見出し画像

少数精鋭のお気に入りの服だけで過ごす-洋服の上手な手放し方-

前回の記事では少数精鋭のお気に入りの服だけで過ごすメリットをご紹介しました。

今回はお気に入りの洋服を見つけるためにおすすめな「洋服の上手な手放し方」をご紹介します。


洋服の上手な手放し方

①必要な枚数を数えてみる

  • 洋服が数百着以上ある

  • 同じ用途や色、デザインの服がたくさんある

  • 必要そうだからつい買っちゃう

  • クローゼットに入りきらず、ソファに山積みになっている

こういう状態に悩んでいる方は「必要以上の物量を持っている」状態です。

そんな方におすすめなのは、必要な枚数を実際に考えてみることです。

<work>
数えてみましょう!
①1週間に何回洗濯をしますか?
②洗濯サイクルを考えて、最低何着あれば足りますか?

<たとえてみると>
・1週間に3回
→最低でも1カテゴリー3~4枚あれば足りる
・毎日
→最低でも1カテゴリー1~2枚あれば足りる

天候によって乾かないことや、着替えが必要な場合も「必要枚数+3枚くらい」あれば生きていけることが分かります。

もし毎日洗濯する場合は、究極、アウター・トップス・ボトムス・靴下など1~2枚でも生活していけるのです!

今の季節に必要な枚数+色々なデザインや素材を楽しみつつ、場面に合わせたファッションができる枚数を自分なりに考えてみましょう!

夏服
・アウター 5枚
・トップス 20枚
・スカート 10枚
・パンツ  6枚
・靴下   10足
・靴    8足
・帽子   2つ
・・・(ストールやアクセサリーなど自由に足してOK!)

この作業をすることで「本当に必要な枚数ってこれくらいなんだ!」と、今あるものに気付けるマインドになっていきます。

これから行う手放しの作業で「足りないと困るし取っておこう」「もったいないけどまだ着れるよね」と思ったときに初心に振り返るきっかけになるので、ぜひ目に見えるところに置いてみてください。

②クローゼットの中身を全出しする

次はクローゼットの中身を全て出してみましょう。

たんすや衣装ケースに閉まっているとコンパクトに見えますが、実際に出してみると想像しているよりもたくさんあったりします。

もし数百着以上持っていて、全出したら手に負えなくなりそうな場合は「トップスだけ」「スカートだけ」などカテゴリー別に出してみましょう。

同じカテゴリーのものを出すことで、物量が把握できます。

<work>
①今の枚数がどれくらいか数える
②必要な枚数と比較する
③比較した結果、どんな風に感じましたか?
④なぜそう感じましたか?

「思ったよりも多かった」→安いからと買いすぎてしまったから
「1回も着ていない服があって複雑な気持ちになった」→試着せず買って家で着たらなんか違かったから
「適正量な気がしたけどあまり気にっていない」→周りに合わせて買ってたから
「どれも本当に着てる服でちゃんと着まわせてた」→必要な枚数が揃っているから

「なぜそう感じたか」の理由が、次にお洋服を選ぶときの気づきになります。

現状を実感してから、手放すか、残すかのオーディションを行うと、「もったいない!」に直面した時も手放しやすくなります。

③1年以上着ていない服は手放す

初めに「1年以上着ていない服」は手放しましょう。
お気に入りのお洋服は、シーズンが着たら自然に着用回数が増えるもの。

逆にシーズンが着ても着用しない洋服は、どこかに手が伸びない理由があります。

「今シーズンは着なかったけど、来シーズンの自分に着るかどうかの判断を委ねよう!」

ーーこの考えは判断を先延ばししているだけです!

「やっぱり着ないんだよなぁ‥」と思いながらもやもやする気持ちは、今シーズンで断ち切りましょう!

もし本当に必要ないか判断が難しい場合は、シーズンが終わるまで「保留box」に入れておいて、本当に着なかったら捨ててみるのがです。

この思いの特効薬
「高かったから‥」
→メルカリやラクマなどのフリマサイト、店舗で買い取りしてくれるサービスへ!早めに売った方が、売れやすく価値がつきやすいです。

「もらいものだから‥」
→気持ちをいただいて感謝する。「本当は使わないんだよな‥」と思いながら持つと相手もものも悲しみます。無理に手放す必要はないですが、「いただいた後にどうしていきたいか」は自分自身で決めてよいと思っています。

④状態の悪い服は手放す

穴あき、ほつれ、毛玉、色褪せ‥まだ着れると思っていても、意外と目立っているということも!

状態がわるいものに身を包まれていると、自分の気持ちが後ろ向きに引っ張られやすくなります。

もしお気に入りの洋服の場合は、自分で補強や汚れ落としなどできる場合は試してみるのもおすすめです。

その上でも綺麗にならない(もやもやの気持ちが残る)場合には、「自分なりにできることをやったから」と手放す決心がつきやすくなります。

⑤実際に着てみて体型や好みに合わないものは手放す

5年前に買った流行の服‥今着てみると「あれ?なんか違う」と感じることはありませんか?

「あの頃は1番のお気に入りだった洋服」も年齢が変わり、気持ちが成長していくにつれて変化していきます。

実際に着てみて、「その服を着た今の自分の姿」「着心地」「色」「丈」「大きさ」「気持ち」に触れてみましょう。

この気持ちの特効薬
・「あの服には合うかも?」
→実際に合わせてみて、しっくりこなかったり、他の洋服で代用できる場合は手放す。

・「あの時に着るかも?」
→保留boxに一時的に置いてみて、その時に使わなかったら手放す。または1年着なかったら手放すなど期限を決める。

・「似合ってるような気もするんだよなぁ」
→第三者に見てもらって、自分でもいいと思える場合は残す。微妙な反応で、自分でもそう感じた場合は手放す。

⑥「お気に入り」「着やすい」「なんとなく」に分ける

このステップまで来たら、洋服の数がかなり減っている方が多いのではないでしょうか。

最後に残した洋服を3つの理由に分けてみましょう。

  • お気に入り

迷うことなくここに入る洋服はオーディショントップ通過です!
自分の好きな系統や色、素材が少しずつ明確になってきたのではないでしょうか。

  • 着やすい

お気に入りとまでは行かないけれど、着やすくて着用回数が多いものです。
自分の好きな素材感のヒントになるので、買い替えのときにお気に入りのデザインと入れ替えていくと満足感の高いものが見つかりやすくなります。

  • なんとなく

ここのカテゴリーが「気に入っているわけじゃないけど、もったいないから捨てにくい」ものたちです。
「お気に入り」と「着やすい」の洋服が必要枚数分ある場合は、手放しても生活していけます!
これを機になんとなく着ているものを手放したり、お気に入りに入れ替えをしていきましょう。


Tシャツがお気に入りな方は、
・Tシャツ20枚
・ボトムス2枚
・アウター2枚だっていいんです!

自分の必要枚数とお気に入りで過ごすと、ご機嫌で過ごせる時間が増えていきます。

初めは洋服の量が多いと大変かもしれませんが、シーズンごとに見直していくことで「自分の好き」が洗練されていきます。

おわりに

今回は「お気に入りの服で過ごすための洋服の上手な手放し方」をご紹介しました。

またいらしていただけるととても嬉しいです。

🌟スキ!やフォローいただけると励みになります🐰

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?