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230名以上のエキスパートが集った「エキスパートアワード2021」イベントマネージャーの思い(Expert Marketing Division 兒玉優香) #バリューな人

ミーミルには、社員が大切にしている「6つのバリュー」があります。

日頃の業務や社内活動においても、バリューを念頭に置いて行動する社員が多いのはミーミルの特長のひとつです。

そんなバリューを体現しているメンバーを取り上げるインタビュー連載「バリューな人」、今回取り上げるのは、Expert Marketing Divisionに所属する兒玉優香です。

ミーミルは2022年2月25日、NewsPicks Expertで活躍しているエキスパートを招待し、オンラインイベント「エキスパートアワード2021」を開催しました。

数百名のエキスパートが集い、大盛況となったこのイベントを取り仕切ったのが兒玉。イベントマネージャーとしてイベント企画・準備をほぼ一人で担い、当日の司会も務めた彼女に、イベントの裏話やエキスパートへの思いを聞きました。

兒玉は社内では「だまちゃん」と呼ばれています。彼女は現在住む沖縄からこのイベントを取り仕切りました

初めて運営する大規模交流会。「やりたいこと」から逆算して企画できる環境に後押しされた


ーそもそも、エキスパートアワードとはどんなイベントですか?

兒玉 表彰式と交流会をドッキングしたイベントです。コロナを考慮しオンラインで開催しました。

表彰式では、その前の年にサービスへの貢献が大きかった14名のエキスパートを部門別に表彰しました。

交流会は14の部屋を用意し、20分×3回、異業種交流会の形式で自由な交流を楽しんでいただきました。


ー準備のときに気をつけたことや、大変だったことを教えてください。

「最大の失敗は『失敗していない』こと」というバリューがミーミルにはありますが、ミーミルはやりたいことを実現するための挑戦を後押ししてくれる環境があります。このことを実感できたのがまさに今回のエキスパートアワードでした。

エキスパートアワードは今回が2回目の開催でしたが、私には初めての経験でした。多く方々が満足するイベントにするために「交流会の作り込みが肝」だと思っていました。

その交流会を盛り上げるツールとして選んだのが、「spatial.chat」(通称:スペチャ)というバーチャルビデオチャットサービス。スペチャでは参加者がアイコンで表示され、マウス操作で自由にルーム内を移動しながら、近づいて会話することができます。

オンラインではあるもののオフライン感を保てるシステムで、ぜひチャレンジしたいと代表の川口に相談すると、すぐに「いいんじゃない?」と返ってきました。この会話をきっかけに、イベント準備にギアが入りました。

とはいえ、正直、準備はすべてが大変でした(笑)。前職でもイベントマネージャー業務を経験してきましたし、ミーミルでもウェビナー運営をしています。しかし、数百名規模のオンライン交流会は初めて。

類似するケースもあまり見当たらず、「何があったら初対面の人たちの会話がはずむか」「未知のツールをどうやったら皆さんが使いこなせるか」など妄想を膨らませながら準備を進めました。とにかくやることずくめで、まさにミーミルのバリューのひとつ、「カオスから創造する」状態でしたね。

もちろん私一人でできたわけではなく、仲間の力も借りました。当日の運営スタッフを募ると、ミーミル社員だけでなくユーザベースグループのメンバー含め30名近くの人が手を挙げてくれました。

皆には当日、「コミュニティマネージャー」という役割を担ってもらいました。交流会のすべての部屋に常に社員がいる環境をつくり、スムーズに会話が進むようサポートしてもらいました。本当に、皆がいなかったら無事に開催できていなかったと思います。

開催当日、エキスパートが集まる会場の熱量に圧倒された


ー当日、印象に残ったことはありますか。

2つあります。

まずは、表彰したエキスパートの方々のうれしそうなお顔を拝見できたことです。オンラインだからこそ、スピーチをしてくださっている表情までしっかり見えて、どの方もとても誇らしげな表情でお話しされているのが伝わってきました。

逆に、エキスパートの側からも「初めてミーミルの人の顔が見えた」というお言葉をいただいたんです。サービスを運営する中でのやりとりは基本メールなので、お互いに顔が見えづらい。私たちとしてもエキスパートの方々に直接感謝を伝えづらいのが課題だと思っていたので、この場であたたかいつながりを実感できてうれしかったです。

もうひとつは、「NewsPicks Expertは知的好奇心のかたまりだ」ということ。交流会が予想以上に盛り上がっていて、エキスパートそれぞれの専門性をかけ合わせた新規ビジネスの話が出た部屋もありました。普段は交流しないような分野のエキスパート同士が交わり、未来の話を楽しそうに話されている会場の熱量は、本当に高かったです。

実は当日、システムトラブルによって接続が途切れたり会話が止まったりしてしまいました。しかし、エキスパートの皆さんはそれ以上に、スペチャという新しいシステムを楽しんでくれて、「諦めずにまた開催してほしい」という声を多くいただきました。申し訳なく思うと同時に、感謝の気持ちでいっぱいでしたね。

あと、これはちょっとした余談ですが、受賞者にお渡しする記念品を「トロフィーにしたい」と上司に強めに進言したんです。大人になったらもらう機会なんてほとんどないから、と。それでオリジナルのトロフィーを贈呈したのですが、受賞者の方々が口々に「トロフィーが嬉しかったです」と言ってくれて、こだわってよかった!と思いました。

これからは、NewsPicks Expertの他にはない魅力を発信していきたい


ー今後、イベントマネージャーとしてどのようなイベントを提供していきたいですか。

今回エキスパートと直接お話しする機会を得て、生の声を聞く大切さを再度実感しました。私が所属するExpert Marketing Divisionのミッションは、エキスパートとして活動してくださる方を増やすこと。企画するイベントも、エキスパート活動に興味を持っている方に向けたセミナーがほとんどで、それ自体に大きなやりがいや価値を感じつつも、エキスパート個人とのつながりが希薄になってしまうことをもどかしく思っていました。

ですから、エキスパートと社員、エキスパートとエキスパートが、相互で交流できる機会を増やせたらいいなと考えています。エキスパート同士の交流をきっかけに事業が生まれて、社会に新たなサービスを提供できるようなことがあれば最高ですよね。ミーミルのビジネスには、無限のポテンシャルがあると思うんです。そんな機会をつくっていく一助になりたい。

あとは、NewsPicks Expert を活用した新しい働き方・生き方をもっともっと世の中に示していくイベントですね。受賞者へのインタビューで聞いたのですが、クライアント企業からの質問を受けたときに、数十年前に海外赴任されていたときのご経験をもとに、現在お持ちの知見や新たにお調べになった知識を加えてアウトプットにした、と嬉しそうにおっしゃっていました。その方の職業人生が時空を超えて生きて、クライアントのビジネスの役に立つなんて、本当に素敵なサービスだな、と。そんなNewsPicks Expertの他にはない魅力を発信していきたいです。

私の個人的な夢は「今の子どもたちが大人になったときに、生き方の選択肢や可能性が広がっている世界を作ること」なんです。私自身は地方出身で、開けているとは言い難い世界で育ってきました。現在、4歳と2歳の子どもを育てているのですが、彼らにはもっと自由に、好きなことややりたいことに挑戦していってほしい。ミーミルに入社したのはまさに、「個々人の専門性を基盤にした新しい生き方を提案しているこのサービスを、もっと社会に広めたい」と思ったからです。

新卒で入った大企業ではIT営業を経験し、次にベンチャー企業でカスタマーサクセスを経てマーケティング職に就き、ミーミルに転職してきました。求人票を見たときは「できることもやりたいこともできる!」と運命を感じ、思わず夫に「ここに転職する!」と話しかけたことを覚えています(笑)。最近は広報業務にもスキルの幅を広げるべく、先日初めてプレスリリースも書きました。自分のキャリアを広げていくのも自分次第です。

とはいえ、仕事はやりたいことを実現する手段だと思っています。現在、夫の仕事の都合で沖縄に住んでおり、フルリモート勤務をしています。子育て中・地方在住という一見制約が多そうな生活ではありますが、「やりたいことがあるなら、やれる方法を考える」という思考法で、夢に向かって進んでいきたいです。


おまけ:コミュニティマネージャーとして参加したミーミル社員の感想


ー当日の様子はいかがでしたか?

新たな視点や情報がリアルタイムで飛び交っており、それぞれの専門性の掛け合わせによって生み出される未来の予想や知見の交換を目の当たりにし、驚きと感銘を受けました

一方で、共通の認識を持っていそうな話題や、ざっくばらんな世間話も話されており、勝手ながらエキスパートの皆さまに親近感を持ちました。

私は普段はマーケティングサイドの業務を担当していますが、こういったエキスパートの方々との交流をきっかけに、業務の中でなかなか聞くことができない新たな情報や、カジュアルな会話から生まれる人間的なあたたかさにも触れることができました。この経験を通して改めて、自分の目の前の業務を通じて少しでも企業とエキスパートの架け橋としてサポートできていたらいいなと思いました

ー印象的だったエキスパートの言葉はありますか?

「長年当たり前にやってきたことが、誰かの役に立っていると実感できるのが嬉しい」というお言葉を多くお聞きしました。

エキスパートの方々が培ってきた経験や知識が新規事業を産むきっかけとなり、ひいては社会全体が活性化していくことにやりがいを感じてくださっていることがわかりました。

また、「企業とのやりとりを通じて、今まで知らなかった分野を知るきっかけができ、個人の学びにもなっている」という感想も印象的でしたね。

我々のサービスには、企業とエキスパートそれぞれにとって価値を発揮したいという想いが込められているので、こういった生の声を聞くことができて、日々の業務により一層気合いも入りました!

ースペチャはどうでしたか?

斬新でおもしろいツールでした!

「距離の概念」があることで、自由に動き回ったり、自ら話したい方へ話しかけに行ったり、実際にパーティー会場で会話をしているかのような気持ちになれました!

エキスパートの方々からも「おもしろいツールだね!」と言っていただけ、改善の余地はあるにせよ、知的好奇心旺盛なミーミルメンバーとエキスパートの方々ならではの楽しみ方ができていたのではないかと思います。

現在はフルリモート中心の働き方をしていますが、たまにオフラインとオンラインの中間くらいの気分を味わいたいときは、チームメンバーとスペチャを使って雑談やMTGをしています(笑)

(文責:Sales Team 錦織優希子)

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[執筆・編集 南部菜生子/デザイン 錦織優希子]

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