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自己紹介②〜「情けない」教員の勝ち筋〜
情けない教員
まずは、私の初任の6年間が
いかに情けないものであったか、
語らせてください。
教育書など読もうと思ったこともなかった
そもそも研鑽など1mmも考えたことがなかった
早く帰って遊びたい、以外の感情はなかった
子どもは好きだが、感情で指導していた
保護者にも子どもにも好かれたいと思っていた
自分中心で生きていた
他の先生と自分を比較し、すぐに落ち込んでいた
もうこれくらいでいいでしょうか‥
書きながら落ち込んできました笑
私なりに全力ではありましたし、
卒業生に合うと嬉しい言葉をかけてくれますが、
それは子どもたちが素晴らしかったにすぎません。
カリスマに憧れる
![](https://assets.st-note.com/img/1704022563828-HR4mtpToEl.png?width=800)
私は覇気もなく、カリスマ性もありませんでした。
いわゆるキラキラした、
笑顔の眩しい「the教員」に憧れ、
何度もそれになろうと努力はしました。
今思えば無理なことなのですが、
クラスにいるだけで
子どもたちを明るくする人徳者教師に、
ならねばいけないと思い込んでいました。
授業もやる気はありました。
が、研究会に行くたびに新しい手立ての説明、
講演会では初めて聞く単語、
それを世間の当たり前かのように
話される推進大学教授。
正直、よりよくなることに
疲れ切っていました。
挫折で得た「仕組みづくり」
この記事にあるように
私個人でどうこうできるレベルではない、
圧倒的な挫折を味わうことで、
「私づくり」→「仕組みづくり」に
シフトチェンジすることができました。
これは中々難しいことだと思っています。
経験を重ねた教員が、
新しい教育観を受け入れることは、
そう容易ではないからです。
挫折のおかげで、
私は「仕組みづくり」に着手できました。
そして、すぐに壁にぶつかりました。
仕組みがうまくいかないことに焦りました。
なぜ上手くいかないかったのか。
なぜ焦ってしまったのか。
それは、私の「信念」「在り方」が
仕組みに存在していなかったからです。
ディズニーランドの素晴らしい接客の仕組みを
他のテーマパークが 形だけ マネしたところで、
それはハリボテに過ぎず、
きっと来場者に見抜かれるでしょう。
私の授業はまさに
ハリボテのテーマパークそのものでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1704022586022-p3S3unIavT.jpg?width=800)
しかし、ハリボテながらも
運営することはできました。
苦しみながら、もだえながらも、
来場者(子ども)の反応を分析しながら、
自分なりの信念を作りあげていきました。
彷徨い続けた「私づくり」から脱却できた喜びは、
人生史上第3位に当たるほどでした。
(1位子ども2位結婚と思えばなかなかです笑)
「情けない」教員の勝ち筋
結論、私個人はいまだ「情けない」ままです。
しかし、最初に挙げた項目全て、
今では綺麗に正反対の結果となって
行動するようになっています。
(良いか悪いかはさておき)
![](https://assets.st-note.com/img/1704022609223-3lbNS3NOe4.jpg?width=800)
茄子は茄子にしかなりません。
「情けない」ことを受け入れることが、
勝ち筋の一歩目となります。
「仕組みづくり」が
どれだけ有効なものか、
少しでも伝わりましたでしょうか。
自己紹介はほどほどにして、
次回からはマーケティング、
行動経済学の視点を取り入れた
具体的な実践と考え方に
入っていきたいと思います。
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