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九州温泉道 妙見温泉 妙見石原荘

ここらあたりの温泉では間違いなく最も高級な宿、妙見石原荘。
私の選択肢にすら入らない温泉ですが、温泉道に指定されているのであれば、一度くらい行ってみよう。とのことで、訪問してみました。

…。が、やはりあまりにも場違いなのか、なんともいえない違和感が。
入浴をお願いするときから、なんとなく雰囲気が合わず…。フロントの方もつっけんどんな感じで、ちょっと寂しかったです…。
日帰りはあまり歓迎されていないのかな…。

気を取り直して。
日帰りで入浴できるのは、大浴場  天降殿(あもりでん)と、野天風呂 椋の木(むくのき)の2つのようです。
せっかく遠くまできて、なかなかの値段を払っているので、両方入ってみることにします。
駐車場に車を停めて、母屋まで受付に行き、また駐車場の近くにあるお風呂に行く羽目に…。広いので移動も大変です。

大浴場には人の気配もなく、照明はもともと暗いのかな。
タオルは自由に使える形式になっていました。このあたりは高級旅館ですね。
豪華な休憩所もあり、水などは自由に飲めるようになっていました。
ここの写真を撮り忘れてましたのでありません。
中に入ってみます。

かけ湯

かけ湯浴槽だけでも十分なくらいの大きさ
ここに入ってもよいくらいです。

大浴場

なかなかの湯量が注がれています。
結構なお湯がオーバーフローしていますので、普段からたくさん湯を投入しているようです。今日は平日で、昼間は誰もいないというのに、この湯量はさすがとしか言いようがありません。

結構な湯があふれています

常にかけ流しているから、近くの床が析出物でおおわれていました。お湯に対するこだわりは感じます。
野天風呂も覗いてみます。
駐車場の横に、露天へ降りる階段がありました。川沿いにお風呂があるようです。少し下ると見えてきました。
丸見えですね。でも、だれも入っていないこともこの段階でわかります。

右下に温泉が見えます
脱衣場かな?
涼み用のイスが置いてます

なかなかのロケーション。
すぐ横は川が流れています。蚊取り線香を焚いてくれているということは、虫が出るんだろうなぁ(あとでやられるのですが…)

野天風呂全景

岩の裏に入れば、身を隠すことはできそうです。
うまく岩を使って浴槽を組んでいます。

岩の裏手

ちょっとこちらの湯の方が鉄系が強いようで、大浴場より透明な湯ですが、少し浴槽が茶色になっています。別の源泉のようです。

目の前が川

よく、テレビの旅番組で出てきそうなロケーション。
こういう風呂に入る人も世の中にはいるんだな。
川の流れる音と、湯の注がれる音だけ。別世界のようです。

立って景色を眺めていたら
「痛っ!」
チクリと感じたらもう手遅れで、アブにやられました。

なんでアブってやつは、やわらかいところを刺すんでしょうね。よりによってお尻をやられました。
慌てて浴槽に身を潜めますが、なかなかアブのやつは立ち去りません。蚊取り線香を焚いてくれてはいましたが、そんなものお構いなし。

本当はもっとゆっくりしたかったのですが、アブがいつまでもブンブン飛んでいるので、逃げるように入浴は終了。

宿は全く悪くないんですけどね…。
そんなこんなで、ちょっと残念な入浴になってしまいました。
ちょっと私には、敷居が高かったようです。

一生に1回くらい、こういう宿に泊まってみるのもいいかもしれませんが、同じお金を使うのであれば、私は近くの自炊宿で、一週間湯治を選んでる気がしてなりません(笑)

■妙見温泉 妙見石原荘
住所 霧島市隼人町嘉例川4376
電話番号 0995-77-2111
営業時間 11:00~15:00(最終受付14:00)
     混雑時にはお断りする場合があります 無休
料金 大人 1,800円 こども 900円 (2023.1現在)
泉質 炭酸水素塩泉


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