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還魂2 

あけましておめでとうございます。
もうそんな挨拶が相応しくない時期になりましたが、今年最初のnoteです。

https://note.com/mimipivoice/n/n717bd1517aa9


シリーズ1は、2があるよっている大前提での終わり方でした。
そして待望の2が1月8日に最終話放映された『還魂2』

えがった。まぢでえがった。本当にえがった。名作だった。

いつもそんなことしか書けない筆力が残念だけれど、
ホン姉妹作品の最高峰と言われるのではないかと観、個人的には思っております。

ホン姉妹って、常に生と死を描いている作家さんだと思っています。
韓国ドラマって、宿命とか運命。因縁とか来世。あっちとこっち。人と人でないモノ。
というのが描かれることがとても多いと思うのですが、
視聴者の中の死生観とか、霊魂観が、かなりしっかりと確立されている前提で描かれいてるよなぁと驚くことあるんです。
特にホン姉妹はそうだなって。
生と死には狭間があって、その狭間って怖いだけじゃない切ないドラマが存在する。そう信じている作家さんなんだろうなと。
「ホテルデルーナ」はまさにその哀しみをドラマティックに作品にしてくれていて、私たちは知っているけど知らない世界を見せてもらったわけですが、還魂シリーズは、現代と過去という時間軸さえも見事に乗り越えて、ファンタジー歴史ドラマという設定で、

人間の本質

を描き切ってくれたと。そんな風に考えながら見入ってしまいました。

映像が美しいこと。ドラマティックなこと。役者たちが美しいこと。
衣装をはじめ美術が素晴らしいこと。翻訳がこだわっていること。
全てが、私にとって完璧でしたね。


私って素直な視聴者なので、なんであそこであんなことを とか 意味不明とかいう気づきに鈍いんです。
なので、出された料理を食べて、おいしいーーーって唸っちゃう感じで、
めっちゃよかったーーーって言っちゃうから、評論には向いていないんだけど、キャラクター分析しながらあとからじーーっくり思い返したり、あのシーンってあそこを活かすための呼び水だったんじゃない?とか、エピソードの繋がりを何度も噛みしめたりして、楽しむ視聴者なので、なんといいますか……


孤独のグルメっぽく、孤独の視聴者とでもいいましょうかww


で、その孤独な視聴者的にいうと、このドラマはカテゴリーとか分けることなく、名作っていうところに位置付けて、出会えたことに感謝してしまう作品でした。

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