見出し画像

約束のネバーランド(20/12/19-20)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、週刊少年ジャンプの人気コミックを実写化した「約束のネバーランド」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

その楽園から脱獄せよ。私たちの未来のためにーー。「週刊少年ジャンプ」史上最も異色な脱獄ファンタジー、禁断の実写化! とのこと。

画像1

② OP興行

まずはこちらを確認します。

約束のネバーランド

販売数:149,477席
座席数:817,114席
回数 :3,342回
館数 :258館

稼働率  :18.3%
平均キャパ:244席
平均回数 :6.5

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。OP興収が近い「海賊と呼ばれた男」と比較します。

約束のネバーランド
初土日興収 :2億8,800万円
初土日動員数:21万9,000人
実質座席数 :107万9,984席

★最終興収=(341館×244席×6.5回×20.3%×1,315円)×◯◯倍
海賊と呼ばれた男

初土日興収 :2億8,600万円
初土日動員数:22万4,000人
実質座席数 :170万6,467席

★23.7億円=(426館×332席×6.0回×13.1%×1,277円)×8.3

2016年以降の実写邦画全体のOP興行でのポジションはこちらです。

画像2

※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が「約束のネバーランド」、ピンクが「新解釈・三國志」、「滝沢歌舞伎」、「サイレント・トーキョー」など公開中の近作。

最終興収20億円代も見える素晴らしいスタートです!

③ まとめ

「約束のネバーランド」は、1館あたり244席キャパで6.5回を341スクリーンで上映、平均して100席あたり約20人を動員。「海賊と呼ばれた男」は、1館あたり332席キャパで6.0回を426スクリーンで上映、平均して100席あたり約13人を動員。

また「約束のネバーランド」には、注目点がもうひとつあります。緊急事態宣言明け以降、長らく実写邦画は、平均キャパを確保できない状況が続いてきましたが、少し明るい兆しが!

主要作品の平均キャパを列記します。

今日から俺は!!   :142席
コンフィデンスマンJP:124席
糸          :117席
事故物件 恐い間取り :139席
浅田家!       :172席
罪の声        :137席
新解釈・三國志    :198席
約束のネバーランド  :244席

海賊と呼ばれた男   :332席

「海賊と呼ばれた男」に比べると、まだまだですが、少しずつ興行環境が戻りつつあるのではないでしょうか。

「海賊と呼ばれた男」同様の伸び率(8.3倍)になれば、24億円も見えてきます! 果たして…

以上、「約束のネバーランド」でした。

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?