【家事スキル】夫>>>>>>>私
こんばんは、みみくもです。
みみくもは長年実家暮らし(甘やかしが得意な両親のお膝元)だったので、自炊だけでなく掃除・洗濯を自分でやり始めたのは遅めでした。
▼そもそも生きるための能力が低すぎる
バツがついてるゆえに短期間の家事歴はあるものの、そのときも炊事しかしてなかったなぁ…しかもおかず1品作って終了だったなぁ…という薄い記憶。当時の私もっと頑張っとけよ。
まぁそれはさておき、
・「一つ頼まれたら二つやる(例:灰皿を持ってくるように頼まれたらライターも持っていく)」
・「気がついたら後回しにせずにやる」
という基本的なことすらできない私。
「おなかすいたな~」と言うだけで何も作らずダラダラしてるタイプです。床からコースディナーが湧いて出てくるとでも思ってんのかこいつ。
▼夫は生きる能力の化け物(褒めてる)
一方、私の夫は気づいたらちゃんとやる…というか、生活の一環として家事が染みついてるタイプの人間。やや脳に問題がある私からすれば、「えっなんでそんなこと見てんの…そしてできんの…」ということの連続です。
夫のよきところはまぁたくさんあると思ってるんですが(サバイバル知識が豊富、煽り耐性があるなど)、一番「わぁ~」ってなるのは料理スキル。
「〇〇食べたいな~」と言うと、材料を用意していないのにそれっぽいものが出てくるという謎の現象を引き起こす天才です。いや、場数踏んでるから秀才か。
尊敬できるポイントがあると好きになれるってマジやなって思います、ほんと。育ててくれてありがとう(?)。
▼夫の苦手なもの【事務っぽい作業】
昨日の夜、夫がやっとこさ重い腰を上げまして(悪口じゃないよごめんね)、確定申告の帳簿の打ち込みなどを始めたわけです。
しかしあろうことか、通帳の入出金記録を転記したところでExcelがバグってデータが飛ぶというハプニング発生。これにはちまちまとした事務系の処理が嫌いな夫、しょんぼり。
ここで、事務員歴そこそこのYDK(やればできる子)こと私が立ち上がりました。「大変そうだね…私、やってみようか?」(エフェクト付き)。
私は夫と同じく自営業ですが、夫は理髪師、私はイラストレーター兼ライターなので、経費の仕訳がいろいろ違うわけで。夫が「ちょっと難しいかもだけど…」と言いつつ、教えてもらいながらカタカタと作業。
結果、15分ほどで1年分の全入出金の打ち込み完了。
「じゃあレシートの仕訳と入力もお願い!」とのことで、作業は延長戦へ。
夫曰く、仕訳に迷いがちな商品を見るとすぐに「これ消耗品ではないよね、雑費だよね?」みたいな感じで質問がピンポイントで出てくるのが新鮮らしい。「よく他の商品と違うってわかったね」とのこと。わかりますよ(簿記3級勉強中)。
▼「マック奢ってよね」という私の要望へのアンサー
楽しみつつ確定申告用の経費仕訳をしまくる私。夫はそれが嬉しかったらしく、お礼を言ってくれる。
業種違えど働き方(自営業)が一緒だと、こういうところで助けられるからいいね。私が会社勤めのままだったら多分何もやってあげられなかった。(自営業になってから趣味のように仕訳やら複式簿記やらについて調べまくったため)
「今度お礼にマック奢ってよ~ハハハ」なんて言いつつ打ち込みをしていると、夫が「じゃあ、俺はハンバーガーを作るね」と。
え?
ハンバーガーって言ったか今?パンないぞ?そしてひき肉もないが…え…?と戸惑っているところで、「できたよ」と。早っ。
▼夫特製ハンバーガー完成
それがこちら。
おお…!なんかこう、アメリカじゃない国で作られているハンバーガーに類似した郷土料理だ…!
パンをホットケーキミックスで作るパンケーキで代用し、間には新玉ねぎと特製ソース(マヨとかソースとか使ってた)、ピクルス。そして冷凍庫の中身把握が苦手な私が気づかなかった、真空パックタイプのハンバーグ。
写真がうまく撮れなかった私のせいでちょっとへにゃっとして見えますが、味めっちゃうまい。
新玉ねぎのシャキッとさわやかな風味が、ホットケーキミックス製のバンズ(と呼んでおこう)に合う。甘みをほどよく塩味と融合させてくれてる。
「本当はマック食べさせたかったんだけど、夜中で買いに行けないから…」と言う夫。色んな気持ちを含めるとマックより美味いよ…!ありがとう…!
▼【補足】ちなみに私はというと…
最近、夫の仕事の忙しさがすんごいので、今までと違い私が料理担当することが多くなりました(私も週6で働いてるけど、昼休みは確実に取れる&作業量の調整が可能な自由業なので)。
生焼けだったり焦がしすぎたりオムライスの卵がいり卵みたいになったりと前途多難ですが、それでも「味のセンスはいい」というピンポイントな誉め方をしてくれる夫がいるので、頑張りたいと思います。
ちなみに現在一番「美味しい」と言われた料理はおにぎりです。小学校1年生でも作れるやつでわろた。
いずれきたる私の進化に震えるがいい…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?