宙に浮く

画像1 子どもの頃どうしてリスを飼ったのか、とか。小さな借家に床の間があった謎、とか。ひとりっ子の私は、親があちらにいってしまった今、そんな記憶のすりあわせがもう出来ないんだなあって思う。確固たる記憶の共有者がいない、となると自分の存在もあやふやな気がして、なんだか足が宙に浮いている。

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