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九州温泉道 十三奉行(じゅさぶろ)温泉

十三奉行と書いて、「じゅさぶろ」と読むそうです。読めない…。
鹿児島県の北部、出水市にある温泉です。今までこんな温泉があるとは、全く知りませんでした。
HPによると、もともとは果樹園で使うための井戸を掘削していたときに温泉が出たのが始まりということです。いや、温泉がありそうな気配が全くないところなので、これは納得の理由です。住宅地のような、畑のような、どこにでもありそうな地方の道をさかのぼっていくと、温泉の看板がありました。中に入ると、たしかに温泉の駐車場の裏手は果樹園になっています。

平日の開店直後に訪問させていただきました。
券売機で入浴券を買い(今どき珍しいプラスチック板の入浴券が出てきました。紙じゃないのは久しぶりに見ました)受付に渡すと
「こちらははじめてですか?」と聞かれましたので。「はい、はじめてです」というと、丁寧に温泉の説明をしてくれました。
スタンプカードもいただき(10回で1回入浴無料だそうです。10回来れるかな…)温泉は成分が水面に浮くこと、入浴前にシャンプーやボディーソープで洗ってから入浴してほしいことなどを説明いただきました。

お湯がきたない。とか、掃除してない。とかいうことを言われたんでしょうかね…。私は全く気になりませんが(笑)

今日はちょっと熱いかも。と言われていたので、どんなお湯か楽しみです。早速入ってみます。

脱衣場

シンプルですが、一通りの施設は整っています。しっかりとカギ付きのロッカーも完備しています。エアコンもしっかり効いていますし、冷水器うれしいですね。開店直後でしたので、誰もいませんでした。ラッキー。

内湯のみ

手前が洗い場で、奥が浴槽になっています。やたら縦長な造りです。増築したのかな?アメニティはありませんので、持参必要です。

浴槽

2つに分かれており、右があつ湯、左がぬる湯になっています。右から注がれた源泉が左に流れ込むようになっています。
受付の方が言っていたように、少し熱めでしたが、入れないことはないです。

右があつ湯、左がぬる湯

確かにちょっと表面に膜が張っているように、温泉成分が浮いていました。
色が茶色いのでモールか?鉄か?と思ったのですが、なんかその中間みたいな感じでした。
今までにあまり入ったことのないパターンのお湯でした。

水風呂

水風呂も完備しています。あつ湯↔水風呂のサイクル入浴が可能になっています。これはやめられないですね(笑)

分析表

なんと塩化物泉なのですね。海からだいぶ離れているのに、塩化物泉。なかなか面白い温泉でした。
先の移動があったので、ゆっくり入ることができなかったのですが、冬はじっくり浸かるとしっかりとあったまりそうなお湯です。
寒い季節にまた訪問してみたいな。
そうすればスタンプカード2個目がたまりますので(笑)

■十三奉行(じゅさぶろ)温泉
住所:出水市野田町下名4974
電話番号:0996-84-2488
営業時間:10:00~21:00 ※第2・4水曜休
料金:大人400円 こども(3才~6才)50円(2024.04現在)
泉質:塩化物泉



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