月曜日 晴れ

空、真っ青。
洗濯祭り開催。
1時間でなにもかも乾く。
いつも洗濯乾燥機に頼っているからこそ、たまに外に干したとき太陽の威力を思い知る。

朝ごはん
シュガーバタートースト、かぼちゃコロッケ。

おやつ
チョコレート、アイスコーヒー。
赤ちゃんと少しだけ散歩。
ギラギラの陽光が肌に貼りついてくる。
カフェでコーヒーをテイクアウトして、早々に帰宅。

昼ごはん
明太子パスタ、ツナとわかめと水菜のサラダ。
おいしくて一気に食べてしまう。

夜ごはん
ぶりのお刺身、ピーマンとツナのあえもの、パプリカの甘酢漬け、にら醤油の納豆玉子かけごはん、なすとオクラとみょうがのおみそ汁。
子ども、ぶりをばくばく食べる。
お刺身好き仲間が増えてうれしい。

晩酌
子ども向けかっぱえびせん、ビール、ぶどう、白ワイン。
みんなが寝静まったあと、実家からもらったビールを開ける。
おつまみをあさり、子どものかっぱえびせんをもらう。
やさしい味。
もうちょっと飲みたくて、これもまた実家からもらったぶどうをあてに、白ワインを一杯だけ飲む。
はーーー、と深呼吸。

読んだ本
『こっちを向いてよ、向井くん』7巻
にこにこと読む。

『50歳婚 影木、おひとり様やめるってよ』
この本を紹介した文章で存在を知り、おお、と驚いて読んでみることに。
学生時代に友だちにマンガを借りて学校で読んでいたのを懐かしく思い出す。
学校で読んでいい内容じゃなかったけど、今となっては微笑ましい。
この本を読みながら、描かれる作者の家族との関係性に、とても安らいだ。
人から家族との仲のよしエピソードを聞くのはけっこう好きだ。
遠い夢というか。


7/23 火曜日 晴れ

日付が変わっても、アイスコーヒーを飲んだせいか眠れず、しかも胸が張りに張って痛い。
赤ちゃんはよく寝ている。
ベッドに腰かけ胸に搾乳機をあてがう。
ワンプッシュしてあとはレバーを固定しているだけで、しーーーーと乳が噴射され続ける。
あっという間の80ミリリットル。
それからあれこれマンガを読んで、明け方やっと寝付く。

朝ごはん
みそ焼きおにぎり。
夫は今日健康診断なので、朝食抜き。
それでも子どもとわたしの分を作ってくれる。
ありがたい。

夫、健康診断が終わるまで水も飲めないので、保育園の送りはわたしが担当する。
暑いから、飲み物なしはきついかと思って。
子ども、ペダルなし自転車のストライダーを、しゃーんしゃーんと走らせ登園。
車通りとカーブに差し掛かると、ぐっと気が張る。
止まって、よく見て、と低く大きな声で子どもに言う。

お昼前、父親が突然来訪。
近くを通るので旅の土産を持っていくとのこと。
チャイムが鳴って出てみると、弟の子どもを連れている。
夫と子どもが作ったバニラアイスを振る舞う。
しばし赤ちゃんと絡み、ふたりは帰っていく。
見送って書きものに戻る。

昼ごはん
カレーライス。
レトルトの鳥肌の立つカレーに、千切りしょうがと小ねぎを山盛りに載せて食べる。
カッと力が戻る。

おやつ
いちごアイス。
赤ちゃんと散歩に出る夫に頼んで買ってきてもらう。
仕事のかたわら、子どもが帰宅する前に食べてしまう。

夜ごはん
回鍋肉、キャロットラペ、ホワイトコーン、もち麦入り白米、酸辣湯風スープ。
ホワイトコーンは父親のお土産。
赤ちゃんがむずかり、子どもも落ち着かず、せわしない食卓。
それでもやっぱりごはんはおいしい。

ゆでたホワイトコーン

読んだ本
『だんドーン』4巻
夢中になって読む。
著者ならではの桜田門外ノ変の描き方。
現場感とでも言えばいいんだろうか。
現場の空気、その場の段取りや、あれこれしているうちに起きる段取りとの齟齬、物事の大筋からはみ出すちょっとした会話など。
歴史上の人物も、自分たちと同じ血の通った人間だと、かなりの高解像度で体感できる。

『平和の国の島崎へ』6巻
島崎とその周囲の人たちの幸せを祈りながら読んでいる。

『恋じゃねえから』5巻
苦しいことがこれでもかと起きるけど、それだけじゃない。
いっぱいいっぱいな者同士でも手を取り合える。

どんな関係にせよ、普段の人付き合いのなかで、人と人がお互いへの感情を表明し合う劇的なシーンって現実にはさほどなくて、なのに最近、感情がひとりでぐわっと盛り上がってしまって、そのやり場に困ることがある。
あくまでたとえだけど、友だちとお茶をしてるときに、相手への友情が炸裂してしまい、ひとり無闇にエモくなるものの、ただお茶してるだけなのでそれを表明するのは変というか場違いというか、そんな状況が時々訪れる。
当分会えなくなる前に見送りに出掛けた新幹線の駅とか空港とかならまだしも、ちょくちょく顔を合わせる相手との日常の一幕なのに、場に釣り合わないほど、過剰に気分が盛り上がってしまう。
生活を続けていくなかではあえてあらわにしなくてもいい、関係の下地になっていることを無言でお互い了承しているだけで十分な、大切な他者への情が、ぶわっと溢れて手に負えなくなる。

小さい頃、抑えに抑えていたものを、長い年月を経て、やっと素直に表してもよい環境になって、けれどもう手遅れだと思うほど、当時の気持ちが濃く鮮明になってしまって、胸のなかで暴れる。

以前友だちと、愛情の器について話したことがある。
人は誰しも、空の器を内包していて、愛を注がれるとそれが満たされる。
器の大きさは人それぞれ違って、たくさん愛を注がれないと満たされない人もいれば、ちょっとで満ち足りる人もいる。
というような言説・考え方が最近はあるけど、その友だちの場合は、自分の器は底なしで、愛する人にもそうあればいいと思っているそうだ。
その感覚は、とてもよくわかる。

ただ、自分の場合はどうかというと、空の器がある、という感覚自体、わたしにはなじまないものだった。
愛は、自分から誰かに手渡すもの。受け取ってもらうことで、満たされる。そういう捉え方だと、自分としてはしっくりくる。
他者との愛のやりとりは、注がれるかどうかではなく、受け取ってもらえるかどうかにかかっている。そう感じてきた。
でもいつも、あげてもいらないって言われる。そうも感じてきた。
今は一応受け取ってくれる人がいる。

子どものわたしが持て余していた、宛先の決まらない、自分以外の他者に受け取ってもらいたい感情・情緒が、ここへきて噴出しているように思う。
子どもを育てているからだろうか。
受け取り拒否を恐れて、渡すことを控えるようになった結果、いざとなると渡し方がわからない。
ちょっと話したことあるだけのクラスメイトの誕生日にホールケーキ買っちゃう、みたいなアンバランスさがある。

なるべく表面には出さずに、ひとり耐えているものの、今ごろやっとわたしの情緒は発達してきているのだな、と感じる。


7/24 水曜日 くもり

今日は珍しく7時前までみんな寝ている。
いつもなら夫も子どもも5時には起き出す。
子ども、前日は保育園で水遊びをしたそうなので、気持ちよく疲れていたのかも。
乳が張ってごりっとかたくなり、出産してお腹がへっこんだのにまだうつぶせになれない。
起きると、シーツと授乳用タンクトップがしっとりしていた。

朝ごはん
チーズトースト、ハム、牛乳。
子どものリクエストで、すみっこぐらしのPerfumeの曲や、Bling-Bang-Bang-Born を流す。
ご機嫌に踊る子ども。
赤ちゃんも、それを見上げてご機嫌。

朝ごはん2
カレーパン。
小腹が空き、コンビニで調達。

昼ごはん
ベーコンときのこのクリームパスタ、水菜とツナとわかめのサラダ。
夫、アイスクリーム作りで余った生クリームで、クリームパスタを作ってくれる。
数種類のきのこをみじん切りにして作るソース、大好き。

そういえば産休手当が振り込まれたよ、と夫と話す。
ふたりして、ほっと胸を撫で下ろす。
ありがたいなあ、と思う一方で、長年社会保険を払い続けていることを考えると、元を取れてるとは言いがたいかも、とも思う。
育休手当と雇用保険もまたしかり。

夜ごはん
バターコーン、枝豆、キャベツのふりかけ、もち麦入り白米、手羽元と玉子と豆腐とキャベツの煮込み。
夫の実家のかたがたとビデオ通話しながらごはん。
子ども、大興奮でおしゃべりが止まらず。
赤ちゃんも刺激を受けたのか、その後も寝付かず目がギンギン。
夫が夜のお散歩に連れ出してくれる。
わたしは子どもを寝かしつけていて寝落ち。

読んだ本
『ただの飯フレです』3巻
ずっと読んでいたい!
かわかわさん、かわいくて和む。
会話のラリーが共感ありきで進んでいくのが、現代のやさしい若い人たちっぽい。


7/25 木曜日 晴れ時々雨

朝ごはん
シュガーバタートースト、ゆで玉子、コーヒー牛乳。
昨日仕込んでおいた水出しコーヒーを朝一番に飲む。
おいしい。いい香り。
途中で牛乳で割り、朝ごはんのお供にする。

水だしコーヒーと赤ちゃんのハチのおもちゃ

子どもから、ママと保育園行きたい、とリクエストを受けて、今日の送りもわたしが担当する。
到着したら、帰りもママが来て、と言われ、合点承知する。

おやつ
ポテトチップス。
書き物をしながら猛烈に腹が減り、晩酌用にストックしておいたポテトチップスをむさぼる。
一袋なんてすぐ空く。
ジャンクな味わいは好きだけど、遺伝子組み換えじゃないか、添加物ががっつり入ってないか、などをチェックするようになったので、手に取るものが狭まっている。
迷わず選択できる、とも言える。
子どもをはらむ前は、さほど気にしてなかったものの、今は我が乳が赤ちゃんの摂取する唯一の食事、水分なので、少しでもおいしいものにしたい。
愛する者の食材としての矜持。

昼ごはん
アラビアータ、水菜とツナとわかめのサラダ。

今日も夫おすすめの、オーディション番組の動画を鑑賞しながらランチ。
せわしない1日のなかの、貴重なゆったりした時間。
アラビアータ、まだまだ研究の余地があるな、と呟く夫。
勤勉さを尊敬する。

子どもの希望に応えて、保育園のお迎えに。
台風の切れっぱしが通り過ぎ、激しい雨が一時的に降る、と夫が教えてくれて、傘とレインコートを持って出かける。
行きは少し降られたけど、帰りには止んでいた。
通り雨が打ち水のような効果を発揮して、やや涼しい。
子どもの話を聞きながら、手をつないで帰宅。

おやつ
クリームすいか。
黄色のすいか。
甘い。きれい。

夜ごはん
とうもろこしと枝豆のかき揚げ、キャベツのふりかけ、もち麦入り白米、手羽元と玉子と豆腐とキャベツの煮込み。
とうもろこしのかき揚げが大好きなんだよねーと前に話していたら、夫が作ってくれた。
しかも枝豆も合わせて揚げてくれた。
慈愛としか言えない行為。菩薩のよう。大感謝。
小躍りして食べる。
子どもも、えー春巻きがいいのに、と最初は残念がっていたけれど、食べ出したら連続で5個いった。
好きな食べものが増えてよかったね。

とうもろこしと枝豆のかきあげ

それから、赤ちゃんの寝かしつけ。
夜しっかり寝てくれるけど、最近寝付きがスムーズにいかず、長いことむずかる。
添い寝で授乳し続けて1時間、やっと寝た、とほっとしてベッドを離れる。
入れ違いで寝室にやってきた子どもに、起こさないでね、と言い置いて、お手洗いから戻ったら、子どもはベッドで赤ちゃんにくっついて触ったり話しかけたりしており、赤ちゃんはまた起きて泣き出した。
もうーーー起こさないでって言ったでしょ! と怒ってしまう。
夫が家事を中断して加勢にきて、子どもに本の読み聞かせ、わたしは再び赤ちゃんの口に乳首を捩じ込んで寝かしつけ。
はっと気づいたら2時過ぎで、全員寝落ちしていた。
眠いと人に優しくなれないから、またすぐベッドにぶっ倒れて眠る。
そういえば今朝、人にやさしく、をなんとなくSpotifyで流したんだったな、と思い出した。


7/26 金曜日 晴れ

5時台に目が覚める。
もう1週間経ったなんて。
窓を開けたら朝焼け。
昨日通り過ぎた雨のおかげか、少し涼しい。
今日は助産師さん訪問の日。

6時前に、子どもも目を覚ます。
昨日怒ってごめん、と言うと、もう二度としないでね、ママだいすきだよ、と言われる。
わたしも大好きだよ、と言って抱きしめあったあと、子どもはテレビでYouTubeを見るためさっさと寝室を出ていった。
切り替えは人生を救う。

助産師さん訪問。
体重計の入った大きなリュックを背負って来てくださる。
赤ちゃん用の体重計に、すくすく育っている赤ちゃんを乗せたら、脚がぼろんとはみ出した。
大成長。

昼ごはん
ポークカレー。
近所の誠実なカフェの誠実なカレー。
空腹に駆られ、10分かからずたいらげる。

おやつ
クリームすいか。
もう飽きたとのたまう子どもの分まで食べる。

夜ごはん
豚肉のしょうが焼き、ピーマンと根菜と豆の味噌煮、もち麦入り白米、酸辣湯風スープ。
おいしい、のだけど、子どもと赤ちゃんそれぞれのケアにてんやわんやして、ばらばらにせわしなく食べる。
酷暑のせいもあって、夫もわたしも、ぐったり来ている。

読んだ本
『バードランドの皿』2巻
ずっと読んでいたい。
日常を自由に生きることは可能なのだと、このかたのマンガを読むと思い出して、すっとする。

『誕生日の日記』
夕方、テレビを観る子どもとくっつき合いながら読む。
ちまちま読み進め、お風呂に入るので中断。
夜が更け、大騒動の寝かしつけからの寝落ちのあと、ふっと目が覚めたら翌日1時過ぎ。
あの騒がしさが嘘のように静かに、みんな眠っている。
わたしだけ眠れなくなって、また本を開く。

どのかたの文章も、みずみずしい。
日記には、その人の息遣いが、直に反映されるように思う。
何人もの人の日記をいっぺんに読む機会はなかなかない。
みんな、暮らしている。
暮らしのなかの要所要所で、お祝いや小さな喜び、つまづきを、ブックマークして、時々見返して、また暮らしを続けている。
ほっと安らぎ、読み終えて、やっと眠る。