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夏の風物詩

今年の甲子園も終わっちゃいましたね〜。
優勝した慶応は「107年振りの優勝」やら「脱坊主」やら色々と目新しかったようで、しばらく世間を騒がせてました。


高校野球は本当にミーハーなので、毎年どこが強いとか誰が注目されているとかは全く分かっていません。でも毎年テレビとかスマホでちょくちょく観てます。僕としては、ふいにテレビを付けてチャンネルいじくってたらたまたま甲子園やってるからぼけーっと観るくらいが心地良いです。おばあちゃんの家だと尚良しです。


ただ、今年の夏は違いました。長年の「甲子園観に行きたい欲」が貯まりきったというのもあるし、友達がもう来年からは社会人というのもありますが、とにかく地方予選が終わった頃に誘いのLINEをしました。すぐOK来ました。

ちなみに、買ったのは8月16日のチケットです。ちょうど3回戦の日で「履正社vs仙台育英」をはじめとする注目カードだらけの予定でした。はい、15日に台風が直撃したんで試合が丸1日ズレました。

そんなわけで若干というかまあまあ落ち込んだんですが、甲子園未経験の僕は観れるだけで御の字か〜と思って気持ちを切り替えました。


そしていよいよ16日。寝坊もせず集合時間通りに最寄り駅に着いたんですが、電光掲示板に乗る予定の電車が表示されていませんでした。僕らはみんな休日ダイヤという存在を忘れてたんですね。

仕方なくホームで30分ほど時間を潰してようやく電車乗ったんですが、動き出して1分後くらいに止まりました。「湖西線やしな〜」とか思いながら呑気にしてたら全然動きません。

アナウンスをよく聞いたら台風のせいで線路に木が倒れ込んだから進めないとか言ってました。ここでまた30分ほどの遅延。そうこうしてる間に第1試合の「沖縄尚学vs創成館」が始まっちゃったのでスマホで観ることになりました。


色々ありましたが7回表くらいには球場に着く事ができ、僕の初めての甲子園がついに始まりました。ほんで座席に座ってすぐ気付きました。これは4試合全部観るのはきついな、と。

1番安いというか唯一残ってたから外野席を取ったんですが、屋根がまっったく無いんで真夏の日光ガン当たりなんですよね。しばらくすると、なんでもうバテてんねんて言われました。


気が付くと第2試合が始まりました。第1試合と比べると応援席の埋まり具合が両校ともすごかったです。特に慶応。

ネット上では「慶応の応援が度を超えている」みたいな声をチラホラ見かけますが、個人的には別に問題ないんじゃないかなと思ってます。実際この日みた応援の中で、慶応がぶっちぎりにでかい声量でしたが、僕の記憶やと慶応だけは攻撃時にほぼ休み無しで応援してたんですよね。

基本的にバッターがアウトになったりすると応援歌を変えるために演奏とかが止まる時間があるんですけど、慶応は曲間が無いというか他校ほど曲のバリエーションが無いというかとにかくずっと音が鳴ってました。

それでいて守備の時もアウト1つ、なんならストライク1つで大盛り上がりしてたんで応援する側の体力もすごいな〜とか思いながら見てました。友達も、守備やのに攻撃してるテンションで応援してるよな的な事を言ってた気がします。



他に試合の感想として書くとしたら、勝児見たかったて事くらいですかね。最終回、一打勝ち越しのチャンスで慶応の代打がアナウンスされた時、僕らは「勝児」の事しか考えてませんでした。選ばれたのは勝児じゃなかったんですけどね。勝児というのは清原の息子です。

後の決勝でも代打で出場したんですが場内の盛り上がりが凄まじかったです。結果は四球だったんですが、解説も「この!甲子園決勝の舞台で!塁に進みました!!」みたいな事を言うてました。ほんま顔そっくりです。


第3試合の5回のクーリングタイムに差し掛かったところで、僕らもクーリングタイムに入りました。もう暑すぎて限界やったので隣のショッピングモールに避難して丸亀製麺を食いました。丸亀の冷かけうどんとかしわ天は世界一ですほんと。


まあそんなわけでまともに観たのは第2試合だけでしたが十分楽しめました。応援も生の方が迫力がすごくて感動したので来年も行こうと思います。

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