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別府八湯温泉道 第38番 渋の湯

鉄輪のいでゆ坂沿いにある温泉です。
観光客はそのへんにいっぱい歩いているので、たいそうにぎわっているかと
思いきや、共同泉は別のようで、ここで観光客と出会ったことはほぼありません(笑)
鉄輪にはいくつか共同泉があるのですが、ここに入らないで帰ってしまうなんてもったいない…。

これでもシブいな…

これ、建て直しているんですよね。多分。
以前は別府なんて全く興味がなかったので、昔のことは知りませんが、
多分かなり渋い造りだったんだろうなぁ…。
写真ないかなぁ…。と思って検索していたら、なんと公式ホームページがあった!
以前の姿はこちらでご覧ください。

ここは外部入浴者は100円を払ってコインロッカーを使用する形をとっています。こういう方法いいですよね。なるほど。と思いました。

戸を開けると狭い脱衣場。そして浴場全体が見渡せます。

浴場全景

奥には竹製の冷却装置「湯雨竹(ゆめたけ)」が設置されています。
これが結構優れもので、源泉を加水することなく、入浴に適する温度に下げられるんです。塩田の灌水作りに似てますね…。
おかげで鉄輪の濃い成分の温泉を適温で楽しむことができます。

湯雨竹

これを使っても、けっこう熱いんですけどね。
毎日この温泉に入れる人が、なんかとてもうらやましくなります。
どっかの組合員になろうかなぁ…(笑)

■第38番 渋の湯
住所 鉄輪風呂本1
TEL なし
入湯料金 100円(必ずコインロッカーを利用)
利用時間 6:30〜20:30
定休日ほか なし
泉質 塩化物泉


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