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九州温泉道 地獄温泉 青風荘

熊本地震で大きな被害を受けた地獄温泉。
日帰り入浴が復活した時は、まだ南阿蘇からのルートは開通しておらず、阿蘇の頂上から降りるルートで大回りして入浴した時の様子です。
今は宿泊も復活しましたが、行った当時は本館を建築中でした。今はもう完成しているはずです。

建築中
昔の母屋(2011年撮影)

昔はここで受付をして、下に降りていきました。
温泉施設は本館から降りたところにあります。
すずめの湯の浴槽はそのままでした。あとはかなりオシャレに変わっていました。
以前はすずめの湯は混浴しかも裸でしたので、女性にはかなりハードルが高かったですが、現在は水着、湯あみ着着用になりましたので、ずいぶん入りやすくなったと思います。

浴場全景

受付で簡単な説明を受けて、温泉に入ります。

温泉案内

内湯は裸でもOKのようです。
ただ、ここまで来て内湯だけで終わるなんてもったいない!絶対にすずめの湯に入りましょう。

内湯

あつ湯とぬる湯に分かれています。
ぬる湯はたくさんの方が入られていましたが、あつ湯は本当にあつくて、誰も入っていませんでした(笑)
なので、あつ湯だけ撮らせていただきます。背中側にぬる湯があり、みなさんそこでのんびり入浴されています。

あつ湯

よく見ると、ブクブク下から泡が上がっています。

ブクブク

下から湧き出しているのがよくわかります。
なんでも、このプクプクがすずめの鳴き声に似ているから、すずめの湯という名前になったようです。
あったまって暑くなれば、プールのような冷泉にドボンと入ります。結構ここは冷たい!
たくさん人がいましたので、冷泉の写真はなしです。一番最初の遠景写真を見てもらえれば雰囲気はわかると思います。

休憩部屋

休憩所も完備されていて、水が自由に飲めるようになっています。
ゆっくりお湯に入りながらのんびり過ごす。宿が提案している温泉の楽しみ方は、まさにその通り!
1日にいくつも入る温泉めぐりも面白くていいのですが、こうやって1か所だけじっくりと過ごすのもいいですよね。3時間くらいいたと思います。

帰りに、ぎんなんをいただきました。
甘いたれがかかったもので、おいしかった!
どんなたれなのか、聞けばよかったな…。

熊本地震で大きな被害を受けた地獄温泉。現在は宿泊も再開して、やっと新しい姿に生まれ変わろうとしています。
行った時にはまだオープンしていませんでしたが、他にも温泉があります。
「元の湯」「たまごの湯」という別源泉の温泉も現在は再開しているようです。

温泉を応援する方法は1つだけ、入ることです。入って「あの温泉良かったよ!」といろいろなところで話すことだと思います。

ぜひ今度は宿泊もしてみたいなぁ。とは思うものの、なかなか手の出せない価格になってしまいました。震災からの復興、多額の負担もあったと思います。私もささやかですが、クラウドファンディングに参加させていただきましたが、これからの経営を考えると、高級路線に舵を切るのは当然だと思います。
割安な湯治プランもあるのですが、1泊のみでは使えません。今度はそんなに期間が取れない問題があり、なかなか機会がなさそうですが、必ずいつか泊まりに行きます!

■地獄温泉 青風荘
住所 阿蘇郡南阿蘇村大字河陽2327
電話番号 0967-67-0005
営業時間 10:00~17:00(最終受付15:00)
     火曜定休(但し、祝日の場合は営業)
料金 施設利用料 大人2,000円(※湯浴み着、貸バスタオル付)
         こども(小学生)800円
泉質 硫黄泉


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