見出し画像

【危険】ネガティブな感情にフタをすると起こる悲劇

怒り・悲しみ・嫉妬・孤独・不安、、、
このようなネガティブ感情は、自分の中で存分に味わい尽くしてようやく浄化されるもの。

自分のネガティブ感情が心の中に存在しているにも関わらず、見て見ぬ振りをしてしまいがちなのが我々人間なのだ。

なぜネガティブな感情から目を背けたくなるのか?ネガティブな感情を抱くということは、同時に自分自身の弱さ・惨めさ・無力感などを嫌でも認めなければならないからだ。

人は誰しもそんなに強くはない。自分の不甲斐なさを認める、弱さを受け入れるということは想像以上に辛いものである。だからこそネガティブ感情にフタをしがちなのだが、あえて目を向けていく覚悟を持つ必要がある。

どんな辛い感情も、まずは自分が自分で認めてあげよう。では具体的にどのように認めるのか?
ネガティブ感情を心の中にないものとするのではなく、“ネガティブな感情は、心(自分A)の中に存在していいよ”という住民票を発行する役所の職員(自分B)になってみる。という視点を持つのはどうだろうか。

ネガティブ感情を大切に扱わず見て見ぬ振りをし放置し続けると、一見ネガティブ感情がなくなったかのように忘れ去られるかも知れない。しかしそれはあくまでも一時的なもので、忘れた頃にまたあのネガティブ感情が自分の心の中に亡霊として現れる。なぜならばネガティブ感情がしっかりと浄化されていないからだ。

冒頭にも述べたように、ネガティブ感情は味わい尽くしてから初めて浄化される。浄化されない限り、ネガティブ感情→無視→楽になった→またネガティブ感情…という無限ループから抜け出せない。

ではどうすればよいか?

①自分の中にいくつもの人格を持つ
②そのいくもの人格でネガティブ感情を認め、味わい尽くす


例えば…
先程も述べたように自分(A)の中に、ネガティブ感情の住民票を発行する自分(B)という人格を作る。さらに、そのネガティブ感情を十分に味わい尽くしてあげる自分(C)という人格を作る。

人格を作るというと一見難しく聞こえるかもしれないが要は・・・自分(A)がネガティブ感情に気付き、自分(B)がネガティブな感情があってもいいよと許可をしてあげる。さらに自分(C)が飽きるまでネガティブ感情を味わい尽くす。この簡単な3ステップが大切なのだ。

ポイントは、ネガティブ感情が込み上げてくる度に、そのネガティブな思いに浸って身を寄せて、嫌になるまで味わい尽くすこと。人は良い意味でも悪い意味でも元に戻ろうとする性質がある。ネガティブを味わい尽くしたらその状況に飽きて元(ニュートラル)に戻ろうとするのだ。

人は自分の中にいくつもの人格ある。意識している人格も、意識していない人格も。
先程述べた何人かの人格で、ますまは自分で自分自身を癒してあげよう。あなたは1人ではない。周りにあなたを救う人もいる。しかしまずは自分の中いる何人もの目に見えない自分が、時に自分を救うこともあるのだ。

さぁ、わたしは今から再びネガティブに浸るよ…。
朝起きてから一歩もベッドから動かず、ネガティブに浸り続けるわたしを見守ってくれてありがとう、わたし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?