独立して2年が経った今、コーチとして自分として、もっと自由に生きていきたい
デザインとコーチングの2足の草鞋で働いている。
フリーランスとして独立して、ちょうど2年が経った。コーチングを学び、その道に呼ばれるような、そんな感覚に突き動かされ、ここまできた。
会社員で働くことで、学べたこともまだまだたくさんあったかもしれない。
でも、それ以上に自分が学びたいことを突き詰めたい、そんな想いで独立して、どうやら2年が経ったらしい。
濃くも、あっという間の2年間。たくさんのことを学んできた。
・人の認知の根源・原体験にUの谷を描き、迫っていくコーチング
・ただ今ここに起きていることを探求し、幾つものドラマを共にするゲシュタルト療法
・成人発達理論の第一人者でが開発した、人と組織の変わりたいのに変われないを構造を解き明かす免疫マップ
・個と集団、チームに生まれようとしている可能性に目を向けるプロセスワーク、チームコーチング
その他にも、免疫マップβ版の講座の企画、ICFジャパンのプロボノ活動、デザイン書籍の翻訳、社会起業家にコーチングを届けるSocialCoachingの活動、最近では地球交響曲(ガイアシンフォニー)の第6番に出演されている奈良裕之さんを招いて、小田原で2日間のリトリートを開いた。
たくさんの経験と世界の叡智に触れてきた。
フリーランスのデザイナーとして働きながら、コーチとしてセッションを提供しつつ、たくさんのことを学んできた。
あぁ、そうか、たくさんのことを学び、学んだことを少しでも、人に世界に届けられたんじゃないかと思う。
世の中的には、デジタルのデザイナーは供給不足で、コーチは供給過多である。
前者は、特にデジタルのデザインなんてiPhoneが出てから生まれた領域だからこそ、歴史が浅い。
後者もまた、そもそもの歴史自体は、2、30年そこらだが、コーチングというのは人生をかけての道の探求である。
それをビジネスにしていくのも、また別の努力が必要である。
そこに葛藤はあるからこそ、もっと自由に動けるように、生きられるようになりたい。
デザインとは想像的な仕事のようで、問題解決的な側面が大きい。制限がある中で、原理原則、モノの仕組みがある中で、なぜを突き詰めていく仕事。
とても頭を使う。
あぁ、もっと自由に生きていきたい。
旅をするように、コーチングをしている時のように、解釈ではなく、溢れ出るものを感知して、自由に動いていきたい。もっとプロセスに従って、生きてゆきたい。
独立3年目はそんな風に生きていきたいなと思う。
そして僕は幸いにも、とってもたくさんのことを学んできたみたいだ。
世界に存在するたくさんの叡智を、見えない存在との対話を、面白がり楽しんで、探求し続けていきたい。
そこには、時に困難や試練や、壁があるけれども、きっと大丈夫。その先に、行ってよかったと思える、美しい景色がきっとあるのだから。