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「クイズ年の差なんて」に感じていた疑問、今ならわかる


子どもの頃「クイズ年の差なんて」という番組(1988年~1994年)を観ていました。

たしか、アダルトチームヤングチームに分かれて競い合うクイズ番組だったと思うのですが・・・

あっ、解説発見!!こんな感じのクイズ番組でございました。覚えていらっしゃる方いるかな~?

出演芸能人がアダルトチームとヤングチームに分かれて解答をする。アダルトチームには常識であってヤングチームには知られていない問題、逆にヤングには常識でアダルトが知らない問題を交互に解答し、その「常識」の違いを楽しむということをテーマとした番組である。現代と過去の世相、風習、流行をクイズ形式で紹介するものでもある。

この、アダルトとヤングのたたかいのようなクイズ番組を当時まぎれもないヤングだった私は

どうしてアダルトチームの大人たちはヤングチームの問題に答えられないんだろう?」と疑問に思っていました。

ヤングチームがアダルトチームの問題がわからないのは良いんです。だって自分たちが生まれてもない頃の問題が出たりするから。それは知らなくて当たり前。

でもアダルトチームの皆さんは昔のことも知っていて今も生きているわけだから、昔のことも今のこともわかるはずで・・・ずるくない?と、アダルトチームを敵対視していたのですが、

まあ、びっくりするくらいアダルトの皆さんは若者の問題が答えられないわけですよ。

それを子供の頃はずっと疑問に思っていたのですがね、

最近、アダルトチームの気持ちが分かってきました。

ある年齢からを境に全然頭に新しいことが入らなくなってきました。

たとえば「モーニング娘」も後藤真希ちゃんが入ったあたりまでしかちゃんとメンバーをわかっていないし、AKBも途中まで。

もう、新しいグループは全然覚えられないし、誰が誰だか…音楽も自分が若い頃の曲はよく覚えているのに最近のはちょっと…。

新しいことが何がなんだかわからない。今という時代をちゃんと生きているはずなのに、今流行っていることやものがわからない。

それどころか何十年前のことは鮮明に覚えているし思い出される。

こ、これはまさに!!私は今、

あの頃のアダルトチーム!!!


子供の頃に疑問だったこと、今ならわかります。アダルトになってアダルトチームの気持ちがわかるようになりました。だってアダルトだもん。

でも、でもね、

息子は今を生きています。流行りの曲、流行りのゲームや本に敏感。

今までの私だったら(なんかどの曲も同じに聴こえる。どのゲームも同じに見える)というところですが、少しでも興味を持って、

「これは誰の曲?なんて曲?」と聞いたら答えてくれて、いろいろ聞いて覚えていくうちにだんだん私にも少しはわかってくる。

若い人に比べたら忘れることも多いし一度に覚えられないことも多いけど、

「まったくわからない」ではなくなる。

興味さえ持てれば、頭に、ほんの少しでも記憶に残るんだ。

昨年noteを始めて、皆さんの記事を読ませていただいているうちに

おすすめのアーティストとか本とか映画とか、いろんなことに触れるようになってきました。

記事を読んで、何か貼り付けてあったら、そこに飛んで見たり聴いたりして、そこで少し記憶に残って、

偶然その人たちがテレビに出てたりすると

「あっ!○○さんが好きだって言ってたあの人たちだ!!」とか、わかるようになってきて。

すっかりアダルトチームの気持ちがわかるようになった身も心もアダルトな私にも、

興味さえ持てば少しでもわかることがあるのだと嬉しくなっている今日この頃。

決して「若作りしよう」とかいうんじゃないですけど、

アダルトのまま?思い出ばかりを輝かせていてももったいないような気がしてきて、

アダルトさんもヤングさんも「今」に興味を持って楽しんでいけたらいいなと思ったので記事にしてみました。

それにしても

「アダルトvsヤング」

という響きもすごいなぁ。ヤングって…。アダルトって…。



こんなところまで読んでいただけていることがまず嬉しいです。そのうえサポート!!ひいいっ!!嬉しくて舞い上がって大変なことになりそうです。