コーヒー好きの住民と健康の関係

第9回 コーヒー好きの住民に健康な人が多いのは本当か？

自分で豆から焙煎して飲むほどではないけど、美味しいコーヒーは好きだし、毎日1〜2杯は飲む。

たまたまコーヒー好きと、住民の健康に関する記事を読んだ。

近年、コーヒーが健康に良い可能性を示す研究が蓄積されてきているそうだ。

この記事によれば、コーヒーの習慣的な飲用は、身体的健康（循環器疾患や２型糖尿病リスクの低下など）や、精神的健康（うつや自殺者が少ない）に寄与する可能性が報告されているが、社会的健康（社会的つながりが有意に多い）との関連についての研究は少ない。

でも、この記事の後半に出てくる以下の文は、日常的にコーヒーを飲む機会が多いことは健康にもつながることが示唆される。

日本人男女9万人を約19年間追跡した前向きコホート研究（JPHCスタディ）では、コーヒーを1日3～4杯飲む人は全死亡リスクが24%も低く、特に心血管疾患や呼吸器疾患などによる死亡リスクが低い

具体的な効果の要因は、以下のように記載されている。

香りや味、カフェインがもたらす短期的な感覚器や脳を介した作用と、喫茶習慣を通じて日々多量に摂取されるポリフェノールの抗酸化作用や抗炎症作用が相まって発揮されるものと考えられる

この記事を読んで、ほどほどにコーヒーを飲むことが、少しだけ私の健康にも寄与していることが感じられた。