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神を信じない人の心理学

私は会社で人材育成の仕事をしています。
その関係で5年前に
キャリアコンサルタントの資格を取ったのですが、
その時に少し心理学について学んで、
興味をもちはじめました。

その頃から、
どうしておおくの人は神を信じないのだろうと
疑問に思って考えはじめました。

少しずつ分かってきたのは、
人はそもそも
神を信じるのが難しい心の構造を
持っているのだということです。

私が一番中心に学んでいるのは
NLPという心理学です。
NLPの最も根本的な考え方に、
「人には常に安心・安全を求めている。」
というのがあります。

すなわち人には
危険と感じるものを避けて
安心安全と感じるものに近づこうとする
思考や行動のパターンがあるというのです。

もっというと、
人は自分でコントロールできないものを嫌います。
コントロールできないものは危険だからです。
そしてシンプルでコントロールしやすいものを好みます。

ですから、人は心の底で
神という存在を避けようとします。
聖書の神は人知を超えたお方です。
人にとってそのようにコントロールできない神は
とても危険な存在に感じるのです。

でも、人は神との交流なしでは
生きていくことはできません。
なぜならは、神はご自分と交流を持つために、
人を創られたからです。

神から切り離された人には、ぽっかりと
心の中に空白が生まれます。
人はその空白を埋めようとして
神の代わりになるものを求めはじめます。

先にも書きましたように
人はシンプルでコントロールしやすいものを好みます。
ですから、木や石や鋳物で像を作って拝むのです。
それらはシンプルでコントロールしやすいからです。

でも人々がコントロール不能で恐ろしいと思っている
その神が本当は愛と恵みに満ちておられ、
最も安全なお方だという真実は
なんという皮肉でしょうか。

そういうわけで、人の心の構造だとか、
そこから湧いてくる欲求とか、
感情とかいうものは、
なんともあいまいであてにならないものです。

それよりも、
聖書に記された神のことばを理解し、
神のことばに信頼し、神のことばに従っていく。
そのような人生はなんと幸いでしょうか。

どうか、すべての人が聖書に親しみ、
神を崇め賛美し礼拝する、
そんな世の中になりますように。
みなさまにますます限りない神の祝福がありますように。

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