デジタル時代のアドバイスに耳を傾けよう_ Vol767

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本日午後は、セミナーにzoom参加。
600名を超える先生方がログインしていた。すごい熱気だ。
教材活用の仕方について学んだ。
フラッシュカードの素晴らしさに感動した。
教材と中教審答申との関係・指導要領との関係・脳科学との関係など・・・非常に満足!!
早くこの情報を周りの先生方に伝えたい。

夜は、教育の会議に参加した。
こちらも全国各地から50名以上がzoomで参加。
ギガスクールに関する最先端の情報を知ることができた。

その後、気になっていたクラブハウスに登録。
ログインしたら、井戸先生がちょうどお部屋を開いていた。
塩谷先生と楽しいセッション。
ずっと以前に体験したボイスリンクと似ていた。

コロナ禍でこの1年、県から一歩も出ていない。
家にいながら、ビュンビュンビュンと日本中を駆け回っている感じだ。
新幹線に乗ってあちこちに出かけていた頃よりもっと速い。
子どもの頃にみたアニメの瞬間移動のようだ。
 ビュンッ!
  ビュンッ!
   ビュンッ!
もう少ししたら、世界中を高速で駆けまわるようになるのだろうか。


変わったのは速さだけではない。
出会う人数も変わった。
SNSによって、出会う人数も拡大した。
毎日お世話になっているフェースブックには、ものすごくたくさんの人が参加している。
昔なら考えられないほどの人と繋がることができる。
人と人が繋がったことで、幸せな面ばかりが増えたわけではない。

〔引用〕___________________

私が育った80年代よりもっと前に時間を巻き戻すと、比較対象はさらに変わる。人間の祖先も部族内で競い合ってはいたが、ライバルはせいぜい20~30人程度だった。それ以外の人は歳を取り過ぎているか若過ぎた。一方で、現在の私たちは何百万人もの相手と張り合っている。何をしても、自分より上手だったり、賢かったり、かっこよかったり、リッチだったり、より成功していたりする人がいる。ヒエラルキーにおける地位が精神状態に影響するなら、この接続された新しい世界──あらゆる次元で常にお互いを比べ合っている世界が、私たちの精神に影響を及ぼすのはおかしなことではない。SNSを通じて常に周りと比較することが、自信を無くさせているのではないか。まさにそうなのだ。フェイスブックとツイッターのユーザーの3分の2が「自分なんかダメだ」と感じている。何をやってもダメだ──だって、自分より賢い人や成功している人がいるという情報を常に差し出されるのだから。特に、見かけは。
「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン  久山葉子 新潮社)
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全てのユーザーが自信を失っている訳ではないが、3分の2はかなり大きい。
だが、解決方法がない訳ではない。
例えば、
 スマホ等を使う時間を制限すること
 運動をする時間を確保すること
 睡眠をしっかり取ること
3週間、利用を30分に減らしたグループは精神状態が改善していたというデータもあるそうだ。自分のマイナスな症状に気づいた時に、スマホを「少し遠ざけてみる」という選択肢をもっているのは心強い。


本書の最後にデジタル時代のアドバイスが書かれていた。
このようなことを、学校で、子ども達に教えたい。