見出し画像

アワードにエントリーすることのメリットとは? #PRLT

この記事は【広報LT大会(Lightning Text) #PRLT Advent Calendar 2019】の第11日目(12月11日分)にエントリーしています。

こんにちは。ネット宅配クリーニング「リネット」を提供するホワイトプラスで広報として働くミヤチです。

2018年12月にBtoCサービスの広報がやりたくてホワイトプラスに転職して丸1年が経ちました。それまではBtoB領域のベンチャー企業を数社渡り歩いておりまして、前職はHRテックのカオナビで広報を担当していました。早いもんですね、1年って。

さて、読んでいただいている皆さんに何がお届けできるかな?と思いあぐねた結果、今年はアワードエントリーに注力したので、アワード受賞のメリットやポイントなどについて触れてみようと思います。

なぜアワードエントリーに注力したのか

ホワイトプラスは、ネット宅配クリーニング「リネット」というサービスを提供しています。2009年からスタートして今年で丸10年。「宅配クリーニングサービス」の中では先駆け的な存在です。
サービスの拡充はいまだに続いてはいるものの、スタートアップのように毎月のように何かが機能追加されるというフェーズではないため、広報自ら話題を作りにいかねばなりません。
また、長らくサービスを提供しているのに、サービスに関しても組織に関しても外部からの評価はほとんど受けてこなかったこともあり、今年はアワードエントリーに注力することにしました。

おかげさまで今年は、「グッドデザイン賞」と「日本サブスクリプションビジネス大賞(Paidy賞)」を受賞することができました。

アワード受賞することのメリット

アワードを受賞すると、おのずと話題にできます。主催者側のリリースにも掲載していただけるし、授賞式に取材が入ることもあるので露出にもつながります。
が、それだけが目的ではありません。

・企業価値・サービスの価値を上げる
 外部からの評価を受けることで、企業やサービスの信頼度が増す。

・社員のモチベーションを高める
 「受賞ができるくらい、いい企業(サービス)なんだ」と企業やサービスの良さを再認識してもらえる。

この2つが大きなポイントになると思います。
アワード受賞は「ブランディング活動」の一環です。

何でもかんでもエントリーするのは違う

基本的には各社PR戦略があって、「PR活動の結果、どう思ってもらいたいか」のゴールがあると思います。なので、その戦略に見合ったアワードにエントリーすればOK。
万が一、ガッチリとしたPR戦略がなくても、考えることは同じです。何でもかんでもエントリーして受賞すれば良いというものでもなく、「受賞したことで、まわりにどう思ってもらいたいか」をイメージすれば、エントリーすべきアワードが見えてきます。

どんなアワードがあるのか

まずはエントリーできそうなアワードを年間でピックアップします。
どこかにまとまっていれば良いのですが、探してもなかなかなかったため、簡単ですがいくつかピックアップしたものを記載します。

サービス系
日本サービス大賞
グッドデザイン賞
ASPIC IoT・AI・クラウドアワード
日本サブスクリプションビジネス大賞
ポーター賞
コトラーアワード
ものづくり日本大賞

組織・企業系
働きがいのある会社ランキング
ホワイト企業アワード
WorkStoryAward
グッドアクションアワード
HRアワード
日本HRチャレンジ大賞
イクメン企業アワード・イクボスアワード
グッドキャリア企業アワード

起業家系
・日本ベンチャー大賞
JAPAN VENTURE AWARDS

などなど。
これ以外にも海外のアワードもたくさんあるので、正直、拾いきれません笑
提供する商材やサービス、業界によってさまざまなアワードが存在するため、ベンチマークしている企業がいれば、その企業が過去にどんなアワードを受賞しているのかチェックするのも有効です。

エントリーは大変だけど、やる価値はある

エントリーするには、もちろんエントリー資料の作成が必要です。
(中には簡単な情報だけでエントリーする場合もありますが)
その労力はなかなか大変なもので、1人広報だと結構辛かったりするのですが、最初にエントリーした資料があれば、それをアレンジして他のエントリー資料に活かせたりもします。
特に、組織系のアワードには人事の協力は必須。手分けして資料の作成をお願いする必要があります。

私はこれまで何社かの広報立ち上げor再構築に携わっているのですが、だいたい初年度はアワードエントリーに取り組んでいます。
なぜなら、エントリーするには自社やサービスの推しポイントを自ら見つけてアピールする必要があるので、自社やサービスを理解するのにはちょうど良いのです。
もしその年に受賞できなかったとしても、次回は別の視点でアピールして再チャレンジすることもできますよ。

さいごに

いろいろと書き連ねてきましたが、個人的には、受賞した後の社内やまわりの雰囲気がお祝いムードになるのが、何よりいいなと思っています。
そういう雰囲気づくりも、広報の仕事の一つかもしれませんね。
まだチャレンジしたことがない広報さんは、ぜひアワードエントリーにチャレンジしてみてほしいです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集