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また来年。なんて素敵なご挨拶。

今年も、年に一度の楽しい楽しいお餅つきが終わりました。

お餅をついて食べるのは一瞬。
準備と片付けが膨大。

だから、町会でも子供会でも、幼稚園や家族も、だんだんやらなくなってくんですよねー。

特にコロナで、共食ってのがずいぶんと薄れた感があります。
寂しい流れね。

お餅って日本人にとって、ハレの食べ物の代表!

でね、日本人って神様や、地域、親族とかと同じ火のモノを食べることを、めっちゃ重要だってしてきてたんですよねー。(民俗学はこーゆーことばっか考える学問で、ワタシはそれが大好物なのです。)

で、逆にケガレ(穢れ)は、お葬式。
その時は、喪中の一族は、違う火を使って煮炊きしたものを食べるんです。
これ、わたし、ホントに母の実家があった山梨で体験しました。
祖父を亡くした私たちだけ、違うお鍋のオカズとかを食べたの。あなたがたはコチラだけですよって言われて!
大人たちはさも当然とばかりに、違う火のモノを食べていた。。ワタシはうぉー!なんだこのヘンテコな扱い!っておもったんだけど。

ま、そんな話はさておき、

毎年やれる恒例行事の素晴らしいとこは、

協働感覚が、楽しい。
前年度までの思い出話に花が咲く。
そして、最後に「また来年!」っていうとんでもなく前向きな挨拶で終われる。

その間に、必ず1人は
「今年が最後かもしれないから!」っていう人がいて、
「去年もいってたやん!」みたいなツッコミがはいる。
もうここまでが、定番。

美味しいねー!
楽しいねー!
ありがとー!

っていう、メデタイ言葉しか発しない時間。

今年は、小学3年女子が、それはそれは丁寧にお餅をちぎって仕事をしてくれて。
大人たち、全員でベタ褒め!!!

飽きないでやれてホントすごい!
だって、8臼分ついたから、とんでもない量だったのよ!
丁寧な仕事するねー!
仕事しながらの視野が広い!

彼女は、来年もやりたい🖤
って言ってくれてて、頼もしい限り。
異世代交流と、次世代への継承はこーして行われてくんだなー。感動。

大人たちも、子供のころ以来だー。
実家ではやってたんだよー。と感慨ひとしおなかんじ。

やっは、子供の頃に体験しておくことから、伝統とか継承ってあるんだねー。

と、なんかしみじみとした1日でした。

木の臼とか杵は、管理が大変だからいまは、石臼が主流なんだって。びっくりしたー。道具って使わないと死んじゃうんだって。
毎年、木の臼と杵で、楽しくお餅つきができて、ホントに幸せ❣️

なかなか主催はできないから、楽しませてもらえちゃって、ラッキーなワタクシなのでしたー。

noteのご挨拶は、また明日🖤

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