「大人には自分をご機嫌に保つ責任がある」最近の夫がハッピーな理由
「大人には自分をご機嫌に保つ責任がある」
とある講演会でそう聞いたときに
ハッとしたことを昨日のことのように覚えている。
当時、次男を出産したばかりだった私は
幼子ふたりの世話と慣れない家事(今だに慣れない……笑)とで
眉間にしわを寄せ、
「私は自分のやりたいこと全部我慢して
これだけ頑張ってるのに!!」と
仕事から帰宅したばかりの夫に当たり散らす日々を過ごしていた。
「そうだ、子どもじゃあるまいし
大人には自分をご機嫌に保つ責任がある」
子どものため、家族のためにと
自分のことを後回しにし、
どんどん不機嫌になって負のオーラをまとい、
そんな自分が嫌い!と自己嫌悪に陥る悪循環。
四六時中イライラしているお母さんなんて、
見ていてみんな楽しくなかっただろうな。
***
その頃からだろうか、
「まずは自分を満たす」ということを意識するようになったのは。
自分が笑顔になると、周りも笑顔になる。
オイジティブ感情も、ネガティブ感情も、
水面に広がる波紋のように周りの人々に伝染するよね。
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やりたいことにどんどん挑戦して
自分をご機嫌に保つことを意識している私に対して
いつのまにか自己犠牲の塊のような人生を歩んでいた夫。
彼の趣味といえばバイクとゲーム。
バイクは長男が生まれた直後に手放したきり、乗っていなかった。
「また乗ってみたら?子どもを後ろに乗せてツーリングとか行けるやん」
そう提案すると、
「危ないからあかん」
「もういい年やからバイク乗ってる場合じゃない」
「そんなお金ない」
だって、でも、のオンパレード。
「長男も小学校5年生。
親と一緒に出かけてくれるのは、あと1~2年で終わり。
中学生になったら部活や友達やと言い出して家族との時間は減る一方。
そう考えたら、一生の中で
息子とふたりで出かけたりそんな思い出作れるのは
今がラストチャンスかもしれへん。
あとで後悔しても、
いくらお金を積んでも、
時間を取り戻すことはできないんやから。」
***
一念発起して、またバイクに乗り始めた夫は
最近すこぶるご機嫌である。
「毎日がめちゃくちゃ充実してるわ!
人生たのしいわ!」
らしいです。
機嫌がいいとなんでもしてくれるし、一緒に暮らす私の幸福度もアップ↑
***
あなたは、自分をご機嫌に保つ責任を果たしていますか?
なにかしらの理由をつけて、
自分のやりたいことを我慢していませんか?
***
(写真は今朝収穫したイチゴ!!家族全員出かけていなかったから
私一人でパクリといただきました!)
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