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「朗読」して頂きました。

昨年12月、朗読家のはらまさこさんが、拙作「Merry Christmas」を朗読して下さるというお知らせをして、でも残念ながらそれは当時のコロナ禍の状況により実現されなかったのだけど。

明けて2021年。この2月10日に「ハスキーズギャラリー」で開催された「朗読発表会」にて、今度は拙作「輪舞曲」を朗読して下さったとのこと。

茅ヶ崎駅前の「ハスキーズギャラリー」では、毎週月曜11時より「MIHOの日本・世界文学朗読会」が行われています。 その前の、10時から11時まで、月々1〜2回の頻度で「朗読発表会」があり、ときどき参加させていただいています。 1/25は、...

Posted by はら まさこ on Tuesday, February 9, 2021

いやあ、もう、ほんとに感謝しかない。ここ数年、諸事情によりモノカキ業から離れていて、でもやっぱりどこかで、いつかまたコトバの世界に戻りたい、とは思っていて。思いながらも、なかなかすんなりとは戻れなくて。地団駄、ジレンマ、堂々巡り。

それでも。こうして自分が書いた作品を忘れずにいてくれる人がいる。そのことが、わたしにとっての光となっている。心細い薄闇の中、揺らめく灯り。ほら、あそこに、ひとつ、ふたつ。だいじょうぶ。ここはひとりぼっちの荒れ野じゃない。そう思えることのありがたさ。ほんとに、ほんとうに、ありがとう。

で。この「輪舞曲」は、昔々その昔(って、いつだ)某テキストサイトにて書いたもの。掲げられた「お題」をテーマに800字以内で書くという「800字小説」。そういえば、あの頃はよくこうして書いていた。書き始めると止まらなくて、作品を書くことに疲れると、気分転換にブログや詩(のやうなもの)を。書くことの疲れを書くことで癒やす、という日々。

そんな中で生まれた「輪舞曲」だけど、あれから時を経て、ひとつ問題が。それは文中のこんな一文。

隣の家のテレビで、タモリが賑やかに歌いはじめた。

当時はこれだけで、あのメロディとお昼の時間の空気感を思い浮かべてもらえたはずなのだけど。今となっては、もう「なんのことやら」な人たちも多いはず。ううむ。こういうのって、難しいもんですね。

というわけで、この掌編は、今回とは別立てでアップすることと致します。よろしければ、ぜひ。

さて、この「はらまさこ」さん。
次回もまた拙作を朗読してくださるとのこと(恐縮です)。
2月22日(月)10時~11時
茅ヶ崎駅前「ハスキーズギャラリー」
0467-88-1811
https://www.huskys-g.com/index.html

そして、もうひとつ。こちらにも出演されます。
ナレーション、朗読の世界でご活躍の小堀望さん主宰の『あなただけに読むための朗読教室』第2回発表会。今回は無観客での開催で、後日WEBで配信されるそう。ご興味のある方は、ぜひぜひ。どうぞお楽しみに。





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